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こんにちは、おふと申します。

今回は、忘れ去られてしまった「湘南新サッカースタジアム構想」を取り上げたいと思います。
以前、「湘南新サッカースタジアム構想」を取り上げたのが…2023年。
平塚市とサッカースタジアム構想で交渉をし始めそうな時期でした。
ところが、その後は交渉どころかなんの進展もなし。
平塚市と交渉すらできていない状況に陥ってしまった「湘南ベルマーレ」。
なぜ、そうなってしまったのか?
それを推測しながら深堀りしていきたいと思います。
【楽天ルーム】
古豪クラブの凋落は、消えた筆頭株主「メルディア(三栄建築設計グループ)」の影響
湘南の暴れん坊「湘南ベルマーレ」の凋落。
Jリーグファンが2025年で最も残念に思ったことが「ベルマーレのJ2降格」であったと思います。
「若手選手の抜擢」「湘南スタイル」など、Jリーグにおいて唯一だった古豪サッカークラブの凋落は残念だったの一言に尽きます。
では、なぜ湘南は凋落したのか?
それは「経営陣の混乱」が大きな要因であったのではないかと推測します。
この混乱が起きる23年の経営陣に焦点を当てて、話を進めていきたいと思います。

2016年から始まった筆頭株主「メルディア(三栄建設設計グループ)」時代
フジタ撤退後は市民クラブとしてサッカーグラブを経営していた「湘南ベルマーレ」。
多くのシーズンをJ2で過ごしていたベルマーレに転機が訪れたのは2013年でした。
2016年2月にベルマーレの株式33.3%を取得して筆頭株主になった「三栄建設設計グループ」。
2018年には「RIZAP」と「株式会社メルディアRIZAP湘南スポーツパートナーズ」を設立し、クラブの資金力を強化していきます。
AIに2016年から2024年の成績をまとめてもらいました。
2016年から2024年までの湘南ベルマーレの戦績をまとめました。
この期間は、J2優勝やルヴァンカップ制覇といった歓喜の一方で、幾度もの残留争いを乗り越えてきた「粘り強さ」が際立つ9年間です。
2016年 - 2024年 湘南ベルマーレ戦績一覧年度カテゴリ順位勝点監督トピックス
2016 J1 17位27曺貴裁年間順位17位でJ2降格
2017 J2 1位83曺貴裁J2優勝。1年でのJ1復帰を果たす
2018 J1 13位41曺貴裁ルヴァンカップ初優勝(クラブ史上初)
2019 J1 16位36曺→浮嶋敏監督交代。参入POで徳島と引き分けJ1残留
2020 J1 18位27浮嶋敏コロナ禍の特例ルールにより降格なし
2021 J1 16位37浮→山口智最終節まで縺れるも得失点差でJ1残留
2022 J1 12位41山口智町野修斗が日本人得点王に迫る13ゴール
2023 J1 15位34山口智シーズン終盤の4連勝で見事J1残留
2024 J1 15位45山口智終盤の5連勝を含む快進撃。過去数年で最多の勝点
この期間の大きなトピック
「湘南スタイル」の継続と進化前線からの激しいプレスと縦への速さを武器にするスタイルを継続しつつ、山口智体制ではボール保持の質も向上しています。
カップ戦タイトルの獲得(2018年)
2018年のルヴァンカップ決勝では、生え抜きの杉岡大暉選手のゴールで横浜F・マリノスを破り、Jリーグ発足後初の国内三大タイトルを獲得しました。
「残留力」の強さ
特に2023年・2024年は、降格圏に沈む苦しい時期がありながらも、シーズン最終盤に驚異的な連勝を飾って自力で残留を勝ち取る「秋の湘南」の強さが際立っています。
「メルディア筆頭株主時代」はベルマーレは成功していたと言えます。
なんといっても、主戦場が「J2」から「J1」に移り、三大タイトルのひとつ「ルヴァンカップ」も手に入れました。
そして、23年には念願だった「新スタジアム構想実現」への一歩を歩き出そうとしていたのです。
ところが、その23年から「新スタジアム構想」は停滞。
それどころか、「メルディア」は24年12月にユニファームパートナーを終了。
筆頭株主だった「メルディア」は湘南ベルマーレから消えていきました。
https://www.bellmare.co.jp/357119
このたび、2016年から長きにわたりユニフォームパートナーとしてクラブを支えてくださいました株式会社メルディア様(旧:株式会社三栄建築設計様)とのパートナーシップが、12月31日をもって終了しましたのでお知らせいたします。
ベルマーレ経営陣の一角「メルディア」が崩れた2023年
ベルマーレの経営から「メルディア」が消えたのはなぜなのでしょうか?
