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こんにちは、おふと申します。
今回は、サッカースタジアム建設資金集めをJクラブ主導でやりきる覚悟をもった「モンテディオ山形」のお話です。
2025年5月現在で、公表されている新サッカースタジアム構想のなかで、スムーズに着工まで計画が動き出しそうなのは「山形」「いわき」です。
「山形」「いわき」の共通点は「民設民営」。
つまり、計画通りスムーズに進んでいる新サッカースタジアム構想は基本的に「民設民営」の計画だと言う事です。
じゃあ、今後は地方自治体を頼らずにサッカースタジアム計画は民設でいいじゃないか?
…とは、単純には言えません。
新スタジアム構想するクラブにとって「民設民営」は滅茶苦茶ハードルの高い計画だからです。
なぜなら、スタジアム建設資金をクラブが主体となって用意しなければならないからです。
これまで「税リーグ」と揶揄され…
ホームスタジアムを国体仕様の陸上競技場を使用し、地方自治体に頼ってきたほとんどのJクラブには「民設」なんて経営判断は選択しづらい覚悟のいる行為といえるでしょう。
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Jクラブがお手本としたい「モンテディオ山形」のサッカースタジアム建設資金調達方法
「山形」の新サッカースタジアム構想をAIにまとめてもらいました。
モンテディオ山形の新サッカースタジアム構想は、クラブの持続的な成長と地域活性化への貢献を目指し、長年にわたり検討されてきました。以下にその経緯を詳しくまとめます。
1. 現状の課題認識と新スタジアム構想の萌芽 (2000年代~2010年代前半):
NDソフトスタジアム山形の老朽化: 現在のホームスタジアムであるNDソフトスタジアム山形(以下、NDスタ)は、1991年に開催された全国高等学校総合体育大会のために建設され、老朽化が進んでいました。施設面での課題(観客席からのピッチの見やすさ、バリアフリー対応、飲食・トイレ環境など)が指摘されるようになっていました。
クラブの成長戦略: Jリーグでより上位を目指し、経営基盤を安定させるためには、より魅力的な観戦環境と新たな収益源の確保が不可欠であるという認識がクラブ内にありました。
地域活性化への貢献: サッカークラブが地域にもたらす経済効果や一体感をさらに高めるためには、多機能で地域に開かれた新しいスタジアムが必要であるという考えがありました。
2. 具体的な検討の開始 (2010年代後半):山形県・天童市との協議: モンテディオ山形は、山形県やホームタウンである天童市と新スタジアム建設に向けた協議を本格的に開始しました。複数の候補地が検討される中で、アクセスや周辺環境などを考慮し、山形県総合運動公園内の現在地が有力候補となっていきました。
基本構想・基本計画の策定: 新スタジアムの規模、機能、コンセプトなどに関する基本的な構想や計画が策定されました。地域住民やサポーターの意見も参考にしながら、多目的利用が可能で、年間を通して賑わいを創出できるようなスタジアムを目指す方向性が示されました。
DBO(Design Build Operate)方式の検討: 建設から維持管理・運営までを民間事業者が一括して行うDBO方式が、効率的な事業推進の手法として検討されました。
3. 建設候補地の決定と事業者の選定 (2020年~2022年):
天童市山王地区への決定: 複数の候補地を比較検討した結果、山形県総合運動公園内の特設駐車場が建設候補地に決定されました。既存のスポーツ施設との連携やアクセス面などが評価されました。
事業者の公募・選定: DBO方式による事業者の公募が行われ、2022年5月には「株式会社モンテディオフットボールパーク」が優先交渉権者に選定されました。この会社には、モンテディオ山形の運営会社の他、設計・建設、運営ノウハウを持つ複数の企業が参画しています。
4. 基本設計・実施設計と資金調達 (2023年~現在):
基本設計・実施設計: 選定された事業者によって、スタジアムの詳細な設計が進められました。コンセプトである「山形を繋ぐ ~Rediscovery YAMAGATA~」に基づき、県産木材の活用や地域文化の発信など、山形らしさを取り入れたデザインが検討されています。
資金調達の本格化: 建設費の見積もりを踏まえ、民間企業からの出資、企業版ふるさと納税、国の補助金などを組み合わせた資金調達が本格的に開始されました。建設費の高騰など、課題も顕在化しています。
周辺整備計画: 新スタジアムだけでなく、周辺のアクセス道路や駐車場、広場などの整備計画も並行して進められています。
5. 今後の展望:
2028年夏の開業: 現在の計画では、2028年夏の開業を目指して建設が進められています。
地域との連携強化: 新スタジアムを核として、地域住民との交流イベントや地域貢献活動などを積極的に展開し、地域との連携をさらに強化していくことが期待されています。
