こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「FC東京U23がJ3を撤退したのは東京でのサッカースタジアム事情に理由があった」というお話です。
FC東京U23が「J3」から撤退するのは、東京でのサッカースタジアム事情が原因だった
「J3」の2020年シーズンが6/27開幕が決まり、楽しみにしていたのですが…
FC東京がU23チームのJ3参加辞退を申し入れ、Jリーグ理事会で承認されました。
FC東京の期待の若手が観れる「U23チーム」のJ3撤退は残念です。
これにより
- 参加クラブ数 19→18
となります。
東京のサッカースタジアム事情
「FC東京U23チーム」が「J3」を撤退する理由は…
「スタジアム確保が困難だから」という事でした。
FC東京によるリリース文は、「東京都内におけるJ3リーグで使用可能なスタジアムは限られております。新型コロナウイルス感染症の影響で今後、スポーツ界全体として活動が再開されますが、オリンピック・パラリンピックの関連によるものや、サッカー競技においては、Jリーグが使用するスタジアムが約4か月間開催できなかった試合数を含め、多くの試合を短期間で消化しなければならず、また、なでしこ、社会人、大学、高校サッカーなどJリーグ以外の団体も同様に日程が集中することもあり、使用するスタジアムがひっ迫することが予想されます」と状況を説明した。
その上で「都内では味の素フィールド西が丘、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場、江東区夢の島陸上競技場を使用しておりますが、今後サッカー競技のみならず他の競技団体との使用日程が重なること、オリンピック・パラリンピックの影響から、スタジアム確保が大変困難になることが想定されます」とした。
有り体に言えば、都内で使えるサッカースタジアムは
- 味の素フィールド西が丘(球技専用スタジアム)
- 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(陸上競技場)
- 江東区夢の島陸上競技場(陸上競技場)
の3つ。
他のサッカークラブ、他競技の使用日程が被る事が確定的。
この3つのスタジアムだけでは試合会場を確保する事ができないと判断したわけです。
陸上競技場をメインスタジアムにしていた弊害
今回の事態に陥った最大の原因は「陸上競技場をサッカースタジアムをメインにしていた」という事です。
陸上競技場のメリットは、サッカーだけでなく陸上競技など汎用性がある事です。
なので、ひとつ建設したらいろんな競技に使えること。
つまり、稼働率がいいのです。
でも、今回の件ではデメリットが大きくでてしまいました。
コロナ禍により、日程が被り、スタジアムの確保が困難になってしまいました。
日本のサッカースタジアムに陸上競技場が多い理由は「国体」です。
詳しくは下記のリンク記事でどうぞ。
東京に「サッカー専用スタジアム」が必要な理由ができた
「FC東京」「東京ヴェルディ」にとって、東京に「サッカー専用スタジアム」が必要な理由が今回できたと言っていいかもしれません。
プロサッカークラブにとって、「安定した興行」は経営にとって、大きな命題になります。
今回のように「陸上競技場」をメインスタジアムにしておけば、将来的にスタジアム確保が困難になる可能性が出てきます。
これを大義名分にして、都内に「サッカー専用スタジアム建設」を推進してくるはずです。
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