こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「第5節・清水エスパルス」についてです。
2020年 J1リーグ第5節 ○3-1 清水エスパルス
【DAZNハイライト】ヴィッセル神戸vs.清水エスパルス|2020明治安田生命J1リーグ 第5節
久し振りにノエビアスタジアム神戸に観客が来場した第5節「清水」戦。
観客数3,494人。
日常に戻る大切な第一歩だったと思います。
でも、考えなければならないのは昨日のコロナ新規感染者数。
なんと、664人。
緊急事態解除後で最多の人数になってしまいました。
「うがい」「手洗い」「マスク」など、再度気をつけれいかなければならないのではないかと考えています。
そんななかで行われた第5節の「清水戦」についての感想を述べていきたいと思います。
「清水エスパルス」の苦しみ
まずは対戦相手の「清水エスパルス」について。
清水は苦しんでいる。
今季、「クラモフスキー監督」を招聘して新しいサッカースタイルを確立しようとしているのですが…開幕5連敗。
と言っても、今年は降格がないので全敗しても清水的には構わないのだと思います。
「産みの苦しみ」。
その一言に尽きると思います。
神戸も「バルサ化」でかなり苦しんだので、新しいサッカースタイルをチームに確立するのは容易ではありません。
だから、少し親近感を覚えます。
その清水が目指すサッカースタイルが「横浜Fマリノス化」。
………同じオリジナル10のライバルクラブのコーチを監督に据える破天荒ぶり。
静岡の名門クラブがそこまで卑屈になる必要があったのかは疑問ですが、横浜Fマリノスのサッカーがとても魅力的だったのだと思います。
清水エスパルスの従来あったサッカースタイル「テクニカルなパスサッカー」+「フィジカル」
清水エスパルスの元々のサッカースタイルは
- ブラジルスタイルのパスサッカー
でした。
元々、清水はサッカー処。
ボールテクニックの優れた選手が揃っていて、J開幕当初から「テクニカルなパスサッカー」をしていました。
2000年には「ゼムノヴィッチ監督」が「フィジカル面を強化」し、天皇杯を2度制覇します。
つまり、「清水黄金期」は
- 「テクニカルなパスサッカー」+「フィジカル」
という「清水エスパルスのサッカー」は確立していました。
NHKでしていた「もう一度見たいスポーツ名勝負 磐田×清水」は感動モノでした。
その伝統を捨て、「横浜Fマリノス化」に走ったのが「今季の清水エスパルス」なんです。
【追記】「清水エスパルスは横浜Fマリノスのコピーではない」…らしいです
この試合を観たところ、清水が「横浜Fマリノス化」を進めていて、まだまだ未完成であるという感想だったのですが…
そのうえで「清水エスパルスの素晴らしい伝統」を大事にしつつ、新しいサッカースタイルを進めて欲しいと思い、そんな気持ちで上記の内容を書きました。
でも、清水は「マリノス化」しているわけではないようです。
河治さんの書いている内容によくわからない点が僕にはあるのですが…
- アプローチが違う
- プレイしている選手が違う
- そのうち、エスパルスらしさがでる
という点でコピーではないようです。
専門家は経過を重視しているのだと思います。
どちらにせよ、どんな道を辿ろうと、清水エスパルスはいずれ強いチームになるはずです。
後発クラブのファンとしては、その過程に注目していきたいと思います。
【追記終わり】
清水との相性問題を解決した神戸
神戸にとって、「清水エスパルス」は嫌なチームでした。
これまでの対戦成績は
- 50戦 17勝 28敗 5分 (得点68点 失点75点)
得失点差は-7しかないのに、11戦負け越しているのです。
さらに嫌な気分にさせれるのは「フィジカル」で押し込んでくるサッカー。
昨年で言うと「戦術・ドゥグラス」。
しかもゲームを諦めないので、試合終了間際にひっくり返してくる印象がありました。
そんな清水はいなくなりました。
昨日対戦したのは別のチーム。
これからは清水サポーターとは仲良くできそうな気がします。
「ベストメンバー」がブレない「トルステンフィンク監督」
5節「清水」戦のスタメンをみて、トルステンフィンク監督はブレないなぁと思いました。
これを「信頼」と言えば、良い意味。
「メンバーが変わらない」と言えば、悪い意味になりそうなくらいブレません。
「ダンクレー選手」から「渡部選手」に変わった以外は、いつものスタメン。
選手の評価は全く変わっていなさそうです。
先節に活躍した控え選手はよほど印象的なアピールを練習でしなければ、ベストメンバー入りできないでしょう。
野心的な控え選手の途中交代やターンオーバーで活躍する事に期待したいと思います。
特に「藤本選手」。
消えていたと言われても仕方ないくらいにゲームに入れていなかったのではないでしょうか。
今後、神戸を引っ張っていってもらいたい選手なのでもっとアピールしてもらいたいし、できる選手なんだと思っています。
いつものコンデションに戻った「神戸の左サイド」
清水戦での快勝劇に最も貢献したのが「古橋選手」。
完璧にコンデションが戻ってきたようですね。
2ゴールという数字もそうだけど、守備面での貢献も素晴らしかったです。
さらに、「酒井選手」の貢献にも注目したいと思います。
失点シーンは残念でしたが、インテンシティの強いプレーが戻ってきました。
力強いドリブルも披露してくれたので、心配していた左サイドはもう安心だと思います。
「神戸の左サイド」が万全なら、そう簡単には負けることがないような気がします!
これまで神戸になかった「ドゥグラス選手」のゴール
「ドゥグラス選手」の長いリーチを活用したゴールは、これまでの神戸になかった規格外のゴールでした。
これは神戸にとって大きな武器になると思います。
なぜなら、「ひきこもりサッカー」への切り札のひとつになりそうだからです。
具体的には「ピンポイントパス」です。
対面しているDFの届かない場所への「ピンポイントパス」。
「ドゥグラス選手」との連携がもっと深めていければ、神戸には「ピンポイントパス」出せる選手がいるので仕留めらると思うのです。
「大阪勢」との2連戦が楽しみ
調子を上げてきた神戸。
来週は神戸ファンにとって、注目カードが続きます。
- 7/22 セレッソ大阪
- 7/26 ガンバ大阪
来週水曜日から、「大阪勢」との2連戦。
もちろんチーム再構築中の清水に快勝したからと言って、簡単に勝てるような「大阪勢」ではありません。
だからこそ、楽しみです!
Jリーグの上位に間違いのない2クラブに神戸がどれくらい戦えるのか?
がんばれ!ヴィッセル神戸!!
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