ベルマーレの厄年…2023年の出来事がベルマーレの凋落につながりました。
その23年をAIにまとめてもらいました。
2023年から2024年にかけて、湘南ベルマーレはピッチ上の戦い以上に、クラブの存続基盤に関わる大きな経営的転換点と課題に直面しました。
要点を絞って整理すると、主な問題は以下の3点に集約されます。
1. 筆頭株主の交代(ライザップからメルディアへ)2023年、最大の経営トピックは「親会社の交代」でした。
背景: 2018年から経営権を持っていたRIZAPグループが、本業の不振(チョコザップへの集中投資等)もあり、サッカー事業からの撤退を模索。結果: 2023年1月に、長年ユニフォームスポンサーを務めていた建設会社の**三栄建築設計(メルディア)**が筆頭株主となりました。
影響: 経営の主体が変わり、新たなビジョンの構築が必要となりましたが、直後に思わぬ「コンプライアンス問題」が直撃します。
2. 親会社の不祥事と経営体制の激震新体制が固まりかけた矢先、親会社となった三栄建築設計に激震が走ります。暴力団関係者への利益供与: 2023年中盤、三栄建築設計の元社長が暴力団関係者に小切手を渡していた事実が発覚。Jリーグからの制裁可能性: Jリーグは反社会的勢力との関係を厳格に禁じており、湘南ベルマーレ自体がリーグから除名される、あるいはライセンスを剥奪されるリスクが浮上しました。
緊急避難的譲渡: クラブを守るため、三栄建築設計は2023年8月に保有するベルマーレの全株式をオープンハウスグループへ譲渡。これにより、短期間で親会社が二度変わるという異例の事態となりました。
3. スタジアム建設問題の停滞経営基盤の不安定さは、長年の懸案事項である「新スタジアム計画」にも影を落としました。現状: 現在のホーム「レモンガススタジアム平塚」はJリーグの施設基準をかろうじて満たしている状態。
課題: 平塚市との交渉が進まず、建設候補地や費用負担を巡って議論が平行線を辿っています。2024年現在も、オープンハウス体制下で「民設民営」に近い形での突破口を模索していますが、自治体との温度差が経営上の大きなリスクとして残っています。
経営状況 まとめ 時期 主な出来事 経営への影響
2023年前半 RIZAPから三栄建築設計へ譲渡経営主体の交代、将来への期待
2023年中盤 三栄建築設計のコンプライアンス違反クラブ存続の危機(ライセンス問題)
2023年後半〜 オープンハウスが救済・買収経営の安定化、資金力の強化
2024年現在 収益構造の改革とスタジアム交渉持続可能なクラブ運営への移行期
ポイント: 現在はオープンハウスのバックアップにより資金面での危機は脱していますが、「自前のスタジアムを持たないことによる収益性の低さ」が、依然として中長期的な経営課題となっています。
「オープンハウス」と「メルディア」について、AIに尋ねてみました。
メルディア(旧:三栄建築設計)がオープンハウスグループの傘下に入った理由は、一言で言えば**「創業者の不祥事による経営危機の回避と、信頼回復のため」**です。
単なる経営不振や前向きな業務提携ではなく、企業の存続を揺るがす重大な事件が背景にありました。
1. 最大の理由:元社長による反社会的勢力への利益供与
2023年、メルディアの創業者である元社長が、暴力団員に対して金銭を供与していたことが発覚しました。東京都公安委員会からの勧告: 暴力団排除条例に基づき、異例の「勧告」を受けました。
深刻な影響: 上場企業として「反社会的勢力との繋がり」は致命的です。銀行からの融資が止まり、取引先との契約解除のリスクが急浮上するなど、自力での経営継続が極めて困難な状況(倒産の危機)に陥りました。
2. オープンハウスによる救済買収(TOB)
この状況を受け、同業大手であるオープンハウスグループがホワイトナイト(救済者)のような形で名乗りを上げ、2023年に株式公開買い付け(TOB)を実施しました。経営の正常化: 創業家(元社長)の影響力を完全に排除し、オープンハウスの管理下でガバナンス(企業統治)を再構築することが目的でした。
