こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
10月2日は大きなニュースが多く、ちょっと頭の整理がついていません。
- ガンバ大阪・遠藤保仁選手のジュビロ磐田レンタル移籍
- トランプ大統領のコロナ陽性
- 櫻井辰徳選手のJリーグ特別指定選手承認
- 2022年、ホンダF1撤退
移籍市場についても記事を書きたいのですが…
今回は、「ヴィッセル神戸の新しいチーム作り」についてです。
「東北楽天ゴールデンイーグルス」を手本としてそうな「新しいヴィッセル神戸のチーム作り」
今日のビックニュース…
ヴィッセル神戸ファンにとっては、これだと思います!
レジェンドのトップチーム入りです。
もちろん、ACL時にチームを二つに分ける必要がでてきたのでアシスタントコーチを増やさなければならないという事情もあるとは思いますが…
三浦監督、林ヘッドコーチとともに、ヴィッセル神戸のOB達がトップチームを率いる事になります。
古参のファンとしては応援に力が入るというものです。
さて、2018年に「ヴィッセルのバルサ化」を掲げて、三浦監督を「スポーツディレクター」に招聘した時にちょっと思っていた事があります。
それが現在進行形で形になりつつあるのではないかと思って、その思い付きというか妄想を思い切って記事にしてみようと思います。
「サッカークラブ」における「フロント」と「チーム」の違い
その思い付き(妄想)を披露する前に、「サッカークラブ」における「フロント」と「チーム」の違いについて説明させてください。
一般的なサッカークラブの場合、「フロント」と「チーム」は明確に責任所在を分けています。もちろん、最終的な責任はクラブを経営する「フロント」が担うことになるのですが、短期的なチーム成績については「チーム」が担います。
◎フロント(責任範囲:経営・クラブ方針・長期的なチーム成績)
- オーナー
- 社長
- ゼネラルマネージャー(GM)、スポーツディレクター(SD)、テクニカルディレクター(TD)
- スカウト部門
◎トップチーム(責任範囲:短期的なチームの成績)
- 監督
- コーチ陣
つまり、
- 経営の責任:オーナー、社長
- 長期的なチーム成績:GM、SD、TD
- 短期的なチーム成績:監督
という責任の範囲になります。
だからこそ、SDをしていた三浦監督に就任したのは異例だったのです。
「東北楽天ゴールデンイーグルス」化していく「ヴィッセル神戸」のチーム作り
現在進行形で進んでいるのではないかと僕が思っている事。
それは「ヴィッセル神戸のチーム作り」が「東北楽天ゴールデンイーグルス」化しているのではないかという事です。
2018年、三浦監督がSDに就任した年に東北楽天ゴールデンイーグルスでも大きなトピックスがありました。
それは「石井一久氏のGM就任」です。
楽天が「石井一久」氏、「三浦淳寛」氏といった指導者・監督経験のない人物をGM・SDに抜擢した点が面白く感じてしまいます。
このあたりもプロ野球っぽくて、GMはフロントなんだけど…監督みたいな扱いをされたりします。
もしかすると、三浦氏の「SD→監督」もそんな感覚からのオファーだったのではないでしょうか?
三木谷オーナーの存在
当時は三木谷オーナーが直接、専門的なことをオーナーが信頼できる専門家に質問し納得するための人事なんだろうなぁと思っていました。
実際、経営面は東北楽天ゴールデンイーグルス社長兼ヴィッセル神戸社長の立花陽三氏に確認し、専門的な野球の事は石井GMへ…サッカーの事は三浦SDへ確認をしていたのだと思います。
今回のヴィッセル神戸人事は、トルステンフィンク監督からオーナー旧知の三浦監督にする事により三木谷オーナーの意向はトップチームにより反映されるはずです。
OB選手のコーチ育成
プロ野球チームにおけるコーチ陣。
だいたいが、レジェンドと言われるOB選手で固めています。
なぜなら、ファンの受けがいいからです。
昔、応援していた選手が監督・コーチになれば、応援したくなるのが人情です。
阪神タイガースが「ダメ虎」と揶揄されてもレジェンドのOB監督を使い続けたのもそういう理由があります。
※東北楽天ゴールデンイーグルスの三木監督はヤクルト出身でした。レジェンドOB監督ばかりというのは少し外れていました。
さて、翻って、ヴィッセル神戸についてです。
以前、記事にしたのですが、
ヴィッセル神戸のOBが続々と「サッカースクールコーチ」として就任しています。
「北本アシスタントコーチ」もその一人でした。
つまり、OBの元選手を監督・コーチとなる指導者として育成する方針をクラブとして獲っているという事です。
例えば、監督就任するのに必要なS級ライセンスを持っている指導者は
- 林 健太郎 ヘッドコーチ
- 和多田 充寿 スクールコーチ
と二人が在籍していますし、平野孝SDがS級ライセンス受講中だったと思います。
その流れを鑑みると、「プロ野球風のOB選手によるコーチ陣」の構成を進めていくのもおかしな話ではないのではないかと思っています。
三浦監督が成功した後は…
「プロ野球風のチーム作り」を「三木谷-立花ライン」で意図的にしているのか?
それとも偶然の産物なのか?
もしくは、OBの監督・コーチで固めるのがクラブが歩む当然の結果なのか?
今日の「北本アシスタントコーチ就任」のニュースでそんな将来への妄想を抱いた次第です。
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