こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
飯倉大樹選手、ようこそ神戸へ!
さよなら、キムスンギュ選手
この夏に神戸のフロントが解決しなければならなかったのが、「外国人枠問題」と「守備陣のチョンボ問題」でした。
この問題解決策として、この夏動いたのがこのGKの入れ替え。
GK問題にしっかりと補強と言う手を打った事をいちファンとして、フロントを評価したいです。
前回の「CBオマリ選手獲得」に続き、守備ラインの補強。
守備の立て直しについて、フロントも重く見ていたことがわかりました。
なぜに「キムスンギュ選手」は神戸で望まれなくなったのか?
先に述べておきますが、「キムスンジュ選手」の能力はJ1リーグでもトップクラスのゴールキーパーだと僕は思っています。
じゃあ、「キムスンギュ選手」を売りに出さなくていいんじゃないの?
普通なら「キムスンギュ選手」がいいと思います。
でも、「ヴィッセル神戸」は違うのです…。
神戸のサッカーはGKもボール回し(ビルドアップ)に加わらなければならなくなったからです。
新しくGKを獲得しなければならなかった訳
「キムスンギュ選手」が神戸に加入した年、2016年は「ネルシーニョ監督2年目」のシーズンでした。
ツートップに「レアンドロ選手」「ペドロ・ジュニオール選手」がいて、カウンター主体のサッカー。
守備陣は守備に専念できる環境でした。
「キムスンギュ選手」も「ゴールさえ守ればいい」というわかりやすい仕事。
一番輝いていたシーズンでした。
状況が変わったのは2018年のリージョ監督就任。
「ゴールさえ守ればいい」という仕事と「ゲームを組み立てるビルドアップへの参加」を求められます。
「キムスンギュ選手」はGK能力は高いのですが、足元の技術は苦手…。
それなのにトラップ、パス、パスを受けるポジションの向上を求められはじめました。
練習でかなり意識して、技術向上を目指しているという記事もよく読みました。
そのなかでの、2018年のJ1第30節「川崎フロンターレ」戦での5失点。
ここから、GKのポジションを独占できずに前川選手と争う事になります。
ここで、「前川選手」がしっかりと「キム選手」からポジションを奪取しておけば、今回の移籍はなかったのですが…2019年のシーズンは「前川選手」「キム選手」ともに不安定でした。
信頼感の喪失
ディフェンスラインでビルドアップ中に相手FWプレッシャーに耐え切れずにボールロス→失点という場面が何度も見られるようになりました。
トラップミス…ボール空振り…足がすべって…。
何度も同じミスを見ていたら、チームとして我慢できなくなったんだろう事は想像できます。
今回、「キムスンギュ選手」は古巣・韓国のKリーグ「蔚山現代」に復帰します。
Kリーグは「キックアンドラッシュ」のサッカーなので、GKとしての商品価値をこれ以上落とす前に戻れて、キム選手としても良い移籍だと思います。
韓国の報道によると移籍金は0円。キムスンギュ選手の意向でほかにオファーをしていた競合クラブより条件が低い「蔚山現代」に復帰との事です。
おそらく、神戸としてもキム選手へのこれまでのチームへの貢献を考慮して、移籍金0円で古巣クラブへの移籍を許したのだと思います。
キムドフン監督の下、がんばれ!
飯倉大樹選手…横浜マリノス・松永GKコーチの最高傑作
今年のJリーグに神戸と同じく、GKにビルドアップを要求するチームがあります。
神戸が目をつけたのは、そのなかの「横浜Fマリノス」。
松永GKコーチの最高傑作と言われる「飯倉大樹選手」を完全移籍で獲得してきました。
横浜FマリノスのGK能力でとても興味深い記事を見つけたのでリンクしておきます。
もしよかった、ご覧ください。
正直、マリノスの生え抜き選手でやっと2017年から正GKとして活躍し始めていた飯倉選手を横浜が出すとは僕は思えませんでした。
今年は朴選手にGKのポジションを奪われてしまい、出場機会を求めていた飯倉選手の事情があったのだとは思いますが、ビックリです。
でも、彼は神戸の求めているGK像そのもの…ビルドアップのできる日本人GK。
100点満点の補強だと思います。
…飯倉選手の頭の上を狙えばいいと言われてるくらい前にでてくるGKなので、DFとのコンビネーションが確立するまではポカはあるとは思いますが、僕としては温かく応援したいと思います。長い目で見ていきましょう!
若手GKのレンタル移籍を!
今回の移籍劇、反省をしないといけないと思っています。
- GKのシーズン途中での入れ替え移籍
- チーム戦術にフィットしていないGKでシーズン開始した事
- 第2・第3GKが正GKになれない現実
ヴィッセルがJ1残留争いを戦う状況になった原因は守備陣の不甲斐なさです。
なによりも問題なのが、キムスンギュ選手に変わる第2・第3GKが戦力にならなかったという事です。
前川選手はキック能力が高いですが、ビルドアップ能力に加えてGK本来のゴールを守る能力に疑問符がついています。
本来は彼がGKのポジションを奪取して、キム選手を追い出すくらいの活躍をしなければならなかったはずです。
ゴールキーパーのポジションは1席です。このまま、ヴィッセルの第2・第3GKの選手は戦力にならないまま数合わせでベンチに置いておくだけの存在なのでしょうか?
神戸のフロントには、若手GKがポジションをとれそうなJ2・J3・JFLのクラブにレンタル移籍をさせるべきだと思います。
…できたら、GKにビルドアップを求めるクラブに!
今シーズン、5人もGKは必要ないはずです。
あとの補強ポイントは、SB・ボランチ
僕が考えるヴィッセル神戸の補強ポイントは「SBとボランチ」です。
できれば、テクニックに優れて運動量が多い選手…
三田選手?
……理想は噂のある「酒井高徳選手」です。
SBとしての実績も高く、ボランチとしても起用できるハートの熱い選手です。
神戸という噂もありますが、FC東京に決まっているんじゃないかという話も聞いています。
神戸のフロントがどこまで追い上げられるのか?
期待したいと思います。
「フェルマーレン選手」って、ボランチできたかな?
でも、運動量がなぁー…。
「サンペール選手」…良い選手なんだけど、外国人枠がなぁー。
縦への推進力もあればなぁー。
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