こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は、三浦淳寛SDの監督就任についてです。
三浦淳寛監督の就任は「クラブにとっては大きな賭け」
「all or nothing」
僕が三浦淳寛SDが新監督に就任するというニュースを見た時に思い出した言葉です。
ヴィッセル神戸の将来にとって、大きな賭けにでたなと思いました。
「三浦淳寛監督就任」が賭けだと思う理由
2018年にヴィッセル神戸のスポーツダイレクター(SD)に就任した三浦淳寛氏は「ヴィッセルズウェイ(バルサ化)」の中心人物です。
この2年間、彼を中心にクラブを改革してきました。
改革を推進できたのは彼がSDという裏方に起用した事が肝でした。
- 2018年 吉田監督
- 2019年 リージョ監督
- 2020年 フィンク監督
と毎年、成績不振で監督交代をしようとも彼は責任をとることはなく、「ヴィッセルズウェイ(バルサ化)」を推進することができました。
この改革は「成績」や「人事」を飛び越えたクラブ方針でした。
その「成績」や「人事」を飛び越えて進めてきた改革の中心人物である「三浦淳寛」氏を監督に起用する…つまり、「成績」の責任をとる立場である監督を任す事は「ヴィッセルズウェイ(バルサ化)」の成否を明らかにする賭けにでたのではないでしょうか?
三浦淳寛監督の成績次第では、この2年間の改革が台無しになるかもしれない賭けになります。
賭けに負けた場合、クラブにとって、まさに「Nothing」です。
松木安太郎氏のような監督になれるのか?
僕、個人的な考えでは「三浦淳寛監督就任」はこのタイミングではないと思います。
この賭けの勝率はかなり悪いからです。
なぜなら、三浦淳寛監督はこれまで監督経験がなく、ベテラン選手中心のチームをまとめる手腕を彼に求めるのは酷であると思います。
今回のような人事はかなり異例です。
それでも成功例があるにはあるのです…それは
- 松木安太郎氏 (1993年-94年 ヴェルディ川崎監督)
松木氏の場合は指導歴として1990年-92年にコーチをしていたので三浦監督とはまた違うのですが、ラモス瑠偉選手を擁してJリーグを2連覇という実績を出すことができました。
彼のようなサクセスストーリーを期待したいものです。
失敗したケースも一応紹介…。
「フロントから監督」「初監督」というケースだと…小倉隆史氏を思い出してしまいますよね。
三浦監督の強みと弱み
三浦監督にとっての強みの一つ目は「クラブからのリクエストを熟知している」という事。
クラブがチームに向けて、どのようになってほしいという理想を監督が理解していることは監督評価をするうえで大きな強みになるはずです。
そして、強みの二つ目は「チームを構成している選手達は自分が集めた選手達」という事。
三浦監督自ら獲得してきた選手達が今の主力選手達。
主力選手の性格、思考方針、野心を把握していることは大きな強みになるはずです。
では、弱みはなにか?
「実行力が未知数」であるということです。
クラブからのリクエストは知っていても、それを実行できるかどうかはまた違う問題なので…。
今のチームで起こっている問題を解決する実行力を三浦監督が持っているのか?
正直、いちヴィッセルファンとしては三浦監督はかなり不安です。
それでも三浦監督のこれまでのクラブへの貢献を鑑みると、少々の期待を込めて応援していきたいと思っています。
がんばれ!ヴィッセル神戸!!
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