こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
Jリーグ「育成リーグ」創設へ
Jリーグの抱える「育成(若手伸び悩み)」問題
Jリーグが抱える問題のひとつに「育成」があります。
Jリーグは「プロ」のサッカーリーグなので、サッカーの実力でポジションを勝ち取らなければなりません。
そうなると「ベテラン」選手がポジションを独占してしまい、「若手」選手が伸びないという状況になってしまっていました。
これが「若手の伸び悩み(育成)」問題です。
「若手の伸び悩み(育成)」問題と戦うJリーグ
Jリーグはいろんな施策を打って、この「若手の伸び悩み」問題と戦ってきました。
これまでのJリーグ施策
- サテライトリーグ
- U22リーグ選抜チームのJ3参戦
- FC東京・G大阪・C大阪のU23チームのJ3参戦
財政難と言う理由で「サテライトリーグ」がなくなり、強化にならないと言う理由で「U23リーグ選抜」がなくなりました。
U23チームのJ3撤退
まだ、理由がはっきりしませんが、現在の「U23チームのJ3撤退」が決まっています。
理由はたぶん「人数不足」なんだと思います。
久保選手・食野選手など海外リーグへ巣立っていた選手たちは「U23チーム」で頭角を現してきた選手です。つまり、U23チームは「強化」が成功。でも、「強化」が成功した為に日本ユース代表に選手が抜かれるので3チームが「人数不足」の問題に直面しました。
18歳以下のユース所属している選手をJ3で起用しているチームが増えたのはそういった事情があります。
「強化」が上手く言った理由
U23チームの「強化」が上手く言った理由は「J3」で試合に出れた事だと思います。
この教訓が示した事は「若手」選手はチームで平等に競争し、公式戦で多くの経験を積み、化けていく事。
最近、若手選手のJ2への「育成付きレンタル移籍」「レンタル移籍」が増えてきているのはこの傾向をJリーグの各クラブが参考にしているからではないでしょうか。
「育成リーグ」は「若手の強化」に役に立つのか?
「育成リーグ」の報道されている内容を読んでみると「サテライトリーグ」をもう一度つくるの?っていう疑問がわきます。
僕は「育成リーグ」は選手強化にはあまり役に立たないと思っています。それより「J3」の改革を進めるべきだと思います。
公式戦にでる事で若手選手は強化される実績があるのだから、それを各クラブがうまく使える状況をつくるべきだと思います。
提案したい「J3改革案」
J3改革案として、将来的に
- J3を32クラブくらい増やして、地域ブロックで運営する
- J1、J2クラブはJ3クラブに選手をレンタルする事で若手選手を強化する
- J3クラブはJ1・J2クラブから選手を借りて、財政的な負担を緩和する
- J3はJ2・J3クラブから借りている選手により、リーグのサッカーの質が高くなる
- J3の運営時期をJ1・J2とずらして、J1・J2の試合過密時期にレンタルバックできる状況をつくる
- J3からJ2に昇格クラブにはリーグ開催時期をずらしたことにより、J2昇格チームの編成する時間を多く確保できるようにする
というのはどうでしょう?
J3クラブの財政負担を軽くでき、「若手選手の強化」ができる方向へとJリーグには議論してほしいと思います。
J3クラブ増加は「ベテラン選手」の受け入れ先にもなる
今回は「若手選手の育成環境」を考えていきましたが、J3クラブを増加する事は「ベテラン選手」の受け入れ先にもなると思います。
ベテラン選手の経験を若手選手に伝える事も「若手選手の強化」につながるのではないでしょうか?
J3クラブにもJ1クラブで活躍していたベテラン選手が加入する事でクラブの話題性を高めることができるのでないかとも思います。
FC琉球はJ2ですが、小野伸二が加入したことで沖縄サッカーが盛り上がっていますよね。
このような効果が各地で見込めるのではないでしょうか?
Jリーグの未来を占う「育成リーグ」の今後に注目したいと思います。
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