優柔不断な父親の成長過程日記

日常の気になった事をブログに書いています。気になる事を書いていたら、自然と「ヴィッセル神戸」が中心になってきています…。当初、目指していたのは「子育てパパお役立ちブログ」です。今後も、「サッカー」を中心に「子育て」「便利アイテム」などを書いていきたいと思っています。

【2022年度決算】「ミクシィ化」が本格化していない「FC東京」

【本ページはプロモーションを含みます】

 

こんにちは、おふと申します。

 

2022年から「ミクシィ」の子会社化した「FC東京」。

IT企業が進出してきているJリーグ。

「メルカリ」の子会社化した「鹿島アントラーズ」とともにどんな経営に変わるのか?と僕が注目しているクラブのひとつです。

 

「FC東京」は首都・東京のクラブ。

なので、日本のビッククラブ論で最も期待されているクラブと言えます。

その「FC東京」を買収した「ミクシィ」。

 

「ミクシィ」には、東京でサッカークラブを盛り上げると言う大きな責任があると言えます。
 
「ミクシィ初年度」と言える2022年度の財務状況から掘り下げていきたいと思います。

 


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「ミクシィ化」はエンブレムから?「FC東京」のブランド革新

「FC東京」のミクシィ初年2022年度決算をみると

・売上高52.7億円

・当期純損失1.8億円

と利益がマイナスとなってしまいました。

 

aboutj.jleague.jp

 

「FC東京」はコロナ禍で苦しんでいて、2020年度から22年度までマイナス。

クラブ経営的にそんなに楽な状態ではありません。

だからこそ、「東京ガス」が「ミクシィ」にクラブを売却したのかもしれませんが…。

 

少し細かくコロナ禍前と比較してみると

・2022年度

売上高 52.7億円

広告料収入 25.5億円

入場者収入 8.9億円

物販収入 4.4億円

当期純損失 1.8億円

 

・2019年度

売上高 56.3億円

広告料収入 24.1億円

入場者収入 11.0億円

物販収入 2.9億円

当期純利益 0.5億円

 

単純に数字的に分かることは

・売上高がまだコロナ禍前まで回復できていない。

・入場者収入の落ち込みが売上高が戻っていない理由

・物販収入は約1.5倍と「ミクシィ効果」がみられる

 

大きく財務状況を見たところ

「東京ガス」から「ミクシィ」に親会社が変わったとして、「FC東京」は大きな変化をしていなかったと言えます。

敢えて、無理矢理言うなら「物販収入が伸びた」。

 

こんな感じでしょうか?

 

「FC東京」の財務状況から、「ミクシィ化」はあまり進んでいないように見えます。

 

と言うよりも、のんびりすぎる?

 

「ミクシィ化」の手始めは「エンブレムの変更」

「ミクシィ」が親会社になってから収入面で伸びていたのは「物販収入」。

どんなグッズが売れたのかは分かりません。

日常使いのグッズ、DAZNの視聴パス、ユニフォームの値上げなど推測はしますが、その域を出る事はできませんでした。

 

目立った動きとしては、「エンブレム変更」が象徴するように、ブランドイメージの革新から始めているようです。

 

www.fctokyo.co.jp

 

「ミクシィ」の「FC東京の理想形」は「首都東京を代表するクラブ」。

例えば、「読売ジャイアンツ」。

 

これまでの「FC東京」はJクラブのなかでも存在感は薄く…

「浦和レッズ」「横浜Fマリノス」「川崎フロンターレ」と言った強豪クラブに先を越されています。

 

そこで、まずやりたいのは「東京ガスの払拭」。

これはエンブレム変更の内容を見ればわかります。

 

これまでは「赤」「青」の2色。

つまり、ガスの炎を表していました。

今回のエンブレムイメージに「赤」「青」「ゴールド」になっています。

 

しれっと足された「ゴールド」…

そう「ミクシィ」のコーポレーションカラーです。

予想ですが、これから少しずつ「ゴールド」が浸食していく事でしょう。

 

次に「シンプルで都会っぽい」イメージの確立。

これは、ファン層の開拓の為です。

 

地方ではサッカーに興味がない層をどうやってライト層にしていくのか?

という事に四苦八苦するのですが…

 

「東京」の場合

・上京してきた他クラブのファン層の獲得

・観光で海外から来た観光目的のインバウンド層の獲得

 

「東京」は世界的にも大都会。

まず手っ取り早いのは、他のクラブを応援している上京してきたファン層の獲得です。

特にJ2以下のクラブは狙い目。

J3では「鹿児島ユナイテッド」でJ1では「FC東京」を応援してると言わせたら勝ちです。

 

もうひとつは「インバウンド」。

「コンサドーレ札幌」の成功例で、東南アジアのファンが増えているらしいです。

東京は海外からの観光客が集まる都市。

インバウンド需要を活用しない手はないのではないでしょうか?

 

さて、この「イメージ革新」。

エンブレム変更だけで革新できるはずもなく…

これからが「ミクシィ」のお手並み拝見となります。

 

入場者数をもとに戻す事が本当のスタート

「ミクシィ」の得意分野と言える「コミュニティ作り」。

 

元々、SNSで会社を発展させていた「ミクシィ」は仲間づくりが得意なのです。

 

だから、FC東京の入場者数増加をまず目指してくるモノだと予想していたのですが…

意外とコロナ禍前にも届かないのが実体。

 

リーグ平均観客動員数

・コロナ禍前 2019年 31,540人

・コロナ禍後 2022年 22,309人

 

他のクラブがコロナ禍前の入場者数に迫る数字を出してきているのに対して、「FC東京」は出遅れている状況。

 

ガラガラのスタジアムでは「イメージ革新」自体がマイナスイメージになってしまいます。

ここは早急な施策が必要で、これこそが改革への第一歩となるはずです。

 

今回の記事、本当は「ミクシィ」の「スポーツエンターテイメント事業」の取り組みを中心としたレポートにしたかったのですが、その動きはあまりなかったです。

 

Bリーグ「千葉ジェッツ」との取り組みなどがあれば、今後レポートしたいと思います。

 

「FC東京」に残された時間はあと少し。

最後に指摘しておきたいのは…

「FC東京」が「東京を代表するクラブ」と認識される為の時間はあと少しだと僕は思います。

東京での圧倒的な「FC東京」の地位はそんなに長くないのではないかと…。

 

と言うのも、来季には「町田ゼルビア」がJ1に昇格してくるのも決まりましたし…

最大のライバル「東京ヴェルディ」と虎視眈々とJ1を狙っています。

 

資本力の「町田ゼルビア」

ブランド価値の高い「東京ヴェルディ」

 

いつまでも「FC東京」の我が世の春ではなくなってきていると感じています。

特に調布を中心として活動してきた「FC東京」が都心に進出していくのがうまくできるのはここ数年間くらい。

 

地元色の薄い「東京ヴェルディ」に方が都心向けとも言えそうな気がしています。

 

www.titiseityou.work

 

さて、それらを踏まえて「ミクシィ」がどのような手を打って出るのか?

今後も注目したいと思います。

 

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