こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「第6節・セレッソ大阪」についてです。
2020年 J1リーグ第6節 △0-0 セレッソ大阪
大阪勢との2連戦となる今週のヴィッセル神戸。
その1戦目は「セレッソ大阪」。
「セレッソ大阪」には神戸でも活躍していた「戸倉選手」「藤田選手」が所属しているので気になるクラブです。
特に「藤田選手」は神戸での活躍に個人的にとても期待していた選手なので…。
セレッソでの活躍が物語っているように、「ポジショナルプレー」でキーになる選手だったと思います。
【DAZNハイライト】セレッソ大阪vs.ヴィッセル神戸|2020明治安田生命J1リーグ 第6節
見たかった「セレッソ大阪」の黄金メンバー
まずは対戦相手の「セレッソ大阪」について。
関西のサッカーファンとして、「セレッソ大阪」に思うのは…
「香川真司選手」を中心にした黄金メンバーを見てみたかった。
セレッソ大阪に所属していた選手はものすごいメンツで、もし全員が残留してクラブに引っ張っていっていたら、ものすごいクラブになったのではないかと考えてしまうのです。
思い付く選手だけで…
- 香川真司
- 乾貴士
- 柿谷曜一朗
- 清武弘嗣
- キムボギョン
- 倉田秋
- 家長昭博
- 扇原貴宏
- 山口蛍
- 南野拓実
- 水沼宏太
「海外移籍」「チームのサッカー観」などの要因がなければ、物凄いサッカーが観れたのではないかと残念に思ってしまいます。
「今のセレッソ大阪」を理解する為に知っておきたい「ロティーナ監督」
セレッソ大阪はユンジョンファン監督を擁して、2017年に「ルヴァンカップ」「天皇杯」の二冠を獲る事ができました。
2017年以前はタイトルを獲れそうで獲れなかった「クルピ路線」。
「クルピ路線」は「サッカーを楽しむ」。
それに比べて、「ユンジョンファン路線」は堅い守備を中心にとにかく走る事を求める「勝つ為のサッカー」。
まったく真逆のサッカーでタイトルを獲る事ができましたが…代償としてチームの方針で分断を招くことになります。
ユンジョンファン体制の2年目。
「勝つ為のサッカー」で勝てなくなると途端チームは崩壊していきます。
クラブも勝てない「勝つ為のサッカー」に期待できなくなり、タイトルを獲ったユンジョンファン監督を切る事を選択しました。
そこで白羽の矢が立ったのが、当時東京ヴェルディを率いていた「ロティーナ監督」でした。
「ロティーナ監督」は1992年からスペインで監督を務めている経験豊富な指揮官。
1995-96年シーズン「コパ・デル・レイ」では準々決勝で「ヨハン・クライフ監督」が率いる「バルセロナ」とも対戦しています。
今のセレッソ大阪のサッカーが実践しているのは「ロティーナ監督のサッカー」。
ロティーナ監督のサッカーは「守備的なポジショナルサッカー」。
主にスペインの弱小クラブを率いていたロティーナ監督は堅実な守備からチームを作っていきます。
ロティーナ監督がつくったセレッソはただ守るだけのチームはありません。
ポジションを細かく修正し、スキのないブロックを造る守備。
正しいポジションをとっているのでボールをつないでビルドアップから相手を崩していく攻撃。
Jリーグでも玄人受けする屈指のポゼッションサッカーをしているクラブが「セレッソ大阪」なのです。
神戸の守備に神戸サッカーの進化を感じた
「ロティーナ監督のサッカー」を完成度を高く実践している難敵・セレッソ大阪との対戦で僕が受けたヴィッセル神戸の感想は「神戸のサッカーは着実に進化している」ということです。
ほんと、しっかりとしたブロックを形成した守備で引き分けてくれました。
去年の7連敗していた頃…
しょぼいミスを繰り返し守れない神戸の守備を観ていただけに、今節の試合で「神戸のサッカー」が進化したと実感しました。
神戸の進化を物語っていた事
それは日本人だけで組んだ3バック。
- 大崎選手
- 渡部選手
- 菊池選手
集中が途切れず、最後まで守れました。
去年は大崎選手とダンクレー選手だけでは守り切れないのでCBを中心に補強していたのですが…
以前から所属していた「渡部選手」の戦力化。
さらに、新戦力の「菊池選手」の充実。
DFの活性化が「神戸のサッカー」をより進化させてくれるのではないかと思います。
素晴らしいスイーパーキーパー「飯倉選手」
今節、最も輝いていたのがGKの「飯倉選手」だと思いました。
好セーブを披露した「キーパー」としての仕事も素晴らしかったのですが…
3バックとの連携が発揮された「スイーパー」としての仕事も素晴らしかったと思います。
神戸はキーパーにボールをつなぐ仕事を求めていますが、それが完璧だったと思います。
バックパスを来る時、相手FWのプレッシャーに対しても慌てずにボールコントロールをしていました。
神戸が求めるキーパー像を完ぺきにこなしていたのではないでしょうか?
次は「ガンバ大阪」戦。
セレッソ大阪とは違い、ポゼッションサッカーとしての完成度は低いのですが…選手のタレントはJリーグ屈指。
さらに「宇佐美選手」は「神戸キラー」と呼ばれるくらい、これまで神戸戦で得点を挙げています。
それでも、昨年よりも進化した神戸のサッカーで関西サッカーの雄をしっかりと倒して欲しいものです。
がんばれ!ヴィッセル神戸!!
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