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こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は熾烈を極めている「2021年 J1残留争い」についてです。
今年、神戸は参加する事がなかった「J1残留争い」。
来年の残留は決まっているので、高みの見物………
とはいかないのが、Jリーグ。
神戸の「ACL出場権争い」に、「J1残留争い」ががっちり影響してきます。
さらに広く見れば、来季のJリーグにも…。
「J1残留争い」でモチベーションの高いクラブとの3連戦
毎年、神戸が巻き込まれる「J1残留争い」。
J1中位から下位が定位置だったヴィッセル神戸にとって、
今年は飛躍のシーズンと言っていいかもしれません。
現在の順位は「3位」。(10/25時点)
2021 明治安田生命J1リーグ 順位表
2021/10/24 21:00時点 順位 チーム名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失差 1 川崎フロンターレ 84 33 26 6 1 70 21 49 2 横浜F・マリノス 72 33 22 6 5 70 31 39 3 ヴィッセル神戸 61 33 17 10 6 53 32 21 4 名古屋グランパス 58 33 17 7 9 37 26 11 5 浦和レッズ 58 33 17 7 9 42 34 8 6 鹿島アントラーズ 56 33 17 5 11 55 35 20 7 サガン鳥栖 52 33 14 10 9 39 31 8 8 アビスパ福岡 47 33 13 8 12 38 34 4 9 FC東京 46 33 13 7 13 43 42 1 10 サンフレッチェ広島 45 33 11 12 10 38 33 5 11 北海道コンサドーレ札幌 43 33 12 7 14 41 45 -4 12 セレッソ大阪 42 33 11 9 13 42 43 -1 13 ガンバ大阪 37 33 10 7 16 27 40 -13 14 柏レイソル 37 33 11 4 18 33 48 -15 15 清水エスパルス 32 33 7 11 15 31 47 -16 16 湘南ベルマーレ 31 33 6 13 14 33 39 -6 17 徳島ヴォルティス 30 33 8 6 19 29 49 -20 18 大分トリニータ 28 33 7 7 19 24 49 -25 19 ベガルタ仙台 26 33 5 11 17 26 52 -26 20 横浜FC 25 33 6 7 20 31 71 -40
先日の4位・名古屋グランパスとの直接対決も引き分けを勝ち取り、2022年のACL出場権…が見えてきました。
(ヴィッセル神戸公式YouTubeチャンネルより引用)
守備が固く、カウンターが鋭い名古屋グランパスに2点先行された後に追いついたゲーム展開は熱かったです。
名古屋グランパスは「仮想・韓国クラブ」と言えるくらいのプレースタイルなので、
ゲームスタイル・ゲーム展開を考えると
来年のACLに向けた良い経験になったのではないでしょうか?
でも、これで来年はACL(アジアチャンピンズリーグ」だ!と言えないのがJリーグ。
残り5試合、神戸は結構苦しい組み合わせが続くのです…。
モチベーションの高い「残留争いクラブ」との対戦が続く…
神戸の今後続く5試合は
- 第34節 11/3 ベガルタ仙台(H)
- 第35節 11/6 徳島ヴォルティス(H)
- 第36節 11/20 横浜FC(A)
- 第37節 11/27 横浜FM(H)
- 第38節 12/4 サガン鳥栖(A)
Jリーグの「にってい君」が組んだこの組み合わせは…きつい。
特に勝ち点を稼がなければならない「下位クラブ」との対戦が
全て「残留争い」をしているチームなのです。
今節、サンフレッチェ広島を破って意気上がる「ベガルタ仙台」。
残留争い瀬戸際に立たされている「徳島ヴォルティス」と「横浜FC」。
絶対に負けられない決意で神戸戦に臨んでくる相手なので、難しい3連戦になりそうです。
その後に「横浜Fマリノス」「サガン鳥栖」。
難敵だらけです。
そのような状況でも、
最近の「残留争いクラブ」の戦いぶりを見ていると希望も見えてきます。
「強者のサッカー」で挑んでくる「残留争いクラブ」
ここで順位表を見ていて思ったのですが…
Jリーグ下位クラブのサッカースタイルが「堅守速攻」ではないのに
少し違和感を感じてしまいました。
その違和感は、ヨーロッパの主要リーグでは下位チームは「堅守速攻」。
弱者が強者に勝つ為のサッカーをしてきます。
仙台は前節において、守備的なサッカーを展開していましたが、
基本的にどのチームも流行りのポジショナルサッカーを志向しています。
(DAZN公式YouTubeチャンネルより引用)
