優柔不断な父親の成長過程日記

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【国立競技場後利用問題】年間維持費(約24億円)をネーミングライツで目処がついた「MUFGスタジアム」

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こんにちは、おふと申します。

 

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皆さん、「国立競技場後利用問題」を覚えていますか?

東京オリンピックで建て直した国立競技場を五輪後にどう利用するかという問題です。

 

思い出すために、AIに問題点を尋ねてみました。

国立競技場(新国立競技場)の後利用問題は、主に高額な維持管理費と、収益を確保するための恒久的な利用方法について議論が続けられている問題です。

主な論点と状況は以下の通りです。

 

1. 高額な維持管理費と赤字の懸念
年間維持費: 年間約24億円(今後50年間の見通し)とも試算されており、非常に高額です。

公費負担: 収益だけでは賄いきれないため、民営化後も年間およそ10億円を上限に公費(税金)での維持管理費負担を可能とする方針が示されています。

赤字の可能性: スポーツイベント等の収益だけでは年間約10億円程度の赤字となる懸念が指摘されています。

 

2. 多目的利用と収益確保の課題
収益源の模索: 高額な維持費を賄うため、スポーツイベントだけでなく、コンサートなどの興行利用による収益確保が重要視されています。

 

陸上トラックの残置:

現状: 東京大会で使用した陸上トラックがそのまま残されています。

 

課題: 陸上トラックがあると、サッカーやラグビーなどの球技専用スタジアムと比べて観客席とピッチの距離が遠くなり、臨場感が損なわれるという批判があります。これにより、球技イベントでの集客や収益に影響が出る懸念があります。

 

残置の理由: コンサートでステージを天然芝の上に設置すると芝を痛めるため、陸上トラックのスペース(芝養生のための空間)として残した方が良いという民間事業者からの意見や、改修費のコスト、陸上競技大会での利用継続の要望などがあります。

 

コンサート利用の課題:

収益の柱として期待されるコンサートについても、周辺住民への騒音配慮から利用回数が制限される可能性があり、収益面で大きな改善は見込めないという指摘もあります。

 

3. スタジアムの恒久的な方向性
「赤字覚悟でスポーツの聖地にするのか」、「収益重視のライブハウスとするのか」といった、競技場を何のための施設として利用していくのかという根本的な方向性が議論の的となっています。

 

将来的には、運営権を民間に売却する「コンセッション方式」の導入も検討されましたが、改修費や収益の確実な見通しが立たないことから、ホームスタジアムとして利用するサッカークラブなどは現れませんでした。

 

結論として、国立競技場は建設費だけでなく、大会後のランニングコスト(維持費)が大きな問題となっており、その解決のためには、陸上トラックをどうするかを含めた、安定した収益源を確保できる利用方法の確立が求められています。

 

思い起こせば、「税リーグ」非難のハシリが、この問題であったのではないでしょうか?

毎年10億円の公金(税金)を投入しなければならないと言われていた「年間維持費」。

先日、民間運営会社「ジャパン・ナショナルスタジアム・エンターティメント」が発表したネーミングライツでほぼ目処が立ました。

 

news.yahoo.co.jp

 

国立競技場(東京都新宿区)の運営会社「ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)」は15日、同競技場で記者会見し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と命名権を含むトップパートナー契約を結んだと発表した。新たな呼称は「MUFGスタジアム」で、略称は「MUFG国立」を使う。

 

契約期間は来年1月から5年間。契約金額は非公表だが、総額100億円程度とみられる。MUFGの亀澤宏規社長は「日本にとって唯一無二の場所。世界中の多くの皆さまに共感いただけるスタジアムの実現に取り組んでいく」と語った。

 

契約期間:5年間

契約金額:非公開(総額100億円程度)

 

年間のネーミングライツが20億円とみると…

年間維持費が約24億円なので、残り4億円。

 

最初の5年間だけだろうと言われるかもしれないが、

騒ぎに騒いでいた「国立競技場後利用問題」とは何だったのだろうか?

 

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「国立競技場」は、「NTTドコモ」の錬金術によって「負の遺産」から「金の卵」に生まれ変わる

2024年6月、東京五輪のメインスタジアムだった国立競技場の民営化で、NTTドコモを代表とするコンソーシアムが優先交渉権者に選定されました。

 

このコンソーシアムのメンバーは

・NTTドコモ

・前田建設工業

・SMFLみらいパートナーズ

・日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

 

この4社連合「ジャパン・ナショナルスタジアム・エンターティメント」で「収益性の高い国立競技場」を目指すわけです。

 

AIにその経緯を尋ねました。

NTTドコモを代表とするグループが国立競技場の運営を担うことになったのは、赤字を解消し、公費負担をなくすことを目指しているからです。

 

ドコモグループは、従来の運営方法で懸念されていた赤字の解消と、国が年間約10億円を上限に負担するとしていた公費の負担を求めないことを提案しています。

 

NTTドコモグループの主な収益化戦略
NTTドコモ、前田建設工業、SMFLみらいパートナーズ、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の4社が参画するこのグループは、「ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)」という新会社を設立し、2025年4月から運営を開始しました(または開始予定です)。

彼らが掲げる主な収益性向上の計画は以下の通りです。

 

コンサート開催の大幅増:

