優柔不断な父親の成長過程日記

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【いわき新サッカースタジアム構想】アウェイ側ゴール裏を撤去した「奇抜なスタジアムデザイン」が魅力!

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こんにちは、おふと申します。

 

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久しぶりにポジティブな新サッカースタジアム構想のお話です。

 

最近、「税リーグ」批判で矢鱈とネガティブな話題に成りがちなサッカースタジアム構想。

県と市、どちらが主体となって建設予算をどのくらい負担するのか?

なぜ、税金をサッカーの興行に使うのか?

 

…夢のある話をしたいのに、そうさせてくれない現実。

「公設スタジアム」は公的な要素により、利益は出しづらいし、役人の天下り先システムの一端になるし、スムーズに話が進まない。

 

夢のあるのは「民間」主体で大半の資金を用意する「民設民営スタジアム」。

クラブが主体となって建設構想を計画するので、設計から自由。

 

「長崎」のようにホテルをくっつける。

「今治」のように船舶をイメージしてコンテナを活用する。

「山形」のように雪国スタジアムの理想を追い求める。

夢があります。

 

今回は「今治」「長崎」に続く新しい「民設民営スタジアム構想」の「いわき」のお話です。

 

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「民設」だからこそできる奇抜なスタジアムデザイン

「いわき」は、現在計画されているなかで指折りによく練られたサッカースタジアムスタジアム構想です。

 

AIにまとめてもらうと

はい、承知いたしました。いわき市のサッカースタジアム構想について、現時点で公開されている情報を詳しくまとめます。

 

いわき市サッカースタジアム構想の概要
いわき市は、Jリーグ昇格を目指すサッカークラブ「いわきFC」の本拠地として、新たなサッカースタジアムの建設構想を進めています。既存のいわきグリーンフィールドはJリーグのスタジアム基準を満たしていないため、将来的なJリーグ参入を見据えた施設整備が不可欠となっています。

 

主な目的:

いわきFCのJリーグ基準適合: Jリーグが定めるスタジアムの収容人数や設備などの基準を満たすこと。
地域活性化の拠点: スポーツ振興だけでなく、市民の交流や憩いの場、イベント開催などを通じた地域活性化に貢献すること。
新たなスポーツ文化の醸成: 高品質なサッカー観戦環境を提供し、市民のスポーツへの関心を高め、新たなスポーツ文化を育むこと。

 

現時点での構想段階:

現時点では、具体的な建設場所や規模、スケジュールなどは正式に決定されていません。しかし、これまでに行われた検討状況や報道などから、以下の点が示唆されています。

建設候補地: 複数の候補地が検討されており、アクセスや周辺環境、土地の利用状況などが考慮されています。具体的な候補地としては、いわきグリーンフィールド周辺や、新たな開発エリアなどが挙げられています。

スタジアム規模: Jリーグの基準を満たす1万人以上の収容人数が想定されています。将来的な拡張性も視野に入れている可能性があります。
スタジアム機能: サッカーの試合だけでなく、地域住民が利用できる多目的スペースや商業施設、飲食施設などが併設される構想もあります。これにより、試合日以外でも賑わいを創出し、地域活性化に繋げる狙いです。

財源: 建設費については、国の交付金や県の補助金、企業からの寄付金、市民からの募金など、複数の財源を組み合わせる方向で検討が進められています。

 

これまでの主な動き:

2020年: いわき市がサッカースタジアム建設に向けた検討を開始。
2021年: 市民やサッカー関係者、経済界などからの意見聴取を実施。
2022年: 複数の建設候補地を選定し、それぞれの feasibility study(実現可能性調査)を実施。
2023年: スタジアムの基本構想策定に向けた動きが活発化。デザインや機能に関する具体的な議論が開始。
2024年: 建設候補地の絞り込みや、事業主体、運営方法などに関する検討が進められる。

 

今後の展望:

今後、いわき市は、建設候補地の決定、基本設計・実施設計、建設業者の選定などを経て、スタジアム建設に着手する見込みです。具体的なスケジュールは未定ですが、いわきFCのJリーグ昇格という目標に向けて、着実に構想が推進されていくと考えられます。

 

市民への影響:

新たなサッカースタジアムの建設は、いわき市民にとって以下のような影響が期待されます。

スポーツ観戦の質の向上: より快適で臨場感のある環境でサッカー観戦を楽しめるようになります。
地域の一体感の醸成: いわきFCの活躍を通じて、市民の一体感や誇りが高まることが期待されます。
経済効果: スタジアム建設や試合開催に伴う経済効果、雇用創出などが期待されます。
新たな交流拠点の創出: スポーツイベントだけでなく、様々なイベントや市民活動の場としても活用される可能性があります。

 

留意点:

本情報は現時点での公開情報に基づいています。今後の検討状況によっては、計画内容が変更される可能性があります。
具体的な建設場所、規模、スケジュール、財源などについては、今後のいわき市の発表にご注意ください。
いわき市のサッカースタジアム構想は、いわきFCの夢の実現だけでなく、地域の活性化にも大きく貢献する可能性を秘めています。今後の進展が注目されます。

 

(出典:いわきFC)

 

