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こんにちは、おふと申します。

今回は、今年8月に発表された「日本初」「世界高水準」の「みんなでつくるスタジアム」のお話です。
………
いきなり、なにをふざけているの?と言われるかもしれません。
「日本初」とか「世界高水準」とか商品開発会議で商品本部長が好む言葉を「サッカースタジアム構想」で書く時代になるとは僕も思っていませんでした。
さらには、その上に「みんなでつくるスタジアム」…。
「福島市の税金を使って、みんなでつくるスタジアム」と言いたかったのかな?
マスコミの皮肉タイトルなのかな?
とか考えたんですが、なんと「福島ユナイテッド」が自ら名乗っていました。
小学生の「ぼくのかんがえたさいきょうのさっかーすたじあむ」っぽくて、大丈夫なのかな?と思ってしまいましたが…
福島ユナイテッドの立場を考えると見えてくる「ぼくのかんがえたさいきょうのさっかーすたじあむ」的な構想発表になった理由を今回は深堀りしていきたいと思います。
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「いわき新サッカースタジアム構想」に対する焦りが生んだ「コンセプト」だけの構想?
福島県には2つのJクラブがあります。
ひとつは福島県中通り北部に位置する福島市をホームにする「福島ユナイテッド」。
もうひとつは福島県浜通り南部に位置する「いわきFC」。
福島県は東西に広く、2つの山地によって「浜通り」「中通り」「会津」の3地域に区分されます。
つまり、両クラブは「中通り」と「浜通り」を代表するクラブというわけです。
「会津」と「中通り」の幕末から続く仲の悪さは有名ですが…
「中通り」と「浜通り」もライバル関係が成立しています。
そんなライバル関係である「いわきFC」が主導する「いわき新スタジアム構想」が実現化に向けて着実に進んでいるので…
「福島ユナイテッド」も「新スタジアム構想」を焦って発表した。

(出典:福島ユナイテッド)
今回の構想発表を表向きだけ見ていれば、おそらくそんな感じです。
構図としては、シンプルでわかりやすい状況。
なので、「福島新サッカースタジアム構想」の実現への可能性はかなり低いと言わざる得ません。
モーターショーのコンセプトカーと同じくらい実現率のなさ
「福島新サッカースタジアム構想」の内容をAIに尋ねました。
福島ユナイテッドFCが発表した新サッカースタジアム構想の主な内容は以下の通りです。
コンセプト: 地域参加型の「みんなでつくるスタジアム」
構造: 日本初の完全木造、世界初の循環型木造スタジアム構想
特徴:
福島の木材を使用し、建築の部材を作る過程にクラブ関係者や地域住民が参加できる仕組みを導入。
部材は分解・再利用が可能な設計とし、資源・文化・技術の持続的な循環を目指す。
福島の盆地型気候を活かしたパッシブデザインを導入し、自然エネルギーを最大限に利用する。
クラブのエンブレムにもある「不死鳥」をモチーフに、震災からの復興や希望・再生の象徴となることを目指す。
世界最高水準の環境指標「リビング・ビルディング・チャレンジ」の取得にも挑戦する。
規模・場所・スケジュール:
収容人数:約5000人規模が想定されている。
場所:現時点では未定。
完成時期:2028年度を予定していたが、建設費の高騰や建設予定地の選定が難航しているため、計画を見直すことになり「白紙」と発表されている。
コンセプトは素晴らしいし、実現できたら世界に誇れるスタジアムになります。
…実現できたら。
建築用材木の価格が高騰しているなかで「日本初の完全木造」。
このコンセプトだけで実現性が困難なプロジェクトであることがわかります。
なぜ、福島ユナイテッドは実現性ではなくコンセプトを優先したプロジェクトを発表したのでしょうか?