正直に、この傾向が「川崎フロンターレ」や「横浜Fマリノス」の独走を許している原因とも言えると僕は思っています。
ガチガチに守って、最初から引き分け狙いの下位クラブがJリーグには皆無なのです。
そのおかげで、ヴィッセル神戸も勝ち点を積み上げをできた部分もあるのですが…。
ヴィッセル神戸ファンとしては、「残留争いクラブ」との3連戦。
「エンターテインメント溢れるポジショナルサッカー対決」を期待したいと思います。
そうすれば、3連戦で勝ち点9も夢ではないような気が…。
神戸は「堅守速攻クラブ」が苦手
正直、神戸は「堅守速攻志向のチーム」が苦手なので…。
その典型的な対戦相手が「サンフレッチェ広島」でした。
前年までの「サンフレッチェ広島」は
ガチガチにゴール前を守る「堅守」と
中盤と守備陣を圧迫する「ハイプレス」を実践してきて
パスミスからのカウンターによく嵌められていました。
「ボールを持つ」ではなく、「ボールを持たされる」と意識した途端……同じような状況なのに嫌な感覚に陥ってしまいます。
この感覚がしょうもないパスミスを起こさせるのではないかと常々思っています。
今年の「サンフレッチェ広島」は中途半端にポジショナルプレーを志向し、
戦いやすくなり、1勝1分と苦手意識が薄くなりました。
Jリーグの流行りを変えそうな「名古屋グランパス」の美学「1-0」
下位クラブの「ポジショナルプレー志向」を尻目に
「堅守速攻志向」のクラブが結果を残しています。
その代表格がここ数年、成績を向上させている「名古屋グランパス」。
クラブの美学になりそうなのが「1-0」。
2019年から就任したフィッカデンティ監督が導く「イタリアの流儀」です。
無責任な第三者から見て、
風間八宏前監督の攻撃的なポゼッションサッカーからの急激な変更はどうなの?
って、思いましたが…
- 2020年 J1リーグ3位
- 2021年 ACLベスト8
「堅守速攻」のスタイルでお見事と言える成果を挙げています。
守備をしっかりと固めて、鋭いカウンターは
今期躍進したACLでの韓国クラブを思い出させます。
名古屋の嫌らしいところは、
前田選手・柿谷選手・シュヴィルツォク選手など「個」に強い選手達が「堅守速攻」をしている点です。
だから、1点獲った後にポゼッションでボールをキープしてきたりします。
戦術の引き出しの多い「進化した堅守速攻」と言えるでしょうか?
そんな名古屋は、ポジショナルプレーを志向している各Jクラブのなかで、プレースタイルの多様性をリーグにもたらせているのです。
Jリーグのその他のクラブに目を向けると
ポジショナルプレーを志向したクラブが低迷した半面、
「堅守速攻」を実践した「昇格クラブ・アビスパ福岡」の躍進。
長谷部監督が外国人プレーヤーを中心とした組織的な良いチームに仕上げてきました。
Jクラブにひとつの指針を示したのではないでしょうか?
世界的な潮流も「堅守速攻」へ…?
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)においても、
「堅守速攻」を志向した韓国の「浦項スティーラーズ」が
決勝まで駒を進めました。
ヨーロッパのネーションズリーグでも
「5-2-3」のフランスが優勝しましたし…
サッカーの主流がまた変化していきそうな状況になっています。
僕個人的な好みで言うと「アンチフットボール」で好きにはなれませんが…。
日本代表もアジアで「堅守速攻」のチームに負けたりするのも、
「堅守速攻」のシステムが進化しているからではないでしょうか?
今年のJ1リーグ残留争いを見ていて、
Jリーグで成功した「エンターテインメント溢れる川崎フロンターレのサッカー」の裏側で、ガラパゴス化していく日本サッカーに危惧しています。
「堅守速攻」はヴィッセル神戸が苦手としているプレースタイルではありますが、
普段から「進化した堅守速攻」のチームと戦っていないと
ACLなどでその攻略に手間取るのは間違いない話です。
来季は「名古屋グランパス」に続くクラブが出てくるのか?
今年の「残留争いクラブ」の傾向がJリーグに与える影響は大きそうです。
【妄想】J1残留して欲しいクラブ「徳島ヴォルティス」
残り5試合時点で、どのクラブが残留するのか?
混戦すぎて…
今年は最終節までもつれてしまいそうです。
それでも希望ですが…
J1に残留して欲しいクラブが「徳島ヴォルティス」。
理由は
- 移動距離が短く、アウェイに行きやすい「徳島」
- 神戸との相性が悪くない対戦成績
- 見ていて面白いサッカースタイル
だからです。
来季はJ2から「京都サンガ」が昇格する可能性が高いので、
「徳島ヴォルティス」を合わせると、関西圏周辺にJ1クラブが5クラブ。
関西のサッカーファンとしては、関東に近い
ホーム&アウェイと行きやすい観戦環境が出来上がります。
だからこそ、がんばれ!「徳島ヴォルティス」。
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