優柔不断な父親の成長過程日記

日常の気になった事をブログに書いています。気になる事を書いていたら、自然と「ヴィッセル神戸」が中心になってきています…。当初、目指していたのは「子育てパパお役立ちブログ」です。今後も、「サッカー」を中心に「子育て」「便利アイテム」などを書いていきたいと思っています。

【2023年J1リーグ17節終了時点】イニエスタ選手退団。「バルサ化」から「ストーミング戦術」へ変更 (ヴィッセル神戸ファン視点)

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こんにちは、おふと申します。

 

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 「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。

 

 

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2023年のJ1リーグも前半戦が終了しました。

神戸の順位は「3位」。

開幕前の下馬評を加味すれば、上出来の成績を残しています。

 

さて、リーグでの成績は一過性物でありファンが気になるのは今後のクラブ方針。

 

今回は、前半戦終了時で2023年に起こった神戸の大きな変化について考えていきたいと思います。

 

 

 

イニエスタ後に展開された「ストーミング戦術」

神戸における今季の最大のターニングポイント。

それは「イニエスタ選手退団」

 

昨年、吉田監督就任後に取り入れられていた「ストーミング戦術」。

「ストーミング戦術」でJ1残留を決めていたので有効な戦術ではあったのですが…

正直言うと、ベテランの域に達しているイニエスタ選手がチームの中心にいるので、今季は従来どおりのボールを保持する「ポゼッション戦術(バルサ化)」にこだわると思っていたのですが…

 

監督とクラブが選択したのは「ストーミング戦術」の継続

 

多額な金額を積み上げて獲得してきたイニエスタ選手との決別でした。

多額な金額を積み上げて招聘してきたとはいえ、イニエスタ選手とともに獲得できたタイトルは「天皇杯」だけ。

 

更に、昨年はJ1に残留できるのが奇跡と言えるくらいに勝てなかった結果。

イニエスタ選手が怪我で離脱しているうちに確立した「ストーミング戦術」がJ1残留と言う結果をだしたのは皮肉と言うほかありませんでした。

 

結果を出した「ストーミング戦術」

現代サッカーのトレンドになっている「ストーミング戦術」。

「ストーミング」の意味は「嵐」。

つまり、「嵐のような強襲」を展開するサッカーです。

 

FWがスイッチを入れてプレッシング、相手にミスをさせることでボールを奪い、速攻を行って一瞬でゴールを狙う。

 

「プレー強度の高い圧倒的なプレッシング」「素早い攻守の切り替え」「相手ゴール近くから始まるカウンターアタック」。

はっきり言って、これまでの神戸がしていたサッカーとは正反対なサッカーです。

 

「ストーミング戦術」に必要な「プレー強度」と「時間的優位」

「ストーミング戦術」を成功させるのに、重要な要素は2点。

「プレー強度」と「時間的優位」です。

 

他チームに負けないくらい上げてきた「プレー強度」

「プレー強度」はこれまで神戸が苦手にしていた要素です。

いつも1対1で負けて、手痛いカウンターを受けていました。

それを今年はチーム始動のキャンプから強化してきたようです。

「佐々木選手」「山口選手」たちは、今季見違えるように上げてきました。

 

元日本代表の二枚が実現する「時間的優位」

最も理解しなければならないのは「時間的な優位」。

「ストーミング戦術」において、最大の特長は相手ゴールに近い位置でボールを奪い、相手がディフェンスラインを整える前にゴールを奪うこと。

 

つまり、ボールを奪ったあとは手数をかけず、人数は最小限でゴールを狙わなければなりません。

ボールを奪ったあとに時間をかけてしまうと、ゴール前を堅められてしまいゴールを奪うことができないからです。

 

それを実行することができるのが元日本代表のFW2枚。

 

もともと、FWの看板ともいえる「大迫選手」「武藤選手」はプレー強度の高い選手。

プレー強度の高いプレスでボールを奪ったあと、この2人だけの関係性で最短のゴールまでの道筋を立ててくれるのです。

 

今の神戸の弱点は、この二人がいないと「ストーミング戦術」が中途半端になること

これは2人がほぼ出場しなかったルヴァンカップグループステージ敗退が証明しています。

 

後半戦に神戸に求められる「ポスト大迫・武藤」

「ストーミング戦術」を継続するなら、早急に手を打たなければならないのが「ポスト大迫・武藤」です。

 

この2人がいなければ、「ストーミング戦術」は機能しないからです。

 

今季開幕前に「パトリッキ選手」「川崎選手」のような単独で突破できる選手を補強したのが示すように、ボールを奪ったあとに最短でボールを狙う方針。

でも、控え選手ではうまく機能していません。

 

ここが補強ポイントと言えます。

イニエスタ選手の退団は決まっているので、外国人枠の見直しは必須と言えます。

ムゴシャ選手・リンコン選手・サンペール選手は正念場と言えるのではないでしょうか?

 

後半戦に神戸に求められる「新戦術」

「ストーミング戦術」には限界があります。

 

それは「体力」。

FW・MFは休まず、プレッシングを行い、相手をミスを誘うのでかなり走らなければならないし、守備においてもプレスバックをしなればなりません。

 

現在は交代要員が5枚代えれるようになったので、以前よりはましとは言え…

FW・MFは体力的に1試合あたりの負担は物凄いものです。

「ストーミング戦術」を採用しているヨーロッパのクラブが25才以下の選手で主に構成しているのは体力を重視しているからです。

 

さらに神戸のディフェンスは「可変しない4バック」。

 

FW・MFが「ストーミング戦術」でプレッシングを駆け続ける間に、DFはポジションを守り、攻めのためにディフェンスの穴を極力つくらない守り方をします。

 

DFは可変しないので、体力的には楽と言えるかもしれませんが…

交代要員を体力消費が高いFW・MFで使う必要があるために、1試合を戦い切らないといけません。

つまり、フィジカルコンタクトが増えるために怪我が多くなっていきます

だから、DFの怪我離脱が多かったのです。

 

後半戦の多くは「夏場」。

 

このまま、「ストーミング戦術」一本で戦っていくのは難しいような気がします。

現在、ヨーロッパの流れからすると「ストーミング戦術」と「ポゼッション戦術」の使い分けできるチームが主流になっています。

 

できるなら、「ポゼッションサッカー」の使い分けができるといいのですが…

PSMの「バルサ戦」を見ると、イニエスタ選手・サンペール選手がいようとディフェンスラインからボールを前に進めることができなかった事を鑑みると「ポゼッションサッカー」は無理だと思います。

 

「ポゼッションサッカー」ができないなら、効率よくできそうなゴール前を堅めてロングカウンターを狙う(堅守速攻)のもありなのではないでしょうか?

 

J1リーグの夏の移籍期間は「7月21日〜」です。

実質的に戦力としては、第22節(8月5日)に間に合うかどうかという感じです。

 

 

 

個人的な感想

神戸の「ストーミング戦術」への変更は少し残念です。

 

というのも、「ストーミング戦術」はガチャガチャしているうちにゴール前に放り込んでゴールという感じで「サッカーとしての美しさ」が少し欠落しているように感じているからです。

 

できれば、「サッカーとしての美しさ」を求めると「ポゼッションサッカー」にこだわって欲しかった。

とは言え、それだと勝てないですよね。

 

僕が神戸を応援しているのは「地元のクラブ」だから。

 

オリックス・ブルーウェーブが神戸から出ていった事を考えると…

「ポゼッションサッカーだと勝てない」とか「ストーミングだと美しくない」とか文句を言えるうちが幸せなのかもしれません。

時代の流れと考えて、諦めないといけないだろうなぁ。

 

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