福島新サッカースタジアム構想を主導する筆頭株主の寺部達郎氏とスポーツXの小山淳氏
コンセプト優先になった理由…
それを理解するには、福島新サッカースタジアム構想を主導している2人の人物に注目する必要があると思います。
ひとりは福島ユナイテッドの筆頭株主である寺部達郎氏。
AIに彼の事を尋ねてみました。
寺部氏は、一橋大学経済学部を卒業後、1995年に日商岩井株式会社(現:双日株式会社)に入社しました。その後、ベンチャー企業やベンチャーキャピタルでの経験を積み、2013年7月にWMパートナーズ株式会社を設立しました。この会社では、セカンダリー投資やバイアウト投資などを手掛けています。
寺部氏は、WMパートナーズのパートナーとして、投資活動だけでなく、スポーツクラブの経営にも関わっています。福島ユナイテッドFCの経営権を取得する以前から、プロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」のクラブ運営に携わるなど、スポーツ事業への関心を示していました。
福島ユナイテッドFCへの関与
2024年4月、寺部氏は東洋ワークグループから福島ユナイテッドFCの運営会社の株式を譲り受け、筆頭株主となるとともに、代表取締役会長に就任しました。彼は「サッカーを通じて社会貢献をしたい」という意向を表明しており、クラブの財務基盤の強化、チーム力の向上、そして地域社会との連携を深めることに注力しています。
もうひとりは、福島ユナイテッドの株主である「スポーツX」社長である小山淳氏。
彼の事もAIに尋ねてみました。
小山淳氏は、福島ユナイテッドFCの筆頭株主である寺部達朗氏と関係の深いスポーツX株式会社の代表取締役社長であり、藤枝MYFCの創業者でもあります。
以下に彼の主な経歴と人物像をまとめます。
経歴
サッカー選手としての挫折と放浪: 1976年生まれで、静岡県藤枝市出身。学生時代はサッカー選手として活躍し、各年代で日本代表に選出される実力を持っていました。しかし、早稲田大学進学後に左足首の負傷により選手生命を絶たれます。その後、世界33カ国を放浪し、自身の人生や価値観を見つめ直しました。IT業界での起業: 帰国後、IT業界に転身し、2002年にネットメディア事業を行う「Jプレイヤーズ」を創業します。
藤枝MYFCの創設とJリーグ参入: 2009年7月、地元藤枝市のサッカークラブを母体に、日本初の「ネットオーナーシステム」を取り入れた革新的なプロサッカークラブ「藤枝MYFC」を創設しました。わずか5年でJリーグへの参入を果たし、その経営手腕が注目されました。
スポーツX株式会社の設立と理念: 2017年10月には、プロスポーツクラブの多店舗展開を目指す「スポーツX株式会社」を設立し、代表取締役社長に就任しました。スポーツを通じて地域を豊かにすることを目指しており、日本全国だけでなく、ミャンマーなど海外にもそのノウハウを展開しようとしています。また、福島ユナイテッドFCの新スタジアム構想にも関わっています。
藤枝「MY」FCの名前が示す通り、小山氏は「みんながオーナー」「みんなでつくるマイクラブ」と言うフレームを好んでいます。
福島新サッカースタジアム構想も「みんなでつくるスタジアム」。
おそらく、小山氏のアイデアをもとにして寺部氏がプロジェクトをグリットしている。
キャッチコピーだけで、そんな構図が見えてくる人間関係と思われます。
地方政治への高い提案力を有する「スポーツX」が仕掛けるスタジアム構想
小山氏の経営している「スポーツX」はスポーツをインフラにしようと提案し…
「おこしやす京都」「みちのくFC仙台」「福島ユナイテッド」に経営参画している企業です。
実現はしませんでしたが…宮城県大郷町での町長選挙の争点にもなっていた「おおさとスマートスポーツパーク」を提案していた企業としても有名です。
AIに「おおさとスマートスポーツパーク構想」について、尋ねてみました。
スポーツXと「おおさとスマートスポーツパーク構想」は、宮城県**大郷町(おおさとちょう)**の地域活性化を目的とした官民一体の事業として関係しています。
構想の概要
目的: 2019年の東日本台風で被災した農地を活用し、農業とスポーツを組み合わせた新たな地域振興を目指すプロジェクトです。
内容: サッカーグラウンドや宿泊施設を整備し、サッカー合宿や大会の誘致、アカデミー事業、企業研修などを通じて交流人口の増加を図る計画でした。また、スポーツ選手が農業にも携わる「アスリート兼農家」という新しい働き方を創出することも目標としていました。
役割: スポーツXは事業の提案と運営を担い、大郷町が土地の取得や一部のインフラ整備を担当する計画でした。
現在の状況
しかし、この構想は度重なる町議会での予算案否決や、事業費の増額に対する懸念から進展が見られない状況が続いていました。最終的に、町と事業者が計画の撤回に合意し、構想は中止となりました。
つまり、「スポーツX」は地方政治へのアプローチ力の高い企業。
町長はかなりのやる気で推し進めていたプロジェクトなので、「スポーツX」はかなり具体的な提案をしていたのだと推測できます。
今回の福島新サッカースタジアム構想発表は、「おおさとスマートスポーツパーク構想」のような地方政治家受けする為のプレゼンテーションだったと理解すると…
なぜ、コンセプト優先の発表だった理由がご理解いただけると思います。
「復興のシンボル」「日本初の…」「世界高水準の…」と美名のもとに、
地元政界のどの政治家や企業がどう興味を示したのか?
言うなれば、サッカーに対する地元の反応を知るためのリトマス試験紙。
それが今回の福島新サッカースタジアム構想であったのではないかと僕は思います。
【追記】福島市長の反応
福島市の木幡市長が早速、コメントともに支援を表明しました。
スポーツXはやり手だなぁ。
福島市の木幡浩市長は25日の定例記者会見で、サッカーJ3福島ユナイテッド(同市)が新しい球技専用スタジアムの建設構想を発表したことについて「ユナイテッドとは密接に連携しており、建設や用地確保について市としてもできる限りの協力・支援をしていきたい」と表明した。
福島ユナイテッドは「世界初の循環型木造スタジアム」をコンセプトに、県産木材を使用した集成材などによる木造建築のスタジアムの整備を目指す方針を8月30日のホーム戦で発表した。建設地や完成時期は未定だ。
木幡氏は「私も青写真を見て驚いた。世界でも唯一無二で、福島復興のシンボルになるようなスタジアム」と評価した。具体的措置など市の関与については「どこに建設するかによって協力の形は変わる。ユナイテッド側にとって望ましい運営形態になるのかどうかも、互いに検討していく必要がある」と述べた。【錦織祐一】
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