優柔不断な父親の成長過程日記

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【マルチクラブオーナーシップ経営(MCO)考察】育成選手の売却益を最大化させる手法(2025年10月)

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こんにちは、おふと申します。

 

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 「Jリーグ」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にリーグの魅力を綴っていきます。

 

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長崎に新スタジアムを完成させた後も「Vファーレン長崎」の親会社「ジャパネット」が精力的に動き出しています。

 

彼らの狙いは「選手売却時における利益の最大化」。

 

その為に、ベルギー1部「シント・トロイデン」への資本参加を決め、マルチオーナーシップ経営へと乗り出しました!

 

今回は、日本資本によるマルチオーナーシップ経営の今後を深掘りしていきたいと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

J2長崎を保有するジャパネットホールディングスが、ベルギー1部シントトロイデンの筆頭株主となることで基本合意したことが1日までに分かった。17年に長崎の経営に本格参画したジャパネットは、今年7月にクラブ経営権を持つ日本企業のDMMグループから19・9%の株式を取得し、第2位の株主に。今後は2、3年をかけてさらにDMMから株を買い取り、経営権を取得する方針という。

 

 

 

 

 

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「ジャパネット」がスタジアム完成後に仕掛ける「マルチクラブオーナーシップ経営」の狙い

今回は「ジャパネット」による「マルチクラブオーナーシップ経営」の狙いを主題におきたいのですが…

 

まずは、「マルチクラブオーナーシップ経営」をAIにまとめてもらいました。

マルチクラブオーナーシップ(MCO)の狙いは、主にビジネス面とスポーツ面の両方でシナジーを生み出し、複数のクラブの価値を最大化することにあります。

詳しくご説明します。

 

主な狙い(目的・メリット)

選手の育成と強化、キャリアパスの構築

 

段階的なステップアップ: グループ内の異なるリーグやレベルのクラブ間で選手を移籍(レンタル含む)させることで、選手の成長段階に合わせた最適な環境を提供できます。例えば、若手選手を育成に特化したクラブで経験を積ませた後、トップレベルのクラブでプレーさせるキャリアパスを構築できます。

 

市場価値の最大化: グループ内で出場機会を与えながら選手の価値を高め、最終的にグループ外のクラブへ高額で売却し、収益を得る「プレイヤー・トレーディング」を効率的に行えます。

 

リソースの最適活用と効率化

スカウティング・データ共有: スカウティングシステムや選手データなどの情報、ソフトウェアをグループ全体で共有することで、コストカットや効率的な運営が可能になります。

ノウハウ共有: 成功事例や経営ノウハウを共有し、各クラブの運営レベルの向上を図れます。

 

ビジネス面での収益強化とリスク分散

グローバルブランドの確立: 複数の国や地域にクラブを持つことで、グローバルなブランド価値を高め、スポンサーシップなどのビジネス機会を創出できます。

スポンサー交渉の優位性: 複数のクラブでのスポンサー契約を一括で交渉することで、単独で交渉するよりも有利な条件を引き出しやすくなります。

リスク分散: 投資を複数のクラブに分散させることで、一つのクラブが降格したり、成績不振に陥ったりした場合の事業リスクを低減できます。

 

投資としての利益追求

クラブの売却益: クラブの価値を向上させた後に売却し、売却益を得ることを主な目的とする投資的な側面もあります。

特に近年では、選手の国際的なキャリア形成を支援し、ヨーロッパなど主要なマーケットで活躍できるルートを構築することを明確なビジョンとして掲げるMCOの事例も見られます(例:横浜FCとUDオリヴェイレンセのプロジェクト)。

 

課題・懸念点

一方で、MCOには以下のような課題も指摘されています。

競技の公平性: 同じオーナーが所有するクラブ同士が同一大会に参加する場合、試合のインテグリティ(公平性・公正性)が損なわれる懸念があり、FIFAや大陸連盟(UEFAなど)は規制を強化しています。

ファンの反発: グローバルなビジネス戦略が優先され、地域との繋がりや伝統が軽視されるのではないかという懸念から、地元ファンからの反発が起こることもあります。

 

 

・海外選手獲得の為の情報収集

・クラブ間移籍の経費削減

・若手選手育成の促進

などが挙げられていましたが…

今回、注目したいのは「投資としての利益追求」です。

 

日本人選手の「欧州クラブで売却する価格」と「Jクラブで売却する価格」が桁違い!?

