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こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
Jクラブの上限がとうとう決まってしまったようです。
その数は「60」。
いずれはこの時が来るとは思っていたのですが…
Jリーグは「拡大路線」から「クラブの質向上路線」へと変更していきます。
J3クラブは「共栄」から「競争」へ
Jリーグはこれまで「拡大路線」の運営をしてきました。
そのおかげで「J1リーグ」「J2リーグ」「J3リーグ」と3ディビジョン制になり、
Jクラブの「57」まで増えました。
この拡大路線がとうとう終わりを向かえます。
Jクラブの上限は「60」を想定。
「Jリーグ」が支えていけるクラブ数がはっきりしたとも言えます。
これ以降は「J3-JFL入れ替え戦」を実施し、昇降格を実施。
降格がなかった「J3クラブ」は「競争」の時代に入っていきます。
J3リーグとJFL(日本フットボールリーグ)の入れ替え戦が、最短で2022シーズンから導入される。Jリーグの原博実副理事長が10月26日に更新したユーチューブの『JリーグTV』で、来季の日程について協議するなか、その入れ替え戦について、ある程度の枠組みを早急にも決めなければいけないと明かした。
「J3クラブ」は「競争時代」に向けて「資金調達」が必須になる
「J3」に所属しているクラブは、
これまで「降格」がありませんでした。
つまり、一度Jリーグに加入してしまえばチームが弱くてもJリーグに居座ることができたのです。
だからこそ、J3は牧歌的。
のんびりとした空気の中、チームが最下位であっても
チーム補強をする必要性がなかったわけです。
「入れ替え戦」の導入によって、空気は一変するでしょう。
J3下位クラブの置かれた状況は大きく変化します。
なぜなら、「J3」残留はクラブ存続に拘るからです。
その理由は「お金」。
「J3」と「JFL」で大きく異なり、
「稼ぐお金」がぜんぜん違ってきます。
- DAZNからの放映料
- アウェイサポーターの観客動員数
- スポンサーの獲得率
クラブが「J3」を維持するためにも、
入れ替え戦が始まる前に、「チーム強化」をしなければなりません。
J3クラブの主要株主
「チーム強化」には資金が必要です。
チームの運営に大きな影響を持つのが株主。
J3クラブ(2021年時点)の株主を調べてみました。
- ヴァンラーレ八戸 (八戸市)
- いわてグルージャ盛岡 (NOVAホールディングス 51.0%)
- 福島ユナイテッド (東洋ワークス 53.5%)
- Y.S.C.C横浜 (NPO横浜スポーツアンドカルチャークラブ)
- AC長野パルセイロ (不明)
- カターレ富山 (北陸電力・YKK)
- 藤枝MYFC (静環検査センター)
- アスルクタロ沼津 (不明)
- FC岐阜 (藤澤信義氏 49.55%)
- ガイナーレ鳥取 (不明)
- カマタマーレ讃岐 (不明)
- FC今治 (岡田武史氏・今治造船・日本食研)
- ロアッソ熊本 (熊本県・熊本市)
- テゲバジャーロ宮崎 (エモテント)
- 鹿児島ユナイテッド (不明)
全国的に有名な大企業・地域特有の地元企業が主だった中、
NPO法人まで運営しているのはJ3ならではと言うところでしょうか。
個人オーナーも多い?
「不明」と言うところは、これまでの経験上…
たぶん、個人オーナーだと推測します。
Jトラスト社長の藤澤信義氏や元日本代表監督の岡田武史氏など
有名人は結構公表されているのですが…
公表されていないケースがあるのです。
去年のサガン鳥栖が代表例でした。
J1のなかで唯一、筆頭株主が「不明」。
ネットで調べても公開されていませんでした。
実際に株を保有していたのは前社長の竹原稔氏。
株式を譲渡したニュースが報道されたことで判明しました。
竹原氏は2月の臨時総会後に社長を退任。竹原氏は持ち株比率47・3%(1月31日現在)で、筆頭株主。当面は大株主として会社への一定の影響力を残すと、関係者はみている。(朝日新聞から引用)
個人オーナーに問題はないのですが…
応援しているサポーターがいるのだから、ちゃんと公表してほしいと思っています。
正々堂々と個人オーナーとして、クラブ運営をしていって欲しいものです。
J3クラブは資金力に差がある?
この「株主リスト」を見ると…
入れ替え戦導入後に
経営的に安定した運営が期待できるクラブと
経営的に厳しい環境に追い込まれそうなクラブが予想できそうです。
長期的には「FC今治」・「いわてグルージャ盛岡」・「カターレ富山」は抜け出しそうじゃないですか?
個人的には「長野パルセイロ」ががんばってほしいのですが…。
「松本山雅」との「長野筑摩クラシコ」は熱くないですか?
J3リーグの心配なクラブ「ガイナーレ鳥取」
余計なお世話だと言われるかも知れませんが…
J3で僕が一番心配しているのが「ガイナーレ鳥取」。
社長がヴィッセル神戸で選手をしていた「塚野真樹氏」、
GMがおなじみの「岡野雅行氏」。
なんとなく、神戸にゆかりのあるクラブです。
鳥取は2021年10月24日時点でJ3最下位。
なぜ、心配かと言うと「J2リーグ時代の成績」。
- 2011年 19位
- 2012年 20位
- 2013年 22位
と毎年下位をさまよった挙げ句、
「J2-JFL入れ替え戦」で「カマタマーレ讃岐」に破れ
設立されたばかりの「J3」に参入することが決まりました。
降格がなかったJ2でチーム強化を怠ってきた結果とも言えます。
鳥取県は日本で最も人口の少ない都道府県。
スポンサー募集など、プロクラブをやっていくには厳しい環境にあります。
歴史は繰り返すと言いますが…
「ガイナーレ鳥取」が初めてJクラブから降格したクラブ…
なんてことのないようにがんばって欲しいものです。
Jリーグはクラブを選り分けする「競争時代」に入ってきます。
「J3−JFL入れ替え戦」はその号砲となるでしょう。
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