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こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
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ヴィッセル神戸にとって、4/19の「傑志戦」からアジアへの挑戦が始まる「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ」。
コロナウイルスが蔓延による「上海海港」の出場辞退で、6試合から4試合に試合数が減ってしまいましたが、タイ遠征の目的はひとつ…
「グループ勝ち抜き」ではなく、ミニキャンプによる「チームのロティーナ戦術理解」です。
「アジア制覇」どころではなくなった「ヴィッセル神戸の現在地」
とうとう、ヴィッセル神戸のアジアへの挑戦がもう一度始まります!
2021年のJリーグで3位の成績を挙げ、Jの代表としてアジアへのチケットを勝ち取ることができました。
そして、チームもグループステージの舞台であるタイのブリーラムに到着。
精一杯のガッツと熱いプレーで、アジアの舞台で「ヴィッセル神戸」の名を轟かせてくれ!
………
なんて事を、今の時点のチームに期待しているわけではありません。
今、チームに期待している事は「早急に」「近々に」…「ロティーナ戦術」を理解し、チームとして体現してくれる事!
「ACL」は一歩間違えれば、「J2への落とし穴」
今期のヴィッセル神戸における苦難…
その元凶は「ACL出場による過密日程」。
ACLに出場する川崎F・横浜FM・浦和よりも「過密日程」をうまく乗り切ることができずに、一人負け状態になってしまいました。
なによりもチームの修正が間に合わずに、勝利運にも見放され…
気が付いたら、試合数を加味すると実質上の最下位。
この落とし穴から逃れるためには、早々に「ロティーナ流サッカー」をチームに浸透させるしかありません。
その為の「ACLタイ遠征」…「ブリーラムでのミニキャンプ」なのです!!
「ACLタイ遠征」改め「タイ・ブリーラムミニキャンプ」
今回の「ミニキャンプ」の開催地であるタイ・ブリーラムは気候面で最適。
4月の平均最高気温が約38度、平均最低気温約22度。
ちょっと雨が気になりますが、各選手がフィジカルを上げるのにはちょうど良い感じの気候です。
キャンプ中に行う試合は4試合。
- 4/19 20時 傑志(香港)
- 4/22 23時 チェンライ(タイ)
- 4/25 23時 傑志(香港)
- 5/1 20時 チェンライ(タイ)
(DAZNでのライブ中継があります。)
フィジカルに優れた中国チーム(香港)・敏捷性やテクニックに優れたタイチーム。
キャンプ中の6試合を予定していたのに4試合になってしまったのは残念です。
なんと言っても、6試合もあれば、多くの選手の出場時間を確保でき、その戦術理解度を確認することができたはずだからです。
チームとして、チェックすべきなのは
- ロティーナ流サッカーの守備においてのチーム整備度
- 各選手のフィジカル
- チーム骨格を形成する選手の台頭
この「タイ・ブリーラムミニキャンプ」の可否が、ヴィッセル神戸の今年一年を決めるターニングポイントになります。
加えて、個人的に注目したいのが「ロティーナ流サッカー」のアジアでの有効性です。
「ロティーナ流サッカー」はアジアで通用するのか?
1990年代から2000年中盤くらいまで、JクラブはACLで結果を出すことができませんでした。
それが近年、徐々に結果を出せるようになってきました。
僕が結果を出せるようになった理由として認識しているのは
- 日本のチームが「組織的なゾーンディフェンス」から「個人を抑えるマンツーマンディフェンス」もできるようになった
- 日本人選手が「フィジカル重視の肉弾戦」を終始する荒いカウンターサッカーを苦にしなくなった
と言う2点です。
韓国・中国のクラブにフィジカル重視の荒いプレーを終始するゴリゴリカウンターサッカー(テコンサッカー・少林サッカー)をされて、日本のモダンサッカーが時代遅れのしょうもないサッカーに負けるなんてと憤慨していました。
それが、2007年の「ガチガチに堅かった浦和レッズ」や2010年の「ネルシーニョ監督の柏レイソル」を出発点にした「フィジカルの強いサッカー」が日本クラブの主流となり、アジアクラブサッカーの隆盛は逆転していきました。
「ロティーナ流サッカー」は「オールコートゾーンディフェンス」と呼ばれるように1990年代に日本クラブが採り入れていた「組織的なゾーンディフェンス」に近いサッカーであり、「フィジカル重視の肉弾戦」を極力避けるサッカーです。
極論とは思いますが…
「ロティーナ流サッカー」の根底にある考え方は、1990年代の「加茂周監督のゾーンプレス」と同じ源流なのではないかと推測します。
ご存じのとおり、「加茂周監督のゾーンプレス」を取り入れた日本代表はアジアの扉を開くことはできませんでした。
そんな「先祖帰り」とも言える「ゾーンディフェンス」を源流としたサッカーで、「荒いプレーと疑惑の笛が合わさったアジア」で勝てるのか?
一時期、日本で流行った「モダンサッカー」でアジア攻略ができるのか?
いちオールドサッカー好きとしては、興味深いテーマと言えます。
そう考えると…
「ロティーナ流サッカー」を浸透させてから、ACLを戦いたかったなぁ。
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