「マルチクラブオーナーシップ経営」は、Jクラブにとって「育成選手の売却益を最大化させる手法」である。

 

これを理解するには、「日本人選手の売却額」が

・Jクラブから欧州クラブへの価格

・欧州クラブから欧州クラブへの価格

このふたつが桁違いであるという事をわかっていないといけません。

 

例えば、鈴木彩艶選手の場合をAIに調べてもらいました。

鈴木彩艶選手の歴代の「売却額」(移籍金)に関する主な情報は以下の通りです。

鈴木選手の海外クラブへの移籍は、主に以下の2つのステップで報道されています。

 

・2023年夏    浦和レッズ→シント=トロイデン(ベルギー)

150万ユーロ(約2億3,000万円)の買い取りオプション付きのレンタル移籍と報道(後に完全移籍に移行)

 

・2024年夏    シント=トロイデン(ベルギー)→パルマ・カルチョ1913(イタリア)

17億円(最大額、クラブ史上最高額の売却と報道) 1000万ユーロ(約17億円) 750万ユーロ+ボーナス250万ユーロ(総額約12億9000万円+約4億3000万円)

 

浦和レッズ→シントトロイデン 150万ユーロ

シントトロイデン→パルマ 1000万ユーロ

 

その違いは850万ユーロ!

日本円(1ユーロ=173円)に換算すると…約14億7092万円。

まさに桁違いと言えます。

 

もしも、浦和レッズがシントトロイデンを所有していたら、この差額はレッズのものだったのです。

 

ジャパネットの狙いがおわかりいただけましたでしょうか?

欧州クラブを傘下にすると、育成選手の移籍収入を欧州クラブの同額でジャパネットが手に入れることができるのです。

 

ジャパネットが仕掛ける「松澤海斗」選手のシントトロイデン海外移籍

ジャパネットの目論見において、先鞭をつけるのが「松澤海斗選手シントトロイデンへの移籍」です。

 

www.v-varen.com

 

松澤選手の経歴をAIにまとめてもらいました。

ポジション    ミッドフィールダー (MF)    主に攻撃的なポジション

・ロプタ富士    FC Fuji    
・富士市立高校    高校時代に全国大会出場はなかったものの、3年でプリンスリーグ昇格に貢献。
・名古屋経済大学    大学2年から背番号10を背負い、U-19全日本大学選抜に選出。
・2023年3月 - 2025年6月    V・ファーレン長崎 (J2)    大学を卒業しプロキャリアをスタート。背番号は38。
2023年7月22日にJリーグ初出場。
2023年7月29日にJリーグ初得点。
公式戦通算73試合に出場し、5ゴール8アシストを記録(長崎所属時)。
・2025年7月 -    シント=トロイデンVV (ベルギー)    海外クラブへの移籍を前提とした準備のため長崎を離脱後、完全移籍を発表。
背番号は38。

 

経歴を見ると「大学」「J2」でVファーレン長崎を中心に活躍した選手で「J1」の経験はない。

この経歴の選手がベルギーリーグでどのくらい活躍し、ステップアップできるのか?

 

松澤選手の一連の移籍劇は、シントトロイデンでJリーグで有望だった選手たちを掻き集めてステップアップさせた実績のあるDMMをパートナーにして行う「ジャパネットの実験」と言えます。

 

この実験が成功すれば、選手育成で多額の富を手に入れると夢見たジャパネットが…

数年後にシント・トロイデンの筆頭株主をなっていてもおかしくはないと思います。

 

拡がりを見せる日系資本によるMCO経営

この手法で利益の拡大化を狙っている日系資本はジャパネットだけでありません。

 

「ジャパネット」はシント・トロイデンで欧州クラブを経営している日系企業「DMM」をパートナーに据えたのですが…

「ONODERAグループ」と「ヤンマー」は、2部のクラブを買収して独自で市場開拓する方法を選びました。

 