新たなスポーツ文化の創造: サッカー観戦だけでなく、様々なスポーツや文化イベントが開催できる多機能なスタジアムとして、新たなスポーツ文化の創造を目指しています。
このように、モンテディオ山形の新サッカースタジアム構想は、クラブの成長、地域活性化、そしてより良い観戦環境の提供という多角的な視点から、長年にわたる検討と準備を経て、具体的な建設段階へと進んでいます。今後も資金調達や建設工事など、多くの課題を乗り越えながら、地域に根ざした新たなシンボルとなるスタジアムの完成を目指しています。
「山形」のスタジアム構想を初めて聞いた時に思った感想は「民設は夢物語」。
東北地方の都市でクラブ主導でスタジアム建設資金が調達できるはずがないと…。
ところが、新スタジアムの建設予定地を山形市と天童市に競り始めた辺りから様相が変わってきました。
「悲願」から「現実」へと…。
まず、現実的な問題へと変わったきっかけは、山形県内の地方自治体が本気でホームスタジアムを誘致するくらい「モンテディオ山形」が地元で人気がでてきている現象。
県民の支持がなければ、地元企業の投資対象にならないからです。
さらに、国内外の企業から投資されるクラブたるポテンシャルがあるのか?
クラブ経営の実績として、J2で居座り続けての4期連続の黒字。
J1昇格という特効薬なしで、観客動員数も順調に増えている。
近年の好循環期に入ったようにクラブ経営。
そのキーマンとなっているのが、モンテディオ山形の相田社長です。
サッカーJ2、モンテディオ山形の運営会社の昨年度の決算は、広告料や入場料収入などを含めた営業収益が26億円を超え、過去最高を更新して、4年連続の黒字となりました。
モンテディオ山形の運営会社は、1日、天童市で会見を開き、相田健太郎社長が、昨年度の決算を発表しました。
それによりますと、昨年度の決算は、前の年度と比べて、広告料の収入が、1億1200万円増えて、10億5200万円、入場料の収入が、8800万円増えて3億6600万円、物販の収入が5400万円増えて、2億5700万円となりました。
これにより、営業収益は前の年度を1億1100万円上回る26億1200万円と過去最高を更新し、最終的な利益は3000万円と4年連続の黒字となりました。
運営会社によりますと、黒字となった要因として、去年のホームゲームの平均入場者数が1万265人と、前の年と比べて1947人増加したことから、チケットの入場料やグッズ販売による収入が増加したことが大きいと分析しています。
(出典:モンテディオ山形)
スタジアム建設基金調達方法の武器は「約1万人の平均観客動員数」
モンテディオ山形がどのようにスタジアム建設資金を調達しているのか?
AIにまとめてもらいました。
モンテディオ山形が建設を目指す新サッカースタジアムの建設資金調達は、複数の手法を組み合わせて行われています。現時点で公表されている情報に基づくと、主に以下の方法が挙げられます。
1. 民間企業からの出資:
新スタジアムの建設・運営を担う「株式会社モンテディオフットボールパーク」には、モンテディオ山形の運営会社である株式会社モンテディオ山形の他、Sol Levante Sports株式会社、NECキャピタルソリューション株式会社、株式会社JTBが出資しています。この民間企業からの出資が、建設資金の大きな柱となっています。
2. 企業版ふるさと納税:
天童市は、モンテディオ山形新スタジアム建設資金確保のための官民連携プロジェクトとして、企業版ふるさと納税を募集しています。天童市外に本社を置く企業からの寄付を募り、新スタジアム建設に充当する計画です。令和7年度の寄付目標額は14億円とされています。寄付企業に対しては、税制上の優遇措置が講じられます。
3. クラウドファンディング:
過去には、ビッグフラッグ制作などのプロジェクトでクラウドファンディングが実施されています。将来的にも、新スタジアム建設に関連したクラウドファンディングが実施される可能性はあります。
4. 国や県の補助金・交付金:公設民営(DBO方式)での資金調達スキームにおいては、国庫補助金や交付金などの公的資金の活用も検討されているようです。
5. その他:
スタジアムのネーミングライツや広告収入なども、運営資金の一部として見込まれる可能性があります。
報道によると、建設費は約150億円超に増加しており、クラブ運営会社や天童市は資金調達に苦慮している状況も伝えられています。今後、県の追加支援なども検討される可能性があります。
資金調達の状況:2025年4月時点の報道では、民間企業からの出資などで約120億円の資金を調達したとされていますが、建設費の高騰により、さらに資金調達が必要となっています。
新スタジアムの概要:建設予定地: 天童市山王1番1号(山形県総合運動公園 特設駐車場内)
建設費用: 約158億円(周辺外構部、場内設備・機器等を含む)
収容人数: 約15,000人