近隣への騒音問題から年1~2回程度に留まっていた音楽コンサートなどのイベントを、年間20日以上まで増やすことを目指しています。

これには、ドコモが独自に開発する遮音技術や、NTTが研究を進める次世代の高速通信技術「IOWN(アイオン)」の活用が不可欠とされています。

 

ネーミングライツ(命名権)の導入:

新しく命名権を導入し、大型の収益源とします。報道によると、100億円規模の販売も計画されています。

(2025年10月時点の最新情報として、MUFGが命名権を取得し「MUFGスタジアム」などの新呼称となることが報じられています。)

 

付加価値の高い施設利用の拡充:

VIPルームの大幅拡充など、高額な利用料を得られる特別席を新設・強化し、富裕層や企業の需要を取り込みます。

先端技術を活用した大型ビジョンの設置なども進め、スタジアムの魅力を高める方針です。

 

このように、ドコモグループは、国が懸念していた年間約24億円と言われる維持費を賄うため、主にエンターテイメントと先端技術を活用したビジネスモデルで収益を上げ、「負の遺産化」を回避できるかどうかの正念場を迎えています。

 

「スタジアムスポンサー」を募るジャパン・ナショナルスタジアム・エンターティメント(JNSE)の新しい手法

今回の「JNSE」はスタジアム運営に新しい手法を取り入れて、収益力の拡大を狙っています。

 

prtimes.jp

 

株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(以下、JNSE)と株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、国立競技場を世界トップレベルのナショナルスタジアムにするという目標のもと、本日、「ナショナルスタジアムパートナー」第一号となるトップパートナー契約を締結しました。

 

「ナショナルスタジアムパートナー」とは、スタジアムの新たな社会価値をJNSEとともに生み出していく共創の仕組みです。国立競技場の公共性を守りながら、パートナー同士の知見やアセットを互いに掛け合わせることで、社会課題の解決や地域活性化に寄与することを目的としています。

 

JNSEとMUFGは、今後も国立競技場の歴史と伝統を継承し、さまざまなステークホルダーとともに、スポーツやエンターテイメントの発展のみならず、次世代育成、環境保全、文化交流、地域連携、事業共創などの活動を加速していきます。

 

つまり、三菱UFJフィナンシャルグループは「ネーミングライツ」を購入した企業だけではなく、「ナショナルスタジアムパートナー」の中のトップスポンサーになったと言う訳です。

JNSEは、今後も複数の「ナショナルスタジアムパートナー」を募って、複数のスポンサーからの資金でスタジアムを運営。

 

それにより、「高い収益性のあるスタジアム」に仕立てようと目論んでいるのです。

 

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)の利点

トップパートナーとなった「MUFG」は、100億円も投資して、どんな利点があるのか?

 

それは「商談の場」です。

 

国立競技場の集客力のあるイベントを利用して、「企業マッチング」の場所として商談をしていくつもりなのです。

 

例えば、ヴィッセル神戸が毎年ホームゲームの1試合を「国立開催」に充ててます。

それは兵庫県の企業と東京の企業を楽天グループのモバイルネットワークを使って「企業マッチング」し、楽天市場への出店を促す為です。

 

それをさらに大きくして、国立のイベント毎に銀行の「MUFG」が仕切って行うのです。

本業が本業だけに、M&Aのような大型な企業間の案件を国立で纏める事があるかもしれません。

スポーツや音楽のイベントに関わるスポンサーが多岐に渡れば渡るほど、「MUFG」に利点が生まれる訳です。

複数のスタジアムパートーナーを募ることも「MUFG」にとっても利益になると言えます。

 

今後、VIPルームや特別席を拡充していくのは、商談の場として利用する為なのですね。

 

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「浦和レッズ」の国立移転はあり得るのか?

Jリーグファンとしての視点で気になる事を最後に…。

 

それは「浦和レッズ国立移転」。

 

三菱系の「MUFG」がスタジアムスポンサーで、Jクラブで一番スポンサードを集めているクラブ。

なんだか点が線になりそうな絵が描けそう…。

 

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毎回、国立をサポーターで埋めることができる唯一のクラブと言えます。

埼玉県との関係はぎこちなく、飛び出す可能性が0とは言えません。

国立に多額の赤字をだしたくない国の動きもあるし、気になるトピックスと言えます。

 

問題になっていた「年間維持費」に目処が立った国立競技場。

「MUFG」がスポンサーについたことで「年間維持費問題」に一定の目処がついた国立競技場。

 

今後は、描いたスタジアムの収益化が「机上の空論」ではなく、本当に実現できるのか?

 

ポイントになるのは「NTTドコモ」だと僕は思います。

と言うのも、集客できるイベント…

国立開催する「コンテンツ」をどれだけ集められるのか?が、このプロジェクトの肝になるからです。

 

今、手に入れているコンテンツは「Jリーグ」だけであり、その他になにを引っ張ってくるのか?

大型ビジョン導入でコンサートは確定的ですし…

町田ゼルビアからエイベックス?

国際的なイベントとしては…ファッションショー?

あとは何があるんだろう?

 

「NTTドコモ」がスポンサーがわんさかと集まるような「あっと」驚くイベントを誘致できるのか?

お手並み拝見ですね。

 

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(出所:NTTドコモ)

 

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