先行する「ONODERAグループ」のMCO経営

MCO経営で先行しているのが横浜FCを傘下に持つ「ONODERAグループ」。

2023年にポルトガル2部UDオリヴェイレンセSADも傘下に置き、マルチクラブオーナーシップ経営に挑戦しています。

 

今年はその成果が挙がり、永田 滉太朗選手がポルトガルの強豪クラブ・ポルトに移籍しました。

 

 

prtimes.jp

 

横浜FCからUDオリヴェイレンセ(ポルトガル)に期限付き移籍をしていた永田 滉太朗選手が、FCポルト(ポルトガル)へ完全移籍することが決定しましたのでお知らせします。

 

移籍金の金額は公表されていませんが、目論見通りにプロジェクトを進めているようです。

 

後追いする「ヤンマー」のMCO経営

最新の動きでは、セレッソ大阪を「日本ハム」と協業している「ヤンマー」は、今年7月にオランダ2部アルメレ・シティFCのは買収契約を締結しました。

 

www.football-zone.net

 

ヤンマーは1989年にオランダのアルメレに欧州での事業拠点となる「Yanmar Europe B.V.」を設立。2015年にはアルメレ・シティ本拠地スタジアムのネーミングライツも獲得し、「ヤンマー・スタディオン」と命名するなど以前から深い関係を築いてきた。

 

 アルメレ・シティの声明によれば、ヤンマーはスタジアムスポンサーを務めるクルーネンベルグ・グループとアルメレ・シティの全株式、およびスタジアムの買収契約を締結したとという。

 

 ヤンマーはC大阪のオーナー企業ということもあり、今回の買収についてSNSでは「ワクワクする」「日本人選手の受け入れ先になるのかな」「セレッソ大阪との連携もあり得る?」「ヤンマーやるな」「えぐい」「新しい修行先になりそう」などと様々なコメントが寄せられるなど反響を呼んでいた。

 

以前、「ヤンマー」についてブログ記事にしていました。

セレッソ大阪が「日本ハム」との協業なので、思ったように経営できていないのではないかと推測したうえで…

レッドブルと近しい企業であり、彼らとMCO経営に参画していくのではないかと推測した内容でした。

 

それが…

まさか、自分たちでMCO経営に挑戦するとは思っていませんでした。

 

www.titiseityou.work

 

「ヤンマー」に関しては動き出したばかりで、どのようにMCOに挑戦していくのかを注目ですね。

 

三菱グループもMCO経営に参画?

「ヤンマー」に続いて、気になるのが「三菱グループ」。

 

news.yahoo.co.jp

 

「GVA」は「時間はかかったが交渉は完了した。ベールスホットは、アントワープの伝統的なクラブに対して数か月にわたり関心を示していた日本人投資家グループの手に渡った。長く厳しい交渉の末に、ベルギーのクラブはアブドラ王子とユナイテッド・ワールド社の所有するものではなくなった」と第一報を伝えている。

 

 これまで元会長であり少数株主のフランシス・ヴランケン氏との意見の相違があったが、日本の投資グループ、ユナイテッド・ワールドとともに、すべてが合意に達したという。クラブからの公式発表はないが「GVA」は「木曜日に取引が完了したという情報を確かな筋から得た」として、このニュースを報じた。

 

噂では、ベルギー2部ベールスホットを買収した日本投資グループの中心が「三菱グループ」らしいです。

 

なぜなら、原口選手が移籍したから…

安直すぎる推理………。

しかし、日本のビッグクラブ「浦和レッズ」がMCO経営に乗り出したら熱いとは思います。

 

育成選手の売却益を最大化させる手法として、MCO経営に乗り出す「Jクラブの親会社」を考察してきたわけですが…

サッカービジネスの中心が「ヨーロッパ」というのを思い知らされる内容となってしまいました。

 

Jリーグのファンが冷静に考えるべきなのは、Jクラブの親会社がMCO経営の中心に据えるクラブは買収した欧州クラブなんだと言うことです。

 

サッカービジネスの中心地がヨーロッパなのだから、この事はちゃんと理解しておいたほうが良いと思います。

 

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