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こんにちは、おふと申します。
今回は「サガン鳥栖」。
多額な債務超過を計上してしまい、現状は経営再建中です。
2022年度の財務状況を見てみて…
現在の「サガン鳥栖」を深掘りしてみたいと思います。
ちょっと悪趣味ではありますが…
来年の「サガン鳥栖」には、とても興味があったりします。
それは「町田ゼルビア」がJ1に上がってくるから!
「サガン鳥栖」の大口スポンサーだった「サイゲームス」。
その「サイゲームス」はある事情から「サガン鳥栖」のスポンサーを辞めてしまいます。
それが「サガン鳥栖」経営悪化の要因のひとつになるのです…。
「サイゲームス」が「サガン鳥栖」のスポンサーを辞めた理由。
それは親会社「サイバーエージェント」による「町田ゼルビア」買収。
来年「サガン鳥栖」は、苦境の要因「町田ゼルビア」とJ1で相対する事になるのです。
「サガン鳥栖」にとって、最も負けたくない相手になることでしょう。
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負債返済が最優先事項。チーム力維持との両天秤に苦しむ「サガン鳥栖」
「サガン鳥栖」の2022年度決算をみると
売上高
・2018年 42.5億円
・2019年 25.6億円
・2020年 16.4億円
・2021年 22.6億円
・2022年 27.6億円
売上高が、コロナ前の19年の数字を超えています。
経営努力が実を結び…
純資産
・2020年 -6.9億円
・2021年 -4.6億円
・2022年 -2.8億円
と着実に債務返済が進んでいます。
クラブ存続への関係者の努力が垣間見えます。
債務返済優先のために「チーム強化」が進まない…
債務返済を優先しているので、「チーム強化」は二の次になっているのが今の状況です。
それがわかるのが「トップチーム人件費」。
・2019年 25.2億円
・2020年 13.8億円
・2021年 13.3億円
・2022年 10.8億円
この予算でよくJ1に居続けているなぁと感心してしまいます。
ただ、今後も「サガン鳥栖」は有力選手の草刈り場になり可能性が高いです。
なぜなら、トップチーム人件費を抑えるためには結果を出した有力選手の給料を上げる事ができないからです。
結果を出した選手ほど、他クラブに売らなければならないのは一種のジレンマです。
債務返済が終わるまでは、このジレンマとの付き合いが切れることはなさそうです。
来年以降も、何人もの「若手の台頭」がチームに必要な要素となります。
「福岡県進出」広告収入・入場料収入を求めて…
先に述べましたが、現在の「サガン鳥栖」における苦境はDHCやサイゲームスと大口スポンサーが相次ぐ撤退が大きな要因となります。
広告収入の推移は
・2017年 15.7億円
・2018年 22.9億円(サイゲームス最終年)
・2019年 8.1億円
・2020年 5.5億円
・2021年 6.5億円
・2022年 10.4億円
数字を見ただけで、苦しい状況であることがわかります。
広告収入だけでなく、入場料収入も苦しい…
リーグ平均入場者数
・2019年 15,050人
・2022年 9,358人
コロナ禍前の入場者数は「約2/3」。
「サガン鳥栖」としては、クラブ規模を「J1」の規模を維持する為にはスポンサー開拓・ファン開拓を進めていく必要があります。
その為に佐賀県内はもちろん、積極的に「福岡県進出」していくのがクラブの方針のようです。
筆頭株主「ベストアメニティー」は福岡県大牟田市の企業ですし…。
地理的に「福岡県」に北・東・南を囲まれているので「福岡県進出」は必然です。
福岡駅から鳥栖駅まで約50分。
佐賀駅から鳥栖駅まで約30分。
思った以上にゲームを見にいける距離なのです。
鳥栖市は約75,000人
福岡県にある鳥栖周辺都市の人口を見てみると…
久留米市 約300,000人
大牟田市 約110,000人
筑紫野市 約100,000人
太宰府市 約70,000人
これらの都市は「福岡市」よりも「鳥栖市」の方が距離的に近いので
「アビスパ福岡」よりも「サガン鳥栖」への親和性が高い可能性があります。
特に久留米市の取り込みは必須といえます。
この事が「アビスパ福岡」とのライバル関係を加速化させているのかもしれませんが…。
「サガン鳥栖」がクラブ規模拡大させるには、福岡県南部の陣取り合戦で「アビスパ福岡」を破らなければなりません。
時勢は「サガン鳥栖」に味方してなくて、「アビスパ福岡」は、今年ルヴァンカップを制覇し勢いを増しています。
見通しは必ずも楽観的ではありません。
九州全体を鑑みると
ここ数年のうちに「V・ファーレン長崎」「ロアッソ熊本」が虎視眈々とJ1を見据えています。
その過程で長崎方面から佐賀商圏を…熊本方面から福岡南部商圏を侵略されるかもしれません。
「サガン鳥栖」の経営は、ここ数年は正念場が続くステージとなりそうです。
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