構造: 鉄骨造・鉄筋コンクリート造 地上3階
コンセプト: 「山形を繋ぐ ~Rediscovery YAMAGATA~」
開業予定: 2028年夏頃
モンテディオ山形は、これらの資金調達方法を組み合わせ、地域住民や企業、行政と連携しながら、新スタジアムの建設実現を目指しています。
基本的に資金調達方法は「営業活動」。
裏技的な調達方法はない事がわかります。
その「営業活動」の武器になるのが…
「約1万人の平均観客動員数」。
地元のサポーターに支持されているからこそ、クラブ価値が向上する好例です。
筆頭株主「アビームコンサルティング株式会社」の存在
モンテディオ山形のスタジアム建設資金調達を後押ししているのが、筆頭株主「アビームコンサルティング株式会社」。
モンテディオ山形の株主は
・公益社団法人山形スポーツ振興21世紀協会 49%
・アビームコンサルティング株式会社 49%
・山形県 2%
投資企業のマッチメイクが本業と言えるので、切り札的な存在と言えます。
実際に「山形」のケースで資金調達は「SCOグループ」の支援によって、約120億円に目処がつきました。
スタジアム建設費が約158億円。
残りは約38億円…。
「雪国クラブの理想的なサッカースタジアム」ができるまで、あと一歩で手が届く所まで来ています。
歯科医院向け決済代行などを手がけるSCOグループ(東京・千代田)は、山形県天童市で2028年夏ごろの開業をめざすサッカースタジアムの事業を支援する。サッカーJ2山形の新たな本拠とする予定で、必要なら同スタジアムの建設・運営会社への出資に応じる。SCOは自社が持つ人工知能(AI)技術などを生かし、山形新幹線が停車するJR天童駅とのアクセス改善などにも協力する。
J1クラブでも簡単には実現できない「民設民営」サッカースタジアムの新設に邁進する「モンテディオ山形」。
「山形」のケースが実現できれば、今後の民間主導でスタジアム建設を検討しているJクラブにお手本となる事例になりそうです。
「民設民営」に続いて欲しい各地の「公設スタジアム構想」
サッカーファンとして、最近の「税リーグ批判」は…
その内容に納得できる点と納得できない点があります。
しかし、「秋田」「甲府」「湘南」など地方自治体主体を前提にした「公設スタジアム」は批判されても仕方ないと思っています。
「水戸」のケースなんて、スタジアム建設資金調達が無理なので「民設」から「公設」に切り替えたいと言い出す始末。
それはスタジアム構想の撤回が筋なんじゃないかと…。
地方自治体から「win-win」であると思われるクラブであるべきで…
そうではないと思われているなら、「民設」で自分たちで計画を進めるしかないのではないでしょうか?
今回の「モンテディオ山形」がアプローチしているスタジアム建設への計画を鑑みると…
「Jクラブライセンス」の問題でサッカースタジアムがほしいのはわかりますが…
本当にJ1ライセンスが欲しければ、「山形」のケースを参考にして「民設」すべきです。
それができなければ、下位リーグで地道にクラブ価値向上を目指すべきじゃないかと考えてしまいます。
【追記】頂いたコメントへ詳しい返信
ななしさん、コメントありがとうございます。
いつも楽しく拝見しております。 私はJリーグをまともに知りませんし観る予定もありません。 あくまでも門外漢としての意見なのですが、 スタジアム基準というのは本当に必要なのですか? ・屋根や座席数の規定なし ・土/人工芝/天然芝何れでも試合開催を認める このような条件なら公営の運動場でも興業が可能ですし、自治体も協力してくれるのでは? 年間ホーム試合数わずか20試合程度のために豪勢な箱を要求するのは我儘と言われても仕方ないでしょう。 基準云々はあくまでサッカー村の事情でありJリーグに興味のない大多数の人にとっては関係のない話ですから。 一つ前の記事で…夢のある話をしたいのに、そうさせてくれない現実。 という文言がありますがすごく違和感があります。 なぜなら夢を叶えるために動くべき主体はクラブであり、サポーターだからです。 自治体に夢を押し付けるのは違うでしょう。
サッカーに興味なく今後も観戦する予定もない方が、サッカースタジアム構想のブログ記事を読んでくれている事、問題提起的な事が当ブログでできていて少し嬉しく感じています。
と言うのも、この記事はサッカースタジアム構想にロマンを感じるサッカー村の住人向けの記事なので…。
その住人たちに「現実は厳しいし、サッカースタジアム構想を実現するにはいろいろなステークホルダーを味方にしてwin-winの関係をつくらないといけないよね」と呼びかけたいブログ記事です。
なので、僕の力不足から記事の方向性が万民向けではないと思っている次第です。
それと、このブログはその時の感想を綴った日記ブログなので、個人的感想を主体としています。
その前提で個人的な考えで解答しますが…(サッカーファンを代表しているわけではありません)
①スタジアム基準というのは本当に必要なのですか?
