こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「ACLのグループGで対戦するライバルクラブ」についてです。
- 中国の超ビッククラブ「広州恒大」
- 「プレミアリーグ」を手本にした「中国スーパーリーグ」
- 投資によって成長してきた「広州恒大」と「ヴィッセル神戸」
- アジアサッカーの主流は「金満のビッククラブ」
- 「クラブ格差」だけでなく、将来的には「リーグ格差」が拡がる?
- Jクラブはより「経営面の強化」を!
中国の超ビッククラブ「広州恒大」
ACL優勝候補「広州恒大」との対戦で神戸のアジアでの立ち位置がわかる
僕が今回の「ACL」で一番楽しみにしている対戦が「広州恒大」とのカードです。
なぜなら、現在のクラブシーンにおいて、アジアサッカーの中心地はおそらく「中国」です。
その中国リーグ王者と対戦が実現するからです。
「広州恒大」については、以前下記の記事で書きました。
今回はACLで「広州恒大」と対戦する意義について、書いていきたいと思います。
「プレミアリーグ」を手本にした「中国スーパーリーグ」
多額の投資により、「サッカーリーグ」を成長させた成功例はイングランドの「プレミアリーグ」。
「プレミアリーグ」はヨーロッパにおいて、「最もお金を集めているリーグ」と言っても過言ではないと思います。その「プレミアリーグ」を参考にして、お金の力で成長してきたのが「中国スーパーリーグ」と言えます。
その中国サッカー成長の先鞭となり、原動力となっているのが「広州恒大」です。
投資によって成長してきた「広州恒大」と「ヴィッセル神戸」
「広州恒大」と「ヴィッセル神戸」の類似点が「ワールドクラスの外国人選手を活用してクラブを成長させてきた」という点です。
つまり、クラブに投資することでチームを強化してきました。
ヴィッセル神戸はアジアで通用するのか?
これまで日本のクラブは「日本人を育ててアジアに勝つ」という手法でアジアを戦ってきています。
「浦和レッズ」も「ガンバ大阪」も「鹿島アントラーズ」も「ワールドクラスの外国人選手」を活用して、ACLを獲ってきたわけではありません。
しかし、神戸はこれまでの日本のクラブとは毛色が違います。世界的なスーパースターであるイニエスタ選手を擁し、これまでの日本のクラブではない方針でACLに臨みます。日本では「金満クラブ」と揶揄されたりもしますが…規模は違えど、中国の同じ「金満クラブ」の広州にどうようなサッカーができるのか?
「中国第一の金満ビッククラブへの挑戦」…神戸のアジアでの立ち位置が明確になる一戦になると思っています。
アジアサッカーの主流は「金満のビッククラブ」
「広州恒大」もそうなのですが、前回のACL優勝チーム「アル・ヒラル」が示したように、アジアサッカーの強豪クラブは多額の資金をクラブに投資しています。
アル・ヒラルはACL決勝で「ジョヴィン͡コ選手」「ゴミス選手」など「ワールドクラスの外国人」を活用し魅せるサッカーで浦和レッズを粉砕しました。
アジアの主流は「金満のビッククラブ」。
各リーグ内でクラブ格差がつき、ヨーロッパと同じように毎年同じクラブが優勝争いをしている状況にどんどんなっていっているのです。
「クラブ格差」だけでなく、将来的には「リーグ格差」が拡がる?
アジアに「金満ビッククラブ」ができ、各リーグ内にクラブ格差が拡がってきています。
このような状況の中、J1クラブは方針の転換を考える必要があるのではないかと思います。
特にビッククラブを標榜しているクラブについては「選手」に投資すべきではないでしょうか?
妄想ですが…「FC東京」がホームスタジアムを「国立競技場」に移して、C・ロナウド選手を中心にしたカウンターサッカーを展開したら、Jリーグがものすごく盛り上がると思うのです。
なぜ、そう思うのかというと…
ヨーロッパのリーグ現状を見ていると、将来的にアジア内で「リーグ格差」が拡がっていくのではないかと思うからです。
ヨーロッパのリーグ現状は4大リーグ(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョール、セリエA)が飛びぬけていて、その他のリーグがその「下請けリーグ化」しています。
いままでのようにJリーグのビッククラブが「選手を育てて」という方針だと「Jリーグのエールディビジ化」となっていくと推測します。
昨年のCLベスト4だった「アヤックス」の主力選手たちが4大リーグのビッククラブに買われて、チームを一から作り直したように…。
このままだと、今は「日本代表選手がヨーロッパに行くケース」が将来的には「日本代表選手が中国・中東に行くケース」に変わってしまうのかもしれません。
Jクラブはより「経営面の強化」を!
「お金を使え」という主張だと誤解を受ける前に「お金を稼げ」という面も大切だという点も指摘しておきたいと思います。
Jクラブの「金満ビッククラブ化」には「経営面の強化」が必須です。
「資本主義」においては正しい成長法こそ「金満ビッククラブ化」であると思います。
でも、正しいと判断する基準はしっかりとした利益が出ている事が前提になります。
その判定は決算発表時に公表される「決算報告書」です。
つまり、アジアでのサッカークラブに取り残されないようにする、Jクラブの「金満ビッククラブ化」は「経営面の強化」が第一歩だという事です。
ヴィッセル神戸の場合、「楽天」と言う絶対的な親会社がスポンサーとしてクラブを支えてくれています。
「楽天」がヴィッセル神戸に求めているのは、「楽天の企業イメージアップ」です。
それは「成績」や「クラブイメージ」や「海外広報」だと思います。
ヴィッセル神戸のファンが「経営面の強化」でできることは「クラブイメージの向上」です。
老若男女問わず、クレムゾンレッドの服を着て、「神戸讃歌」を歌う。
負けが続いていても、チームを尊重しサポートする「神戸サポーター」。
普段のJリーグでの神戸サポーターの姿を続けていく事がクラブへの貢献になると僕は思うのです。
中国スーパーリーグも改革を進めているようです。
爆買いだけでなく、「経営面の強化」に乗り出してきているみたいですね。
個人的に面白いなぁと思うのは、企業名を取り除くという点です。
これにより、どのような変化を起こすのか?
来年以降、中国スーパーリーグの動向も要チェックですね!
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#Jリーグ #ACL