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こんにちは、おふと申します。
日本のなかで「さいたま市」は唯一、Jリーグ開催することのできる
サッカー専用スタジアムがふたつあります。
・日本最大のサッカー専用スタジアム「埼玉スタジアム2002」（埼玉県所有）
・日本最古の球技専用スタジアム「NACK5スタジアム大宮」（さいたま市所有）
将来的に「NACK5スタジアム大宮」は建て替え
もしくは改修する構想が発表されています。
その名は「大宮スーパー・ボールパーク構想」。
動き出した「埼玉新スタジアム事情」を深掘りしていきたいと思います。
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埼玉県主導の都市計画「大宮スーパー・ボールパーク構想」
「大宮スーパーボールパーク構想」は
大宮公園を野球場とサッカー場を中心とした
ボールパーク化する「埼玉県」が提唱している構想です。
サッカーファンにとって、
この「大宮スーパー・ボールパーク構想」のなかで気になる事は
サッカー場の移動を検討していること。
つまり、「NACK5スタジアム大宮」を建て替えする可能性があり、
新しいサッカースタジアム建設に繋がるプロジェクト。
ただ、これはめでたいと喜ぶだけの構想ではなく…
「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」という
熱いファンをもつ両クラブがある事で
「サッカー王国」に因んだ悩みに発展する構想なのです。
「NACK5スタジアム大宮」をACL仕様に改装
もともと「NACK5スタジアム大宮」は、屋根の兼ね合いから
J1規格に改修しなければなりませんでした。
「大宮スーパー・ボールパーク構想」で
大宮公園内に新設するのか？
それとも今のスタジアムで改修するのか？
どちらにせよ、埼玉県によりスタジアムが
ACL（AFCチャンピオンズリーグ）仕様に
整備されることを予定しています。
大宮アルディージャのファンにとって、
将来は「安泰」ですね。
「大宮スーパーボールパーク構想」は「埼玉県」の事業
さて、「NACK5スタジアム大宮」の新設か改修が決まっていて
大宮アルディージャが羨ましいというだけで
この「大宮スーパー・ボールパーク構想」は終わりません。
なぜなら、「大宮スーパー・ボールパーク構想」は
「埼玉サッカースタジアム事業」の始まりに過ぎないから。
ポイントは
「埼玉スタジアム2002」は埼玉県所有のスタジアムであるという事です。
つまり、「大宮スーパー・ボールパーク構想」を提唱している「埼玉県」が
今後の建て替えもしくは改修する「NACK5スタジアム大宮」に関する経営も
主導していくという事です。
これは、浦和レッズのホームスタジアム「埼玉スタジアム2002」の将来に影響を及ぼす可能性のある話なのです。
「NACK5スタジアム大宮」の所有権を「埼玉県」から「さいたま市」に移管した過去
「NACK5スタジアム」が前回改修される前の話になります。
2000年頃に「埼玉スタジアム2002」を
「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」のホームスタジアムとして
「埼玉スタジアム2002」を共有しようというアイデアがありました。
当時「NACK5スタジアム大宮」は「埼玉県」の所有であり、
サッカースタジアムをふたつも所有する必要性がなかったのです。
なので、「NACK5スタジアム大宮」を解体し、
埼玉県はサッカースタジアムを「埼玉スタジアム2002」にまとめようとしていました。
当然、大宮アルディージャのサポーターらが反発。
大宮市が「NACK5スタジアム大宮」をJリーグ仕様に改修する意思があるを
埼玉県に示しました。
結局、「NACK5スタジアム大宮」の所有権を大宮市に移管し、
大宮アルディージャのホームスタジアムとして今に至るのです。
将来的に「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」はホームスタジアムを共有？
埼玉のサッカースタジアム事情で重要となるのは、
「大宮スーパー・ボールパーク構想」が実現した後に…
「NACK5スタジアム大宮」の所有権は
「埼玉県」になるのか？
「さいたま市」になるのか？
「埼玉県」所有になると…
新しくACL仕様になった「NACK5スタジアム大宮」を
「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」で将来的に共有する事を
埼玉県は両クラブに提案すると予想します。
なぜなら、
「埼玉スタジアム2002」が老朽化した時に
話が2000年頃に戻って、サッカースタジアムはふたつもいらないよねって
なる可能性が高くなってきます。
そうしないと「埼玉県」の県議会が
コスト的に黙っていないはずです。
歴史は繰り返します…。
「浦和レッズ」は将来的には「埼玉県」に頼らないスタジアム計画が必要
「浦和レッズ」と「大宮アルディージャ」がスタジアムを共有しない未来…
それを実現するには、
「大宮スーパー・ボールパーク構想」の完成後も
「NACK5スタジアム大宮」の所有を「さいたま市」が維持する。
その場合、「大宮市」ではなくなった「さいたま市」の市民たちが
「大宮アルディージャ」だけに税金を使う事に納得するでしょうか？
もしくは、「浦和レッズ」が
埼玉スタジアム2002老朽後に新スタジアムを
埼玉県にスタジアム資金を頼らないで建てる。
このふたつになります。
蛇足ではありますが…
「埼玉美園地区開発」も「埼玉スタジアム2002」の今後を占う
大きなポイントになります。
そのなかでも、「埼玉高速鉄道の延伸問題」は
レッズファンがスタジアムに行きやすい為ではなく
地域開発の土台になる交通問題です。
ここにお金をかけれないという事は
地域開発の優先順位が低いということです。
市または県がどのように考えているのかを測る物差しになる問題と言えます。
…と言うか
答えが出つつあります。
「鉄道延伸」ではなく、「自動運転バスの実証実験」が行われているのが
その証左とも言えます。
埼玉県提唱の「大宮スーパー・ボールパーク構想」…
今まさに「浦和レッズ」「大宮アルディージャ」を巻き込んだ
将来のスタジアム整備計画も同じように動き出したと言えるでしょう。
【2024年6月追記】NACKスタジアム大宮の指定管理者がNTTグループに！
意外な展開になってきました。
これは先が読めなくなってきたぞ…。
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