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こんにちは、おふと申します。
昨年に掲載した「税リーグ」を記事にした特集とも言えるシリーズ。
結構好評のようで、今だにコメントいただいたりしています。
…ほとんどが1行の批判コメントなのですが。
チラシの裏に書いた程度の僕のブログのなかでも注目度が高いと言えます。
さて、「税リーグ」と批判を受けている「Jリーグ」。
税金の無駄な使い方と批判される人が多ければ、行政はJリーグから遠のいていくはずなのですが…
実際は「岡山」「富山」「大分」と新たにサッカースタジアム構想が次々と発表されています。
なぜ「税リーグ」と批判している人たちと逆の方向に世の中が進んでいるのか?
今回は「行政」の立場から「税リーグ問題」を考えてみようと思います。
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「税リーグ問題」を行政の視点で多角的に考えてみた
ここ数年、Jリーグに対して「税リーグ」という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。
「税リーグ」とは、税金をジャブジャブ使うJリーグを批判する人たちが使う言葉です。
これは、地方自治体が多額の税金を投入してスタジアム建設や運営支援を行っていることに対する批判的な表現。
税金の無駄遣い……
であれば、行政がJリーグの応援をするのはなぜなのでしょうか?
実際に現在も「秋田」「鹿児島」「大分」「川崎」「山形」「湘南」「沖縄」「岡山」「富山」などの日本各地でサッカースタジアム構想が発表されて推進してたり停滞してたりします。
そんなJリーグに対する行政の狙いとその問題点を考えたいと思います。
「税リーグ」批判の背景
「税リーグ」と批判する論調を理解するために簡単にまとめてみようと思います。
主な背景には、以下の点が挙げられます。
・財政状況の厳しさ
行政側の視点
一方、行政はJリーグになにを期待して税金を投入するのでしょうか?
・地域活性化
プロスポーツチームの存在は、地域住民に誇りや一体感をもたらし、地域経済の活性化にもつながると期待される。
・スポーツ振興
スポーツは若年層の健全育成や地域住民の健康増進に貢献し、地域社会の活性化に不可欠な要素である。
・都市の魅力向上
サッカースタジアムやプロスポーツチームの存在は、都市の魅力を高め、観光客誘致にもつながる可能性がある。
Jリーグが地域にどんな価値を産むのかと言う期待こそが、行政がスポーツ振興をJリーグに期待し税金を投入していると言えます。
つまり、最終的にスポーツ振興による都市の魅力向上が行政の目的なら…
サッカーにこだわる必要がなく、バスケなどでも良いも言えます。
このポイントはサッカーファンが理解しとかなければならない事です。
「税リーグ問題」の複雑さ
できるだけ簡潔に「税リーグ問題」を行政視線からまとめてみたわけですが…
上記した「税リーグ批判」と「行政の期待」に加えて、「各地の地域問題」を加味してみると単純な賛成・反対論で語れるものではないと思えてきます。
「秋田」のケースと「鹿児島」のケースが違うように…
様々な要素が複雑に絡み合っており、多角的な視点からの考察が必要だと思うのです。
まぁ、それを言い出すとまとまらなくなってくるので
地域の問題を棚上げにして、単純化するならば…
・スポーツの価値
スポーツは、人々に感動や興奮を与え、地域社会を活性化する力を持つ。
・財政状況
地方自治体の財政状況は厳しく、税金の投入には慎重な判断が求められる。
・費用対効果
スポーツ振興に税金を投入する以上、費用対効果を明確に示す必要がある。
・住民の理解
税金の使い方について、住民の理解と支持を得ることが重要である。
・多様な財源の確保
税金に依存せず、民間資金や寄付金など多様な財源を確保する。
これらが行政が「税リーグ問題」の賛否をまとめる土台になってくる指標ではないかと思います。
「税リーグ問題」の先にあるもの
「税リーグ問題」は、日本のスポーツ界が抱える重要な課題の一つです。
この問題を解決するためには、行政、スポーツ団体、住民が互いに理解を深め、協力していく必要があります。
スポーツの価値を最大限に活かしつつ、持続可能なスポーツ振興のあり方を探っていくれば。将来的にJリーグが良い方向に向かっていくのではないでしょうか?
僕はそう思っているので、今回の記事はできるだけサッカーファン寄りの意見に偏らないようにしたつもりです。
この記事が、「税リーグ問題」に対するサッカーファンの理解を深める一助となれば嬉しいです。
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