こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「ファン指標配分金」についてです。
Jクラブ経営は難しい…
赤字クラブが増えている「2018年度Jクラブ経営状況」
2020年1月から「ベガルタ仙台が2億7100万円の赤字を19年度決算の見通し」というニュースがでていました。
楽天におんぶにだっこで成績をあげてきた神戸のファンがなに言っているの?と言われそうですが…正直、楽天にスポンサーしてもらえる前はずっとお金に苦しんでいたのが「ヴィッセル神戸」です。
応援している「Jリーグ」「Jクラブ」の経営について知ってきたいので、公開されている2018年度の経営状況を調べてみました。
赤字クラブは「17クラブ」
2018年のJクラブ「純損益」を調べてみると
- 赤字クラブは「17クラブ」
- J1リーグの赤字クラブは「5クラブ」
- J2リーグの赤字クラブは「3クラブ」
- J3リーグの赤字クラブは「9クラブ」
J3に関しては「14クラブ中9クラブが赤字」。Jクラブの経営が難しいと言うのがわかる数字がでていました。
詳しくは
■18年度純利益
▽J1
札幌(▲1億6500万円)
仙台(▲7300万円)
鹿島(+4億2600万円)
浦和(+3900万円)
柏(3月決算)
FC東京(+1億3400万円)
川崎F(+3億2200万円)
横浜FM(+200万円)
湘南(3月決算)
清水(▲2億5600万円)
磐田(3月決算)
名古屋(+1億2300万円)
G大阪(+2億5300万円)
C大阪(+200万円)
神戸(+10億5200万円)
広島(▲2億7700万円)
鳥栖(▲5億8100万円)
長崎(+3700万円)
J1合計(+10億3800万円)
▽J2
山形(+1200万円)
水戸(0)
栃木(+1000万円)
大宮(0)
千葉(+6300万円)
東京V(+100万円)
町田(▲3300万円)
横浜FC(0)
甲府(+100万円)
松本(+3000万円)
新潟(▲1億4900万円)
金沢(+600万円)
岐阜(+1億1300万円)
京都(+7800万円)
岡山(+1300万円)
山口(▲5600万円)
讃岐(+100万円)
徳島(+5200万円)
愛媛(+600万円)
福岡(+200万円)
熊本(+1600万円)
大分(+3700万円)
J2合計(+2億300万円)
▽J3
岩手(+1100万円)
秋田(+200万円)
福島(▲1400万円)
群馬(▲3500万円)
YS横浜(3月決算)
相模原(▲100万円)
長野(▲4700万円)
富山(▲3900万円)
藤枝(+200万円)
沼津(▲1500万円)
鳥取(+200万円)
北九州(▲2100万円)
鹿児島(▲900万円)
琉球(▲4800万円)
J3合計(▲2億1200万円)
クラブの基本的な収支の計算は
「営業収益」-「営業費用」=「純損益」
「営業収益」には
- 広告収入
- 入場料収入
- その他(賞金など)
- 物販収入
- Jリーグ配分金
- アカデミー関連収入
があります。
つまり、この「営業収益」を増やさなければクラブが発展していかないのです。
原資5億円の「ファン指標配分金」でJクラブ支援
Jリーグも営業収益の一部である「新たなJリーグ分配金」を用意して、Jクラブを支援していくようです。
2/7の「Jリーグビジネスカンファレンス」にて「ファン指標配分金」が発表されました。
原資が「5億円」
ファン指標配分金の原資が「5億円」…J3の赤字総額が「2億1200万円」。
J3クラブが総獲りしたら、J3の赤字分がそのまま黒字に転換してしまう金額なんです!
この「ファン指標配分金」をどのように分配するのか?というと
同配分金は、各クラブ別でスタジアム来場者やライブ配信を行うDAZNの視聴実績を数値化。開幕から5月上旬まで目安とする数節分で、各クラブの数値の比率に応じて原資となる5億円を分配する。
つまり、
- みんなでスタジアムに観戦しに行こう!
- みんなで「DAZN」を観よう!
このふたつです。
今回の配分金制度は「ファン・サポーターの行動がクラブ経営を助ける」というわかりやすいシステムです。
DAZNを見る時は、ぜひ「ヴィッセル神戸」の試合をご覧ください!
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