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こんにちは、おふと申します。
皆さん、「東京オリンピック」を覚えていますか?
懐かしいと言う感じでしょうか?
では、「東京オリンピック」で大きな問題となった「国立競技場の五輪後利用問題」は覚えていますか?
最初は「球技専用スタジアム」に改修する予定でしたが…
お金の問題に直面し、陸上競技場のまま運用する事に変更。
このままでは税金で年間10億円の維持費を毎年出し続ける「オリンピックの負の遺産」になってしまう……
と言う問題です。
この問題が解決に動き出しました。
今回は「オリンピックの負の遺産をNTTドコモが黄金に変えようとしている」というお話です。
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「国立競技場」は、「NTTドコモ」の錬金術によって「負の遺産」から「金の卵」に生まれ変わる
国立競技場がとうとう動き出します。
2024年6月、東京五輪のメインスタジアムだった国立競技場の民営化で、NTTドコモを代表とするコンソーシアムが優先交渉権者に選定されました。
このコンソーシアムのメンバーは
・NTTドコモ
・前田建設工業
・SMFLみらいパートナーズ
・日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
この4社連合で「収益性の高い国立競技場」を目指すわけです。
NTTドコモのエンターテイメントプラットフォーム部プラットフォーム事業ベニュービジネス担当の田中洋市担当部長は、国立競技場の運営事業に挑戦する狙いをこう語る。「都心の主要駅から30分でアクセスでき、数万人を収容できるような施設は世界でも珍しい。設備投資や機能の拡充で体験価値を高めれば、収益性の高い運営事業を実現できる」。同社は23年にJリーグと共同主催したプロサッカーの国際親善試合で、6万人を集客した実績を持つ。
コンソーシアムはスポーツや音楽興行を積極的に誘致し、国際水準の体験ができる施設を目指す。具体的な施設整備としてVIPルームやボックスシートの増設を計画する。現在はメインスタンドに15部屋あるVIPルームを、バック・サイドスタンドに増設。地上3階は全体をVIPエリアにすることも検討中だ。
バックスタンドには国内最大の大型ビジョンを増設する。南北のサイドスタンドにはそれぞれ縦約9m、横30m超のビジョンが設置済みだが、さらに大きいものを検討する。
国立競技場の収益を高める「3本の柱」
NTTドコモが国立競技場の収益性を高める目論見の中心は「3本の柱」。
・稼働率アップ
・グローバルな国際大会の誘致
・ホスピタリティーの充実
運営期間は30年間で、ドコモなどは国に運営権の対価として528億円を支払う。契約は9月ごろに正式に締結し、来年4月にJSCから業務を引き継ぐ予定。
利便性に恵まれながら、イベント開催には遮音性が課題とされる屋外スタジアムだが、スタジアムのネーミングライツや、シーズン毎に芝を全面的に張り替えることで音楽コンサートなどの開催期間を大幅に確保することなどを念頭に、収益を高める狙いがある。
NTTドコモの担当者は、「稼働率アップ」「グローバルな国際大会の誘致」「ホスピタリティーの充実」という3つのキーワードを挙げる。
まずは「稼働率アップ」。
Jリーグの試合や音楽イベントを積極的に誘致するという事です。
特に「毎年芝を張り替える」という手法には注目したいです。
4月・8月に芝生を張替える事で、芝生が張っていない期間に音楽イベントを集中的に誘致する。
これが商業的に利益ができるのなら、収益性はかなり高めることができるでしょう。
更に、等々力陸上競技場改修時には川崎フロンターレのホームスタジアムとして使用されるだろうし……
今後の稼働率アップは確実視されています。
2つ目が「グローバルな国際大会の誘致」。
25年は国際陸上が決定しており、今後もサッカー親善試合を中心に誘致してくることを目論んでいるみたいです。
サッカー日本代表戦やビッグクラブを招致した親善試合……
4社連合のなかに「Jリーグ」が入っているので、これまでの実績からみて大いに期待できるのではないでしょうか?
3つ目は「ホスピタリティーの充実」。
国立競技場の大改修を行って、バックスタンドに日本最大の電光掲示板設置・VIPルームの整備などを目論んでいるみたいですが…
昨今よく言われる「サッカー試合以外で稼げるスタジアム」と言う感じではなさそう。
その点が物足りない。
国立競技場の良さは、近くに神宮球場がある事だと思います。
ヤクルトを見に来た野球ファンに寄ってもらって楽しんでもらえる施設……
例えば、居酒屋とかあれば流行るんじゃないかと思いませんか?
特にキッチンカーを利用すれば、初期投資もあまりかからないはず。
国立競技場周辺に「常時営業しているキッチンカー村」ができたら、福岡の屋台くらいの集客がありそうだけどなぁ。
NTTドコモは様々な仕掛けを考えているし、実際に実行可能な内容になっていると僕は思っています。
国立競技場が変わると期待できる内容です。
最大の強みは「立地」
では、「NTTドコモ」が国立競技場を「金の卵」に生まれ変わると目論んでいる最大の理由は「立地」。
都心のほぼ中心地であり、多数の交通手段が確保されています。
現在、日本入の最高の立地に立っているスタジアムであると言えます。
だからこそ、運営の仕方次第で「負の遺産」が「金の卵」へと生まれ変わると確信しているのだと思います。
今回のNTTドコモによる国立競技場活用法。
陸上競技場の活用法という点において、他のお手本にならないのが残念です。
なぜなら、最大のポイントが「立地」だからです。
地方には巨大陸上競技場を持て余している自治体があります。
例えば、宮城とか静岡など……。
持て余してる巨大陸上競技場の活用法のお手本になれば、さらに意義の深い内容になったのにと残念です。
人工芝を認めるとか…
Jリーグがスタジアムに関して、もう少し条件を緩和したらまた違うかもしれませんが…。
まとめ
今回は国立競技場の今後についてのお話でした。
サッカーファンからすると、博士になってしまった国立競技場の球技専用スタジアム化は未練があり、そにはとてもロマンのある話でしたが…
国立競技場は今のままでも充分にサッカーが観戦しやすいスタジアム。
そこまで求めるのは贅沢。
気持ちを切り替えて、
将来が楽しみになってきた「NTTドコモによる国立競技場」の今後は特に注目していきたいと思います。
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(出所:NTTドコモ)