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こんにちは、おふと申します。
今回は「ゼビオによる東京ヴェルディ子会社化」についてです。
「ヴィッセル神戸」が楽天に買収される時にすごく考えさせられた問題なのですが…
今年の年末に待っていたのは「東京ヴェルディ」での経営陣交代劇でした。
サッカーファンとしては、応援しているクラブが買収されるのは釈然としない気持ちになるのですが…今回の「東京ヴェルディ」の経営陣交代劇はもっと根深い問題を抱えているのに感じます。
「東京ヴェルディ」は誰のもの?
まずは今回の経営陣交代劇がどのように起きたのかを説明したいと思います。
(下記のリンク<東洋経済オンライン>の記事を参照しています)
これまで起きた事例だけ並べると
- 今年のコロナ禍により、資金がショートしそうになった「東京ヴェルディ」
- 羽生社長(当時)率いる経営陣は増資をすることで、この窮地を乗り切ろうと画策
- 経営陣が主導した増資案に有力株主「ゼビオ」が反対し、経営陣と対立
- 「ゼビオ」が新株予約権を行使し、「東京ヴェルディ」を子会社化
- 赤字は「ゼビオ」が特損で処理
という流れになります。
参考にさせてもらった東洋経済オンラインの記事には「羽生前経営陣側」と「ゼビオ側」の言い分が掲載されているので、ぜひご拝読ください。
2010年に事実上買収されていた「東京ヴェルディ」
「東京ヴェルディ」は「ゼビオ」に子会社化されたために、赤字も処理され、クラブの存続が決まりました。
この事については、まずひと安心だと思います。
ただ、サッカーファンとして腑に落ちないのが…
「サッカークラブは誰のものなのか?」という事です。
というのも、今回の経営陣交代劇で「ゼビオ」が行使した「新株予約権」が2010年時点で決められていた内容だったからです。
ゼビオHDによる支援は、新株予約権を使った特殊なスキームだった。ゼビオHDは、新株予約権により東京ヴェルディの株式の56%を取得する権利を持った。また、この新株予約権には、ゼビオHD以外の第三者が増資を引き受けた際、同じ株数だけゼビオHDの権利が増え、転換後のゼビオHDの持ち分比率が維持される条項が付いていた。
ゼビオHDは長い間、予約権を行使せず、支援の前面に出ることはなかった。一方で、ゼビオHDの持ち分比率を維持する条項がある以上、東京ヴェルディはゼビオHDの意向を無視して第三者から増資を受けることはできない。
羽生氏はチームサポーターの前で「10年前のスキームがすべての元凶」と明言。サポーターの間では、「クラブ存続に奔走する羽生社長vs.動かないゼビオHD」という構図ができあがった。
(東洋経済オンラインより引用)
この内容だと、2010年の段階で「東京ヴェルディ」は「ゼビオ」に事実上買収されていたのではないでしょうか?
なぜ、表にでてこずに裏でコソコソしていたのか?
サッカーファンとしては、なんだか気持ち悪い気分にさせられます。
特に気になるのが…
発表文には、羽生氏を始め辞任した取締役3名から「弊クラブの信用や評価を毀損する行為を辞任以降行わないことの宣誓」を取り付けている、との異例の注意書きが付せられていた。
(東洋経済オンラインより引用)
なんだか気持ちが悪いです。
元凶は11年前の「東京ヴェルディホールディングス」
Jリーグを長年見ていると、今回の「東京ヴェルディ」の経営陣交代劇でなにが悪かったのかと言うと即断できるのが11年前の「東京ヴェルディホールディングス」。
11年前の記事なので、ネット上にあるかどうか心配でしたが…
さすが日刊スポーツさん。
まだ掲載されていました。
リンクを張っておきます。
経営難に苦しむJ2東京Vの臨時株主総会が29日、東京・稲城市のクラブハウスで行われ、クラブを運営する「東京ヴェルディホールディングス」が持つ全株式をJリーグの関連会社「ジェイリーグエンタープライズ」に譲渡されることが決まった。崔暢亮会長、渡貫大志社長は辞任し、新たにJリーグの羽生英之事務局長が代表取締役社長、由井昌秋リーグマネジメントグループマネジャーが取締役に就任する。羽生社長は同事務局長と兼任する。これにより、リーグが1クラブの経営に直接関与する初のケースとなった。
(日刊スポーツより引用)
「ヴェルディ」の経営権は
- 読売新聞社
- 日本テレビ
- 東京ヴェルディホールディングス
- Jリーグエンタープライズ
- 東京ヴェルディホールディングス(羽生体制)
2009年に日テレから経営権を譲渡された「東京ヴェルディホールディングス」。
ヴェルディOBで作られた会社でしたが、1年後に破綻。
その後、Jリーグから出向した羽生社長がクラブを引き継ぐのですが…
今回の問題の大元はこの過程だったのだと思います。
名門クラブだっただけに、ここでしっかりとした「親会社」を見つけていればとつい思ってしまいます。
サッカービジネスで考えると、最良は「親会社」に頼った経営と言わざる得ないのが今のJリーグなのだと思います。
理想論はもちろんありますが、経営が安定してこそのサッカークラブなので!
今回の「ゼビオ」による子会社化は、しっかりと責任を持って「ゼビオ」が運営していくのであれば「東京ヴェルディ」にとっていい方向になるのではないかと思っています。
問題はこれまでの「ゼビオ」の対応が人任せと言うか…新株予約権を10年ほったらかしにして「東京ヴェルディ」を放置していたのが不信感となっています。
サッカークラブは誰のもの?
羽生前社長が涙ながらに訴えていた
「ヴェルディはいったい誰のものなのでしょうか?」
ビジネスの定義だと「株主」。
サッカーファンの定義だと「地域の共有財産」。
立場を替えると答えが替わる…難しい問題なのだと思います。
ただ、「株主」が「地域の共有財産」として取り扱うことをファンとしては望みたいです。
三木谷オーナー、宜しくお願いします。
ほんと、まじで!
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