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こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「ヴィッセル神戸がJリーグ史上初の100億円クラブになった」件についてです。
「ヴィッセル神戸」はJリーグ史上初の「100億円クラブ」
Jリーグが19年度クラブ経営情報開示しました。
気になる人には待ちに待っていた情報開示です。
昨年度の開示で過去最高(96億6000万円)のクラブ最高を更新したヴィッセル神戸が、Jクラブとしては史上初となる100億円を突破する114億4000万円を計上した。一方で営業費用も110億500万円で、人件費は前年比24億4600万円増の69億2300万円だった。当期純利益は2億4300万円。
19年度のトピックスは「Jリーグ初の100億円クラブ登場」だと思います。
Jクラブがビッククラブの目安にしていた売上高「100億円」
これまで、Jリーグのクラブは「100億円」の売上をひとつの目安にしていました。
それは、経営的に調子のいいクラブが現れるたびに「100億円クラブ」という感じの記事が出てくることでもわかります。
Jクラブが「100億円クラブ」を目指す理由(プロ野球球団との比較)
では、Jクラブがなぜ「100億円クラブ」を目指してるのか?
それは、日本におけるプロスポーツの先駆者「プロ野球」への憧れであると僕は思います。
よく「プロ野球」と「Jリーグ」を比較されるのですが…
「プロ野球」が圧倒的に勝っているのは「売上」です。
プロ野球球団の売上高
- ソフトバンクホークス 274億円(2015年)
- 読売ジャイアンツ 253億円(2015年)
- 広島東洋カープ 142億円(2015年)
- 横浜DeNAベイスターズ 103億円(2015年)
- オリックスバファローズ 82億円(2015年)
- ヤクルトスワローズ 77億円(2015年)
(出典 「会社四季報」業界地図2017年版)
プロ野球の経営情報は基本的に開示されていない為、「会社四季報」業界地図2017年版による2015年度の予測値を参考にしています。
この売上高が示すように、ほとんどのプロ野球球団の売上高は100億円以上。
「ソフトバンク」や「巨人」は200億円を超えています。
日本で行っている同じプロスポーツの「Jリーグクラブ」には売上100億円を記録したクラブはありませんでした。
プロスポーツとして、プロ野球と同じくらいの売上を上げたい「Jリーグ」としては売上100億円クラブを育てる事は念願だったかもしれません。
「プロ野球」と同じくらい投資しやすくなった「Jリーグ」
「Jリーグ」が「プロ野球」を意識している事がわかる事例として、「税優遇」を「プロ野球」と同じ扱いだと国税庁から回答してもらった事です。
Jリーグが11日に木村専務理事の名前で国税庁に照会。14日に回答を得たもので、1954年にプロ野球球団へ出された通達が、Jクラブにも適用されると国税庁が認めた。
親会社やスポンサー企業が支出した金銭が広告宣伝費として認められれば損金算入が可能となり親会社にとっては節税の効果がある。また、クラブの赤字を補填するために親会社が支出した金銭も損金として扱われる。
これまでプロ野球球団にのみ認められていたが全てのスポーツ団体に適用されるといい、村井チェアマンは「共通の考えが通達された」と語った。コロナ渦の影響で厳しいクラブ経営を余儀なくされる中、国税庁の“お墨付き”を得た形となった。
これまで、プロ野球にしか明文化されていない「税優遇」をJリーグにも適用される事が明文化されたわけです。
これで、Jクラブに対する「赤字補填」を親会社がしやすくなったわけです。
プロ野球と同じ投資環境を整えたJリーグがどのように変化するか、来年以降が楽しみになってきました。
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