こんにちは、おふと申します。
このブログは「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
試合のレビューは僕が感じた感想をそのまま書いていますので、酒を呑んだおっさんの戯言くらいで読んでもらえると嬉しいです。
2019/11/30 J1リーグ第33節 ○3-1 鹿島アントラーズ戦
https://www.youtube.com/watch?v=ykSvZi0z2tI
↑「神戸×鹿島」ハイライト動画(YouTube)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=n6ZbevbZ_oM
↑「【inside】神戸×鹿島」の舞台裏(YouTube)はこちら
↑試合のデータはこちらのサイトを参考にしています。
得点
- 前半14分 1-0 藤本 憲明(神戸)
- 前半29分 2-0 郷家 友太(神戸)
- 前半40分 2-1 土居 聖真(鹿島)
- 後半43分 3-1 小川 慶治郎(神戸)
個人的な感想
勝利のみが優勝の条件だった「本気の鹿島アントラーズ」だったよね?
この試合で期待していたのは、優勝争いをしている「本気の鹿島アントラーズ」に「ヴィッセル神戸」がどのような試合ができるのか?でした。
まだ準決勝が残っているのですが…神戸が勝ちぬけると信じて
おそらく、高い確率で天皇杯決勝の対戦相手は「鹿島アントラーズ」。
もちろん、タイトルが懸かっている本気の!
だからこそ、ヴィッセル神戸としては「天皇杯決勝の前哨戦」として絶好の機会になると思っていました。
だからこそ、「天皇杯決勝」に起用するベストメンバーで挑む事が肝要だと思っていました。
でも、トルステンフィンク監督の思惑は僕とは違っていたようです。
それは当日のスタメンを見ればわかります。
なんと7人を入れ替え…イニエスタ選手やフェルマーレン選手を休ませて、これまで出番の少なかった選手を起用してきました。
意外としか思えない采配です。
しかも、勝ち点3という結果まで出してしまうとは…。
「常勝」鹿島アントラーズの現状
現在、J1での順位が3位。
優勝争いをしている鹿島アントラーズは、この神戸戦で勝たなければ優勝の可能性がなくなる切羽つまった状況でした。
「常勝」鹿島を支えているのは「鹿島の伝統」だと思います。
フォーメーションは「4-4-2」。
攻撃陣を引っ張る外国人は「ジーコ的なブラジル人」で、良くも悪くも良き時代のブラジルのスタイルを堅持しています。
ポジション毎に役割があり、それを確立していて、選手が全うしているという印象を受けます。
それが、今年の鹿島は主力選手の海外移籍が響き、大幅な戦力ダウンを強いられています。おそらくですが、親会社が「メルカリ」に変わったのは選手の確保を「日本製鉄」ではできないと悟ったからではないでしょうか?
現在、鹿島に所属している日本人選手には失礼なのかもしれませんが…
各ポジションごとにスケールダウンしているのではないでしょうか?
だからこそ、今節の完勝できたのではないかと思います。
来季以降の話で言うと、鹿島は「メリカリ」という親会社を手に入れて、この春どのような補強をしてくるのか?チームの柱となるビックネーム獲得もあるのではないかと思ってしまいます。
神戸のやりたい放題だった前半
神戸の控え選手を多く起用したこの試合で、びっくりしたのが「神戸のやりたい放題だった前半」です。
その原動力は「連動性」。
これまで神戸ではイニエスタ選手が中心であり、イニエスタ選手を抑えられるとパス展開がスムーズではなかった部分がありました。
今節はイニエスタ選手の欠場により、パス展開がノッキングするいつもの状況になるかなとおもったのですが…選手たちの「連動性」によりノッキングしませんでした。
一人のスーパースタープレイヤーで輝くシーンと複数の選手の連動で輝くシーンが数多く両方見れるようになれば、神戸ももうひとランクチームとして上がれるのだと思います。
その下地はできたのではないでしょうか?
郷家選手と藤本選手の顔出しもよく、特に2点目は選手同士の「連動性による」素晴らしいゴールが決まりました。
神戸が良かったのか?鹿島が悪かったのか?
神戸はチームとしてこんなに成長しているんだ!と言いたいのですが…
本当にそうなのか?と疑ってしまいたくなる前半でした。
神戸のやりたい「パスをまわし、しっかりと相手の守備を崩すサッカー」ができて、しかも2得点。
さらには、得点者は「藤本選手」に「郷家選手」。今は控えですが…来季以降に神戸の中心になるべき選手たちがしっかりと「神戸のサッカー」を体現してくれて、選手層の厚さを感じさせる…まさに収穫が多い内容でした。
でも、それでも、会心の出来過ぎて、あの「鹿島アントラーズ」は本気だったのか?と疑いたくなるような…優勝争いをしているはずなので本気のはずなんですが…。
もっと神戸の守備にプレッシャーを与える鬼気迫る攻撃が後半にあると思っていたのですが、それもなく…ある意味あっさりしていたような気がします。
なぜ、鹿島はあれほど消極的になってしまったのか?正直、理解できていません。
その辺りが天皇杯でのヒントにならないかと思います。
天皇杯タイトル獲得へ
今節の鹿島戦は、神戸にとっても鹿島にとっても予定していたのとは違う意味で「天皇杯の前哨戦」になってしまったと思います。
神戸にとってはこの試合を主力選手を数人温存した状況で鹿島に完勝してしまった結果が天皇杯タイトルにどう影響するのか?
鹿島とっては、「リーグ優勝の目を摘んだ相手」として、今回とは違う意気込みで天皇杯決勝に挑んでくるはずです。
今から天皇杯が楽しみで仕方ありません。
がんばれ!ヴィッセル神戸!!
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