→JリーグはAFC(アジアサッカー連盟)に加盟しており、そのAFCスタジアム基準を参考に基準を設けています。
その基準に従っているJリーグが加盟クラブに示した指針です。
だから、Jリーグに加盟しているクラブはスタジアム基準を遵守する必要がでてきます。
(スタジアム基準も近年緩和されてきていますが…)
J1に参加したければ、J1規格のスタジアム。
J2に参加したければ、J2規格のスタジアム。
…上に昇格しなければ、それ相応のスタジアムで良いのです。
逆説的な事を言えば、Jリーグに加盟していないクラブはそれに従う必要はありません。
有り体に言うと、JFL(アマチュアのトップリーグ)で留まっている「ホンダFC」と同じように地元クラブがJリーグ加入を選択しなければ、上記のスタジアム基準に従う必要はありません。
個人的にはスタジアム基準を満たせないクラブは「ホンダFC」をお手本にすべきだと思っています。
サッカー協会の理念は、日本全国でのスポーツ振興です。
(実はサッカーに固執していません)
その理念を実行する術として、Jリーグに加盟しなくてもJFLで地元密着してスポーツ振興するクラブを増やすことで達成するのも一つの道ではないかと思います。
②夢のある話をしたいのに、そうさせてくれない現実。 という文言がありますがすごく違和感があります。 なぜなら夢を叶えるために動くべき主体はクラブであり、サポーターだからです。 自治体に夢を押し付けるのは違うでしょう。
→今回の「山形」を題材にしたブログ記事が解答になると思うのですが、ななしさんがおっしゃっている通り…
サポーターが夢を見る為にクラブ主体に「民設」スタジアムでプロジェクトを構想すべきだと思っています。
ちょっと意見が違うのは「サポーター」はお客さんという視点を僕は持っています。
サッカーに興味のない方も潜在的なサポーターだと思っているからです。
お客さんを増やす努力はクラブがすべきであるのとともに、お客さんが舞台を整える必要はないと思ってます。
演劇好きな観客が演劇の舞台を建てる必要がないのと同じ論法です。
あと、地方自治体は自治体の思惑と利益でJクラブに協力していると思っています。
それが現状において
win-winなのか?
政治的に思惑が食い違うようになったのか?
両者の思惑が食い違うようになってきたのが…
例えば「湘南」とか「秋田」とか
地方自治体と地元クラブがJリーグ創設時には夢を共有していたけど、それが時間が経ち共有できなくなってきた…というところなのだと思います。
なので、サッカー村の住人が「自治体に夢を押し付けている」とは違うなぁと言う感覚を僕はもっています。
総じて「夢のある話をしたいのに、そうさせてくれない現実。」という言葉は、
サッカーファンに「スタジアム建設の実現は現実的には厳しいし、サッカースタジアム構想を実現するにはいろいろなステークホルダーを味方にして、すべての人たちとwin-winの関係が必要だよね」
とお気持ち表明な感じの呼びかけで使わせてもらいました。
スタジアム問題に興味を示してもらえて、ありがとうございます。
できれば、お近くでJリーグ観戦をしてもらえるとサッカーの良さや地元の活気に触れてもらえると思っています。
それがあるから、僕みたいなブログ記事を書く人間がいると思います。
【追記】
ななしさん、再度コメントありがとうございます。
返信ありがとうございます。
まず私はサッカーを含むスポーツを憎いとも無くなれとも思っていません。趣味趣向は人それぞれですから、常識の範囲内で盛り上がるならそれで全く文句はありません。youtubeで税リーグ問題が取り上げられ始めてから1年弱くらいでしょうか、明らかに関連動画の数が増えましたよね?色んな投稿者が扱うようになりました。ネットメディア等でもちょくちょく見かけますし所謂オールドメディアで扱われるのも時間の問題でしょう。
そうなった場合「俺たちのルールだから仕方がないんだ」と突っぱねれば猛批判を受けるでしょう。
何せ税金が絡む議論ですので「放っておいて」は通じません、サッカー界も何かしらの妥協を求められます。その妥協案として最も有効なのがスタジアム基準の撤廃だと考えます。折れるべきところは折れて地に足を付けて再起を図るなら一定の理解は得られるでしょう。
ななしさんはスタジアム基準が気に入らないのですね。
上記の本文での返信…
読んでいただけましたでしょうか?
