こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「ライバルクラブの因縁マッチで盛り上がるJ1観戦」についてです。
因縁マッチで盛り上がる「J1リーグ」
Jリーグが開幕して、今年で27年目
サッカー観戦の醍醐味は「どれだけ熱くなれるか?」という点にあると思います。
その熱さを象徴するのが「サポーターの応援」です。
だから、はじめてサッカー観戦した人が一番圧倒されるのが「サポーターの応援合戦」。
この「サポーターの応援」の非日常をもう一度見たいや混じりたくて、スタジアムのリピーターになっていきます。
今回はそんな「サポーターの応援合戦」が最も盛り上がる「J1における因縁マッチ」のご紹介です。
Jリーグが1993年に開幕して、今年で27年目になります。
27年経つといろんな事が起き、「ライバルクラブ」と言える関係もできてきます。
少年漫画でも必ず登場するのが「ライバル」。
主人公の成長には欠かせない存在です。
「ヴィッセル神戸」にはない「ライバルクラブの因縁マッチ」
ヴィッセル神戸は素晴らしいクラブですが、足りないモノがひとつあります。
それは「ライバルクラブ」です。
一応「関西ダービー」という名ばかりの「企画先行型ダービー」はあります。でも、肝心の「相手クラブ」には「本当のダービーマッチ」があり、神戸戦は「本気のダービー」というわけではないのです。相手クラブにとって、神戸が「絶対に負けたくない相手」というわけではないのです。
ですので、今回は神戸以外のクラブ紹介になってしまいます。
ライバルクラブ同士の「ダービーマッチ」
一番わかりやすいのが「ダービーマッチ」。
同じ都市をホームタウンにしているクラブ同士のライバル関係です。
「ダービーマッチ」は同一都市に強い2クラブが存在しないと盛り上がりに欠けてしまいます。
例えば、今年のJ1リーグでは
「横浜ダービー」は「優勝クラブ」と「昇格クラブ」のダービー。
「埼玉ダービー」「東京ダービー」「千葉ダービー」「静岡ダービー」は片方のクラブがJ2なので実現せず…。
同一都市に強いクラブがふたつ存在するという事はなかなか難しい現象なのです。
J1のダービーと言えば、「大阪ダービー」
僕が「ダービーマッチ」でおススメしたいのは「大阪ダービー」。
神戸ファンの僕が言うのもなんですが、羨ましいくらい熱いダービーです。
ダービーの日は、「クラブ同士の歴史」、「クラブのプライド」、「サポーターの意地」のすべてがぶつかります。
セレッソ大阪ファンに「絶対負けたくないクラブは?」と聞けば、間違いなく「ガンバ大阪」と答えると思いますし、ガンバ大阪ファンに同様の質問をしたら「セレッソ大阪」と必ず答えると思います。
そのくらいバチバチです。
あと、観戦すればわかるのですが…
ガンバ大阪の「青黒」とセレッソ大阪の「ピンク」のチームカラーのサポーターが織りなす応援合戦は圧巻です。チームカラーのコントラストがスタジアムを鮮やかに色づけるので、サポーターがスタジアムを素晴らしい舞台に創り上げます。 僕が「Jリーグで一番盛り上がる試合を見に行きたいのだけど」と聞かれたら、迷わず「大阪ダービー」と答えると思います。
戦績は
- リーグ戦 ガンバ大阪の23勝5分10負 (ガンバ大阪が勝ち越し)
- 天皇杯 セレッソ大阪の2勝1分 (セレッソ大阪が勝ち越し)
- ACL2011 ラウンド16 ガンバ大阪 0-1 セレッソ大阪
日常のリーグ戦ではガンバ大阪が勝ち越していますが、ここ一番のカップ戦ではセレッソ大阪の方が勝ち越しています。
なにより、2011年のACLラウンド16での対戦では激闘のうえ0-1でセレッソ大阪が制しました。
この対戦の歴史も「大阪ダービー」を年に2度あるお祭りコンテンツとして、大阪の街を盛り上げてくれる要因となっています。
・5/2(土) パナソニックスタジアム
・8/29(土) ヤンマースタジアム
新ライバル関係「横浜Fマリノス」と「川崎フロンターレ」
近年、注目したい「ライバルクラブ」は「横浜Fマリノス」と「川崎フロンターレ」です。
もともと「横浜Fマリノス」というJSL時代から続く伝統の強豪クラブに対して、「川崎フロンターレ」は近年伸びてきた新興勢力。
同じ神奈川県にありながら、ライバル関係という感じではありませんでした。
ところが、「川崎フロンターレ」が2017、2018年のリーグ連覇を達成する事でライバル関係に発展していきます。
ライバル関係の決定打は「斎藤学選手の川崎への完全移籍」だったと思います。横浜Fマリノスのファンとしては「背番号10」「キャプテン」「生え抜きエース」を川崎フロンターレに「0円移籍」で獲得されたのだから、怒りますよね。
サポーターの気質も真逆です。
どちらもお洒落なサポーターと言うのが共通点。
横浜Fマリノスは「トリコロール」で、メジャーな応援アイテムは「傘」。
Jリーグ創成期から「お洒落でかっこいい応援」の先頭に立っていたのですが…
新興勢力・川崎フロンターレはもっと「カジュアル」。
Jリーグ初心者の人も「ゴール裏」へ行くハードルが最も低い。
クラブを挙げて、自由な応援企画を押し出してきます。
関東の「伝統クラブ」×「新興勢力クラブ」。
「ライバルクラブとしての関係」を大切に育てていってほしいものです。
・3/14(土) 日産スタジアム
・7/4(土) 等々力陸上競技場
ヴィッセル神戸にも「ライバルクラブ」が欲しいです…
最初に述べておきましたが、神戸には「ライバルクラブ」が存在しません。
クラブ同士のイベント企画程度ならあるのですが…
なぜライバルクラブがいないのかと言うと
- ここ一番の試合をあまり経験したことがない
- 友好的なクラブの方が多い
今後、成績が伴ってくれば「金満クラブ」として他のクラブから嫌がられる存在になるかもしれませんが…。
これまでは、神戸戦はお客さんをスタジアムに呼んでくれる「優良コンテンツ」となっていました。
おそらく、今後も他クラブにとっては「優良コンテンツ」なんだろうなぁ。
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