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こんにちは、おふと申します。
今回は「ACL」の放映権についてです。
これまで「日本テレビ」が持っていたのですが…
2020年でとうとう手放してしまいました。
その結果、今年はもしかすると日本では「ACL」の放送はない可能性が高くなってきました。
「ACL」って、だれがブランドメイクしているんだろう?
キラーコンテンツとして育てられなかった「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)」
「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)」の放送日程がなかなかでないと思っていたら、こんなニュースが飛び込んできました!
ACLは2013シーズンから日本テレビ系列で(日テレジータス)で8シーズンにわたり放送されてきた。しかし、日本テレビは今季のACLについて現時点では放送を行わない予定であることを公式発表している。
(football-tribeホームページより引用)
「日本テレビ」が持て余していた「ACL放映権」
2013年から「ACL」の放映していた「日本テレビ」。
こんな言い方をしては失礼かもしれませんが…
「ACL」の放映権を持て余していました。
と言うのも、昨年まで
- 地上波では、スポンサーや放送枠の関係上、放映せず
- BS放送では、決勝・準決勝くらいを放映
- CS放送の放送枠が余っている「野球専門チャンネル」「ニュース専用チャンネル」で放映
日本テレビとして、「ACL」というサッカー大会を周知して、放送コンテンツをして育てて「キラーコンテンツ」にしようという気は全くありませんでした。
ACLを見たいなら、サッカーファンは「野球専門チャンネル」でも「ニュース専門チャンネル」でも「ACL」の為だけに契約するよ…というスタンス。
こんなスタンスで放映権を持て余していたのだから、「日本テレビ」の撤退は予定通りだったのだと思います。
その結果、国内において「ACL」は放送コンテンツとしての価値を上げれませんでした。
これはサッカーファンに対する、これまで「ACL」を放映していた「テレビ局の罪」だと僕は思います。
問われるのは「ACL」の価値
今年「ACL」の放送が行われるかどうかは、日本にとっての「ACLのコンテンツとしての価値」が問われるのだと思います。
「アジア最強のサッカークラブを決める」と言うキャッチコピーはいいのですが…肝心の「人気」がないのが「ACL」。
と言うのも、「ACL」が日本では大会として盛り上がってないからです。
だから、スタジアムはだいたいがガラガラ。
盛り上がらない理由は「日本テレビ」が育てなかった…だけではなく、以下の理由もあります。
- 「アジアの強豪クラブ」と言われる対戦相手が微妙で…ラフプレーや乱闘など後味の悪い試合が多い
- 審判のレフリングが微妙で…買収されているのかと思えるくらいおかしい判定をする
- 日本の参加クラブは4チームほどで毎回応援しているチームがでているわけではない
去年は神戸が参加したのですが…準決勝で敗退。
その試合も、審判が買収されているのかな?と思えるくらい微妙な試合になってしまいました。
【ACLハイライト】蔚山現代FCvs.ヴィッセル神戸|AFCチャンピオンズリーグ 準決勝(ヴィッセル神戸YouTubeチャンネルより引用)
ちなみに、決勝もレフリーによる微妙な「VAR」が介入し…「蔚山現代」が疑惑の優勝しました。
もし毎年真剣にアジア制覇を目指して挑戦して…あんなレフリーに負ける試合が毎年続けば、サッカーの事が嫌いになるでしょう。
アジアクラブサッカー全体を運営している「AFC」がまだ稚拙なゲーム運営をしているとも言えるのではないでしょうか?
レフリー問題やゲーム運営に関する課題をAFCは解決しようとしていないように見えるのも問題かな。
中国クラブが下げてしまう「ACLの価値」
2021年に限って話すなら、「ACLの価値」を今回下げてしまっている原因のひとつに「中国リーグ王者・江蘇FCの活動停止」と「中国カップ王者・山東泰山のAFCライセンス規定違反」が挙げられます。
今回の「ACL」では中国の「リーグ王者」と「カップ王者」がともに不参加。
(テレビ朝日より引用)
(超ワールドサッカーより引用)
アジアのトップリーグと言える「中国超級」でこんな感じなので、アジアクラブサッカーの価値は如何ほどなものなのか…。
AFC主催大会の放映権料が高騰
以上の理由から、価値が低下していると言われても仕方がない「ACL」。
その裏側で真逆の現象とも言える「放映権料の高騰」が起きています。
というのも…
AFC主催大会の放映権料が高騰してしまったからです。
ヨーロッパで人気のある「CL(チャンピオンズリーグ)」などサッカー大会の放映権料が高騰している事は、よくニュースとかで触れられますが、アジアでも同じように高騰してしまっています。
AFC主催大会とは
- ワールドカップアジア予選
- アジアカップ
- ACL(アジアチャンピンズリーグ)
この大元の放映権を「FMA」という香港の代理店が取得しました。
その内容が
- 2021~2018年の8年間
- 20億ドル
ここからバラ売りされていくと思うのですが…
8年間で2000億円超。
しかも、ワールドカップ予選とアジアカップは4年に1度なので実際は「2回分」。
さらに「コロナ禍」でどのような運営方法になるかは「未定」。
これで、国内では人気がない「ACL」の放映権に手を出す放送局やネット配信業者はなかなかいないのではないかなと思ってしまいます。
ともかく、「ACLの価値」と「高騰した放映権料」。
アジアサッカーの価値にそんな価値があるのか?と問われているのかもしれません。
ヴィッセル神戸が目標にしている「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)」に未来はあるのでしょうか?
【追記】速報:DAZNがACL放映権を獲得!
とうとう決まりました!
DAZNが2021年から8シーズンの放映権を獲得しました。
ライブ中継なしと言う事態にならなくて、本当に良かったです。
Jリーグ勢の飛躍に期待しましょう。
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