「俺たちのルール」は、国際的なサッカー連盟のルールなので突っぱねるとかそう云うレベルの話ではないと本文で上記した通りです。
例えば、陸上競技場に陸上競技の国際連盟が決めた陸上競技場の基準があります。
1種や2種など…。
1種と2種の大きな違いは、1種の場合は補助競技場が3種公認陸上競技場ではなくてはなりません。2種の場合は全天候型舗装の補助競技場があることが望ましいとの違いがあります。
また、観客の収容数の規定があり1種は15,000人以上(うちメインスタンドは7,000人以上かつ屋根付きとする)、2種は5,000人以上(うちメインスタンドは1,000人以上とし屋根付きを希望する)と違いがあります。競技施設の規格等には大きな違いはありませんが、補助競技場や観客の収容人数に大きな違いがあると言えます。
1種・2種と3種以下の大きな違いは、走路や障害物競走設備、補助競技場にあります。
1種・2種の走路の直走路は8レーン又は9レーン・長さ115m以上、曲走路は8レーン又は9レーンとなっているのに対し、3種は走路の直走路は8レーン・長さ114m以上、曲走路は6レーン以上とするとレーンの数に大きな違いと、障害物競走設備は1種・2種は必要なのに対し、3種は無くても可である。補助競技場についても3種以下は無くても可となっています。
ちなみに、開催できる陸上の大会が1種、2種、3種によって制限されます。
サッカースタジアム基準もこれのサッカー版だと思っていただければと思います。
ちなみに、スタジアム基準に従いたくないクラブはどうすれば良いかも上記しています。
ななしさんのコメントで理解できなかったのが
何せ税金が絡む議論ですので「放っておいて」は通じません、サッカー界も何かしらの妥協を求められます。
その妥協案として最も有効なのがスタジアム基準の撤廃だと考えます。折れるべきところは折れて地に足を付けて再起を図るなら一定の理解は得られるでしょう。
自治体主体だと税金が負担が大きい議論なので…
今回のブログ記事にした「山形」のケース(民設民営)を手本にしようと言う話だったのですが…
「山形」は民間でスタジアム建設資金を約120億円調達したという内容だったのですが、ご覧いただけましたでしょうか?
あと約35億円の調達に目処がつけば、今年中の建設に着工できる段階に来たのでスタジアムが欲しい他のクラブは山形を参考にしましょうと…。
最後に「地に足をつけて再起を図る」というコメントも理解できません。
サッカースタジアム建設において、なにか失敗したのでしょうか?
例えば、選挙絡みの「秋田」のケースをひとつ取り出して、「一定の理解」とおっしゃられているなら、ナンセンスな決めつけと思います。
「吹田」はパナソニックを中心とした民間企業が多額の寄付金を…
「京都」は京セラを中心とした民間企業が多額の寄付金を…
「広島」はエディオンを中心とした民間企業が多額の寄付金を…
「今治」は岡田オーナーが自らの責任で投資を集め…
「長崎」はジャパネットが社運をかけて建設しました。
民間企業はなにを思って投資したのでしょうか?
自治体はどう考えて、スタジアム建設を後押ししたのでしょうか?
ななしさんが決めつけたように、Jリーグが失敗しているなら
上記の企業や自治体は愚か者なのでしょうか?
プロ野球とJリーグ、Bリーグ以外に成功したスポーツリーグはあるのでしょうか?
YouTubeやネットメディア、オールドメディアも「税リーグ」論説には賛否両論だと思います。
悪い点だけ見て、悪い悪いというのは偏見ではないかと僕は思います。
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