こんにちは、おふと申します。
「サッカー」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にサッカーの魅力を綴っていきます。
今回は「名古屋グランパス・風間監督解任」についてです。
名古屋行ったら、お昼には「ひつまぶし」ですよね。
ポゼッションサッカー志向クラブは減少!
観客動員数アップでJリーグをリードする名古屋グランパス
Jリーグで観客動員数が伸びていて、注目されているクラブがあります。
それが「名古屋グランパス」。
- 2019年 平均観客動員数 28,318人(2019年8月30日)
- 2018年 平均観客動員数 24,600人
- 2016年 平均観客動員数 17,890人
YouTubeチャンネル「浦議チャンネル」さんで名古屋グランパスの観客動員数の伸びについて動画がアップされていたのでご紹介します。
名古屋って何でこんなに観客動員伸びてるの?成績は浦和と同じぐらいなのに!!【アウェーサポーターさんと埼スタまで一緒に歩いてお話聞いた】 - YouTube
↑動画はこちら
それだけの観客動員数を伸ばしているのだから、名古屋が優勝争いをしていると普通は思いますよね。
では、名古屋の順位をおさらいしてみましょう。
- 11位 名古屋グランパス 勝ち点31(9月24日現在)
実は残留争いに巻き込まれています。成績関係なしにファン拡大を実施できるフロントに賛辞をおくりたいです。
ポゼッションを主体とした「風間サッカー」
今回、名古屋グランパスの監督を解任された「風間監督」。
日本人監督としては「ポゼッションサッカーの代名詞」と言える監督です。
Jリーグ王者・川崎フロンターレのポゼッションサッカーの土台を作り上げ、名古屋グランパスでも魅力的なサッカーを実践していました。
名古屋ではなかなか安定した成績をあげる事ができませんでしたが…。
他クラブのファンが言うのは、変だとは思いますが…風間監督が理想とする「名古屋のサッカー」の完成形が見たかったと思います。非常に残念です。
残留争いの中とは言え、クラブの将来を決める大きな選択を選んだと思います。
しかも、「堅守速攻」をこれまで就任してきたクラブで実践してきた「フィッカデンティ監督」。
全く正反対な監督を選んだ名古屋グランパス。
これでポゼッションサッカーを志向するJクラブが減少しました。ヴィッセル神戸のファンとしては、同じ「ポゼッションサッカー」を志向するクラブとして、名古屋グランパスを同志的な視線でみていたので少し寂しいです。
個人的にも見ていて面白いと僕が思えるのはバルサのような「ポゼッションサッカー」です。だから、調子のよかった時の名古屋のサッカーは非常に面白かったです。
ポゼッションサッカーは攻撃的なサッカーではありません
以前、ブログの記事として書いたのですが…
ポゼッションサッカーは攻撃的なサッカーではありません。敢えて言えば、一種の「守備のやり方」です。
今回のニュースでも、ポゼッションサッカーが「攻撃的」だと言う誤解があるように感じます。
ポゼッションサッカーの利点
- ゲームの主導権を握ることができる
- ボールを握っている間は攻められない
ポゼッションサッカーの弱点
- 「遅攻」が多くなるので、ゴールを決めるのが難しい
- ボール回しをDFラインでしているところでボールを奪われると「カウンター」の餌食になる
ポゼッションサッカーの「利点」と「弱点」は表裏一体です。
ボールを持っている時間が多い分、ゲームの主導権を握ることができます。その場合「遅攻」になるので相手の守備が整っている所を攻めます。
つまり、なかなかゴールを決めることができません。
さらに、ボールを持ってパスをまわしている時に相手チームにボールを奪われると「カウンター」を受けます。
「カウンター」を受けた時は自陣の守備が整っていないので、簡単にゴールを決められてしまいます。
…ここまで書いていくと利点が全くないように感じます。
でも、ボールをしっかりと持っていれば、相手に攻められることがないので「最強の守備」をしていると言えます。さらに、ゲームの主導権を握れるので「体力」を温存しながらゲームを進める事ができます。
名古屋グランパスが諦めてしまったように感じる「ポゼッションサッカー」。
神戸には諦めずに、果敢にチャレンジして完成させてほしいと思ってしまいます。
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