上場廃止: この買収に伴い、メルディアは東証プライム市場から上場廃止となり、オープンハウスの完全子会社となりました。
3. ビジネス上の相乗効果(シナジー)
オープンハウス側にとっても、単なる救済だけでなくメリットがありました。デザイン力の取り込み: 「同じ家はつくらない」を掲げるメルディアの高いデザイン設計能力は、効率重視のオープンハウスにとって補完関係にありました。
規模の拡大: 両社が統合することで、戸建分譲住宅の市場シェアを圧倒的なものにでき、資材調達のコストダウンなどのスケールメリットも期待できました。
その後の変化
社名の変更: 2024年に「株式会社三栄建築設計」から、ブランド名であった**「株式会社メルディア」**に社名を変更し、不祥事のイメージを刷新しようとしています。
まとめると: 創業者の「黒い交際」によって会社が潰れかけたため、それを解消するために業界最大手のオープンハウスに「身売り」をして、経営の立て直しを図ったということです。
「メルディア」がベルマーレ経営陣から消えた理由は
2023年の「創業者による不祥事」。
それにより、メルディアは経営者が変わってしまったのです。
メルディアの親会社となった「オープンハウス」はベルマーレの経営に価値を見いだせなかったので24年12月に撤退…。
筆頭株主「メルディア」の突然の退場劇は、ベルマーレ経営陣に不協和音が響く切っ掛けになりました。
23年から24年に「RIZAP」が起こしたベルマーレ経営陣の不協和音
一連の動きで唯一の筆頭株主になった「RIZAPグループ」。
AIに彼らが響かせる不協和音をまとめてもらいました。
ライザップ(RIZAPグループ)による湘南ベルマーレの経営への関与と、それに伴う混乱は、2018年の買収から2025年にかけて、大きく分けて**「ガバナンスの欠如」「親会社への資金流出(貸付問題)」「フロント陣の電撃解任」**の3つのフェーズで深刻化しました。
特に2025年末に表面化した「6億円の貸付問題」は、クラブの存続を揺るがす大きな騒動となりました。
1. 統治体制の混乱(2019年〜)ライザップ傘下に入って最初の大きな混乱は、現場のガバナンス不全でした。パワハラ問題への対応: 2019年に発生した曺貴裁(チョウ・キジェ)監督によるパワハラ問題際、親会社であるライザップは当初「事実無根」とする声明を出しましたが、その後のJリーグの調査で事実が認定されました。現場との乖離: 独自の「湘南スタイル」を重んじる現場・フロントに対し、ライザップ流の経営・管理手法を強引に導入しようとしたことで、クラブのアイデンティティが揺らぎ始めました。
2. 「6億円貸付問題」と財務の不透明化(2025年)2025年末に週刊誌等で報じられ、サポーターの怒りを買ったのが、**「クラブから親会社(ライザップ)への巨額貸付」**です。問題の核心: 経営難と言われていたはずの湘南ベルマーレが、実際には約6億円という多額の資金を親会社のRIZAPグループへ貸し付けていたことが発覚しました。批判の矛先: * 移籍金を捻出するために主力を売却し、補強を絞っていた裏で、クラブのキャッシュが親会社の運転資金(あるいは他事業)に流用されていた。クラブライセンス維持のためにライザップから支援を受けていたという説明がありましたが、実態は「支援額を上回る額がクラブから吸い上げられていた」形となり、**「クラブが親会社の財布にされている」**と強く批判されました。
3. 功労者・眞壁会長の電撃解任とフロントの混乱
J2降格が決まった直後の2025年12月、長年クラブを支えてきた**眞壁潔氏(元会長)**が電撃的に解任されました。独断による人事: ライザップ側が、眞壁氏や現場の了解を得ないまま役員人事を強行。
内部対立の表面化: 解任された眞壁氏がメディア(週刊文春等)に対し、ライザップ側の強引な手法や貸付問題の裏側を激白。これにより、親会社とクラブOB・地域・サポーターとの信頼関係は決定的に崩壊しました。
時系列まとめ:ライザップとベルマーレの混乱時期出来事内容と混乱のポイント
2018年経営参画RIZAPが株式の過半数を取得。積極投資を期待される。