AIでは、まだ反映されていませんでしたが…

今年3月に立地やスタジアムデザインなどが発表されました。

 

iwakifc.com

 

このたび、いわきFCは、本日行った記者会見にて、新スタジアムの整備候補地をいわき市小名浜港の区域とすることを発表しましたので、お知らせいたします。
なお、候補地となる土地が県有地であることから、利用にあたっては現在福島県と調整を行っています。​

 

史上最高に尖ったスタジアムデザイン

この「いわき」の新サッカースタジアム構想は、本当によく練られていて…

いろいろなメディアが特集しているので、「地域社会のラボになる」や「構想段階での市民の参加」などはリンクを貼っておきますので、そちらをお読みください。

 

real-sports.jp

 

僕がなによりもブログに取り上げたいのは、スタジアムデザインです。

 

ビルと連結したメインスタンド。

多目的に使用するなら、使い勝手が良いと思います。

さらに、特徴的なゴール裏のデザイン。

 

アウェイ側ゴール裏を簡素化するのが、最近の流行りでしたが…

さらに尖ったデザインを採用してきました。

…撤去です!

 

これのメリットは

ピッチの芝生のコンディション維持に大きな効果を持ちそうです。

風通しがよくなり、立ち枯れを防ぐだろうと推測します。

 

メリットのもうひとつは、アウェイサポーターの指定席を高額のメインスタンドなどのエリアに強制移動させる事ができる点です。

 

「ヨドコウ桜スタジアム」が先鞭をつけた「簡素なアウェイゴール裏」

「ゴール裏」は、サポーターの戦場。

コールリーダーに従え、チャントを歌え、地蔵は許さない、応援するチームと一緒に戦い勝利に導く!

 

この考え方は、Jリーグのサポーターに広く浸透しています。

だから、ゴール裏に熱狂的なサポーターが集まるのです。

 

そこで対戦相手の選手たちと同じように

「ゴール裏」にもホームとアウェイの差をつけたのが、「ヨドコウ桜スタジアム」。

(実際の理由は予算の関係らしいです…)

 

ホーム側には、屋根があり、傾斜は高く、座席数は多く広い。

アウェイ側は、屋根がなく、傾斜は緩く、座席数は少なく狭い。

 

(出典:大阪府大阪市)

 

この流れは「金沢」「山形」に引き継がれます。

 

(出典:モンテディオ山形)

 

屋根の有無に関しては、

「金沢」「山形」などの雪の降る地域は大きな格差と言えます。

よく中東でのアウェイ戦を「灼熱の闘い」とテレビが煽っていましたが、雪国でのアウェイ戦を「厳寒の闘い」と銘打って売り出してみてはどうでしょう?

雪国でしか体験できない過酷なアウェイ…。

 

アウェイサポーターに対して、毎年の恒例人気マッチになるかもしれません。

 

www.titiseityou.work

 

最近は設計段階でホームとアウェイの差をつけていなかったスタジアムで、運営的に差をつけるクラブも出てきました。

 

例えば、

「ガンバ大阪によるアウェイサポーターをゴール裏2階に強制連行」や「京都サンガによるゴール裏中心にスポンサー看板設置」…。

 

アウェイの反骨心に火を点ける施策なのかな?

 

「アウェイ側ゴール裏」を撤去したスタジアムデザインが示すクラブフィロソフィ

「いわき」のスタジアムデザインが尖っている点。

それは、通常のデザインでは考えられない「アウェイゴール裏」の撤去。

これが新設のサッカースタジアムに許されるんだと驚嘆したうえで、ある意味で納得しました。

 


これまでは「アウェイサポーターへのホスピタリティ」を考慮していました。

従来のJリーグにおいて、遠いアウェイの地にチームを応援するために来場してくれたアウェイサポーターを「おもてなし」するのは当たり前と言う気持ちがあったのですが…

 

ところが、アウェイサポーターの指定席である「アウェイ側ゴール裏」を撤去。

ある意味で、対戦相手に「おもてなし」する必要はないという考え方です。

 

将来的にJ1仕様を目指す新設スタジアムを計画していて、ここまで「やりきった」クラブは初めてです。

でも、その「やりきった」感じに非常に魅力を感じてしまいます。


正直、クラブフィロソフィがスタジアムデザインで分かる事例と言えます。

 

ここまで奇抜なアイデアを採用できるのは「民設民営スタジアム」だからだと僕は思います。

 

「公設」だと、地域の経済効果を考えた上で「アウェイサポーターの観光」を優先させる必要があるのですが…

「そんなのいらね」「アウェイサポーターはバックスタンドの端でいい」という言葉がデザインに現れていて潔い。

 

これだけ尖っているクラブには、はやくJ1に上がってきて、浦和や鹿島のサポーターとバチバチしてほしい。

町田がJ1に昇格してきた去年、日本のサッカーが変わっていく感覚を持ちました。

こういうクラブがJ1リーグに新しい風を吹かしてもらいたいものです。


ちなみに、蛇足ですがこのデザインを見たときに土地の狭い「札幌新サッカースタジアム構想」でも実現可能だと思ったわけです。

 

www.titiseityou.work

 

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