こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「女子サッカーのプロ化」というお話です。
「女子サッカーのプロ化」は採算がとれるのか?
日本初の女子サッカーリーグが2021年に開幕するらしいです。
正直、「なでしこリーグ」がプロだと思っていたのですが…実はプロではなかったという事実にちょっとビックリしました。
さて、ここでちょっと疑問に思ったのが…
なぜ「なでしこリーグ」をプロ化するのではなく、「WEリーグ」を立ち上げたのか?という点です。
邪推かもしれませんが、この答えが「イメージ戦略」なら最悪です。
「なでしこリーグ」の観客数
「なでしこリーグ1部」の1試合平均観客数を調べてみました。
- 2010年 912人
- 2011年 2796人
- 2012年 2572人
- 2013年 1865人
- 2014年 1597人
- 2015年 1823人
- 2016年 1730人
- 2017年 1437人
- 2018年 1400人
約1500人くらいの観客数。
問題はこの数字をどう捉えるのかだと思います。
先ほど「イメージ戦略なら最悪」と述べたのですが、「なでしこリーグ」から「WEリーグ」になって、なにが変わるのかということをしっかりと日本サッカー協会がファンに伝えなければ「1500人」という数字は伸びないと思うからです。
今の「なでしこリーグ」に満足している人の数は「1500人」。
では、「なでしこリーグ」から「WEリーグ」に変わる事でどんな魅力が加わるのでしょうか?
「選手のプロ化」「クラブのプロ化」で、観客にどんな変化を伝える事ができるのかが重要になってくるはずです。
「WEリーグ」になって「女子サッカー」が変わることがわからない
「Jリーグ」の時に「企業のサッカー部」から「サッカークラブ」に変わり、サッカーが大きく変わった事が明確にわかりました。
- クラブ名がサッカークラブ風になった…「ヴェルディ川崎」「横浜マリノス」
- 超有名選手が日本にやってきた…「ジーコ」「リネカー」「リトバルスキー」
- 「サポーター」という新しい応援風景
このような変化を「なでしこリーグ」から「WEリーグ」に出す事ができるでしょうか?
すでに、クラブ名も「日テレぺレーザ」「INAC神戸」など変更しようもないし、有名な女子サッカー選手と言ってもヨーロッパの女子選手の知名度が低い。
さらに、「サポーター文化」が日本に根付いている。
「なでしこリーグ」が「WEリーグ」に変わっても、大きな変革は難しいのではないかと僕は思ってしまいます。
「なでしこリーグ」の失敗は…
「なでしこリーグ」は一定の成功を収めているので、本当は「失敗」ではないのですが…
敢えて失敗とするなら、「Jリーグ(男子)との違い」が出すことができなかった点だと思います。
そんなのわかっていると言われると思うのですが、男子サッカーに比べて女子サッカーがサッカーという競技上で上回る点があるとは言えません。
「フィジカル」「スピード」といった体力的な差はどうしても負けてしまいます。
そんな「競技」として「ガチ」で男子サッカーと勝負して、ファンを集めるのは無理なんではないでしょうか?
「女子」をアピールする…あざとい「AKB商法」を駆使すれば…
「女子サッカー」の観客数を増やす為に…やれることは本当はあるのだと思います。
でも、「なでしこジャパン強化」という意味ではダメなやり方です。
これから僕が提唱する「WEリーグ」だと今後アジア予選敗退は確実です。
そんな僕が考える「WEリーグ」で採算をとる方法は「エンタメ」に特化した女子サッカーリーグを創設する事です。
つまり、選手の「アイドル化」。
サッカーを「ガチ」でやるのではなくて、「女子」の強みである「可愛さ」を売りにする戦略です。
チームは弱くていいんです!選手が可愛ければ…。
これって、男子サッカーとの差別化も図れるし、サポーター文化との親和性もいいと思うのです。
弱いチームを俺たちの応援で勝たせるみたいな感じ…好きでしょ?
「AKB商法」を導入すれば、売上的にはJクラブを超えるポテンシャルがあると思います。
エンタメ特化で降格制度も作りません。
「サッカーガチ」ではなく、「エンタメ特化方針」でチーム強化をして人気クラブをつくってしまいます。
「歌って」「踊れる」女子サッカー選手の爆誕です!
ジャニーズは昔、草野球チームだったらしいです。
もしかすると、アイドルが本気で「プロ女子サッカー選手」になる事もあるでしょう。
最近、アメリカで問題となっている「サッカー選手の男女給与格差是正裁判」は結局のところ、「男子選手の稼ぎが上」という理由で格差があると結論が出ました。
つまり、女子サッカー選手が男子サッカー選手より稼ぐ事ができれば給与は逆転するよという判決なのです。
日本サッカー協会はこの事実をどう捉えるのか?
「WEリーグ」には「女子」を強みにした特徴ある「女子リーグ」を目指してもいいじゃないでしょうか?
最後に、「弱くても可愛ければいい」と言うのは極論だと思ってもらいたいです。
本当は「強くて可愛い」が理想です。
「WEリーグ」の理念は
「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念としており、この名称にはWEリーグの誕生によってこれまでなかった“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す、という思いが込められています。
「女子プロサッカー選手」という職業の確立が謳われています。
その確率の為には「採算」が重要であり、「なでしこリーグ」に「エンタメ」を強化する事がその最適解なのではないかと思った次第です。
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