2019年パワハラ問題初動の対応ミスにより、Jリーグから制裁を受ける。
2023年一時的な譲渡経営難のRIZAPが三栄建築設計に譲渡(後に不祥事で破綻)。
2024年末RIZAP体制復活再びRIZAP主導の経営に。しかし現場との溝は深まる。
2025年12月6億円貸付・解任劇クラブから親会社へ6億円貸付が発覚。眞壁会長を電撃解任。
一言で言えば:ライザップが本業の立て直し(チョコザップ等)にリソースを集中させる中で、サッカークラブを「資金の調整弁」や「管理対象の1子会社」として扱ったことが、地域密着を掲げるクラブ文化と激しく衝突し、経営的な大混乱を招きました。
不協和音の原因は、ベルマーレのクラブ経営に資金を使う気がない筆頭株主「RIZAPグループ」の都合。
現在、「RIZAPグループ」は本業が東証プライム市場への上場に備えている…
会社の将来にとって、とても重要な時期に差し掛かっていて…
湘南ベルマーレに多くのリソースを使っていられない状況になっています。
逆にクラブの資金を本業に使って足を引っ張っているのが実情というところっぽいです。
RIZAPグループ<2928>は7日、代表取締役社長 瀬戸健氏の同社株式の立会外分売の予定と東京証券取引所プライム市場への新規上場申請に向けた準備に着手していることを発表した。
当分は「湘南新サッカースタジアム構想」を進まない
「メルディア」の親会社「オープンハウス」が撤退。
本業に資金を集中したい「RIZAP」。
J2に降格して、1年半は下部リーグで戦うことが決まっている上に経営陣の不協和音が未だに続いている「湘南ベルマーレ」。
この状況で平塚市と新スタジアムをうまく交渉できるわけもなく…
「湘南新サッカースタジアム構想」は停滞。
一方で、「湘南ベルマーレなんて見てると寂しくなる。30年前と変わらないんじゃないか」と名指しで指摘。「いろんな事情もあるんだろうけど。なんとか、スタジアムをなんとかしてほしいって。最初は(ベルマーレ)平塚だったけど、湘南全部で何とかするからこの名前にさせてくださって、そこから全然変わってないんだよね。行政の人とも力を合わせて、何とかしてほしいなって。今回は2部に落っこちちゃったから、余計に情が入ってそう思うんだよね」と、厳しさの中にも愛のあるエールを送った。
サッカースタジアム事情を熟知している川淵三郎も嘆く。
サッカーファンならリスペクトすべきクラブ「湘南ベルマーレ」が凋落していく状況が非常に嘆かわしい。
【追記】筆頭株主「RIZAPグループ」は早々に株式譲渡へ
本文で、「RIZAPグループ」は筆頭株主だけど…クラブ経営に資本などのリソースを使いたくないと指摘させていただいておりました。
その指摘は正鵠を射ていたようです。
ブログ記事を記したのは2月6日でしたが…
2月20日にフジタを中心とする企業グループに株式を譲渡し、株主から降りてしまいました。
サッカーJ2湘南は20日、筆頭株主のRIZAP(ライザップ)スポーツパートナーズが保有する同クラブの運営会社の全株式(50・002%)を、フジタを代表とする共同出資者へ譲渡することを同日の取締役会で決議したと発表した。2018年に経営権を取得したRIZAPグループはクラブ経営から撤退する。
■ RIZAPグループが所有していた株式の譲渡後の株主構成
フジタ 4,000株 14.720%
アマダ 4,000株 14.720%
産業能率大学 1,500株 5.520%
日本端子 1,087株 4.000%
マッケンジーハウス 1,500株 5.520%
Authense Holdings 1,500株 5.520%
譲渡後は、特定の企業が過半数を保有しない、複数企業による分散型の体制を想定しているようです。
最近の子会社化するJクラブとは逆行の動きですが、どのように「湘南ベルマーレ」が進んでいくのか?
今後も注目していこうと思います。
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ヴィッセル神戸に関するブログはこちらに沢山あります!
ぜひ、他のブログもチェックしてみてください。
