こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
毎年恒例になってきた企画!
J1クラブの「筆頭株主」はどこ!?
この企画を毎年やっているのですが……
意外と対戦相手の筆頭株主を知らないという人が多いみたい。
と言うのも、クラブの母体と現在の筆頭株主が違うクラブを増えてきているからです。
今年も出来る限り調べてみました。
【アフェリエイト】
「ABEMA TV」「BS松竹東急チャンネル」でJリーグライブ放送が見れる環境が追加された
2024年はJ2からJ1に昇格してきたのは
・町田ゼルビア
・東京ヴェルディ
・ジュビロ磐田
の個性的な3クラブ。
「町田ゼルビア」は飛び抜けた資金力をクラブに注ぎ込んできた新興勢力。
「東京ヴェルディ」「ジュビロ磐田」はタイトル経験豊富な古豪クラブ。
この対照的な3クラブが今年のJ1を良い意味で、チーム成績もクラブ経営においても掻き回しています。
2024年のJ1各クラブ筆頭株主
- 北海道コンサドーレ札幌 (石屋製菓 42.4%)
- 鹿島アントラーズ (メルカリ<子会社> 61.6%)
- アルビレックス新潟 (亀田製菓など170の法人および団体)
- 浦和レッズ (ダイヤモンドF.C.パートナーズ 50.75%)
- 柏レイソル (日立製作所<子会社> 99.8%)
- FC東京 (mixi<子会社> 51.3%)
- 東京ヴェルディ (ゼビオホールディングス<子会社> 56%?)
- 町田ゼルビア (サイバーエージェント<子会社> 80%)
- 川崎フロンターレ (富士通 約20%?)
- 横浜Fマリノス (日産自動車<子会社> 約74.6%)
- 湘南ベルマーレ (メルディアRIZAP湘南スポーツパートナーズ<子会社> 50%)
- ジュビロ磐田 (ヤマハ発動機 ?%)
- 名古屋グランパス (トヨタ自動車<子会社> 50.12%)
- 京都サンガ (京セラ・任天堂など)
- ガンバ大阪 (パナソニック<子会社> 70%)
- セレッソ大阪 (日本ハム30% セイレイ興産30%)
- ヴィッセル神戸 (楽天<子会社> 100%)
- サンフレッチェ広島 (エディオン<子会社> 76.1%)
- アビスパ福岡 (システムソフト 45.8%)
- サガン鳥栖 (ベストアメニティホールディングス 47.92%)
特に昨年エディオンの子会社になった「サンフレッチェ広島」は、移籍市場でこれまで後手を踏んでいたのに今年は迅速で果敢な判断できているように感じます。
クラブ主導でJリーグ悲願の「全国放送」が実現できる環境ができつつある
今季、J1リーグは全国放送の拡大させる事ができました。
これまでJリーグの試合を観ようと思うと…
・DAZN
・NHK
・地方放送局
しかありませんでした。
全国放送は有料のネット「DAZN」と「BSNHK」に頼り切り……
全国放送で無料の放送はなく……
Jリーグのテレビ観戦は初心者にハードルが高く、サッカー人気の裾の尾を広げることができませんでした。
今季からは
・ABEMA TV (一部無料)
・BS松竹東急チャンネル (無料)
が追加されています。
「ABEMA TV」は町田ゼルビアの筆頭株主である「サイバーエージェント」が運営しているので、DAZNと提携してJリーグを無料で毎節1試合放映しています。
町田戦が多いですが、そこはファン獲得の為なので正しい選択だと思います。
「BS松竹東急チャンネル」は東京ヴェルディの筆頭株主である「ゼビオホールディングス」が資本参加しているので、全国放送であるBSで時々ライブ放送をしています。
コンテンツを広げる段階なので、視聴率が良いならヴェルディ戦が定番化する可能性があります。
現在BSが見れる環境があるなら、中継時はぜひ見てみてください。
東京ヴェルディ専門チャンネルと言えるので、毎週応援番組の「カモン!ヴェルディ!!」も観ることができます。
東京の2クラブが筆頭株主のメディアを利用して、全国区のビッグクラブを目指す。読売ジャイアンツの二番煎じを狙っているのかもしれないですね。
町田もヴェルディも本拠地が陸上競技場でサッカー観戦環境は今ひとつ。
Jリーグ開幕時のようにテレビ観戦でフォローしてファンを獲得する戦略なのかな?
それはそれでクラブ経営戦略としては面白い気がしています。
来年に「Vファーレン長崎」がJ1昇格してくれば、ジャパネットたかたが運営している「BS10」で更に全国放送できる環境が整いそう。
そういう意味で長年の課題である「Jリーグテレビ露出問題」はクラブ主導で解決できるのではないでしょうか?
「ガンバ大阪」と「セレッソ大阪」の筆頭株主に怪しい動きが…
東京ではテレビ観戦で新しいクラブ経営戦略が見え始めたところで……
大阪ではなにやら怪しい動きをし始めているようです。
それは「ガンバ大阪」のパナソニックと「セレッソ大阪」のヤンマーという筆頭株主同士が協業の事業をスタートさせた事。
「ガンバ大阪」と「セレッソ大阪」は、長年の関西サッカーウォッチャーから見ていると近年なかなか変な動きをしているように見えます。
ここからは僕の妄想……根拠のないホラ話です。
・パナソニックはプロサッカークラブである「ガンバ大阪」を「企業型クラブ」の枠内に無理矢理に嵌め込もうとしている。 → 「ガンバ大阪」の経営がパナソニックにとって重荷になっている。
・「セレッソ大阪」は長年債務超過を放置していたが、昨年度にやっと処理。スタジアム拡張で経営的に負担あり。 → 新しく一緒に資本参加して経営参画してくれる企業を待ち望んでいる。
この2点は最悪の答えに行き着くのではないかと危惧していたりします。
「横浜マリノス」と「横浜フリューゲルス」の合併劇が、将来的に大阪で再現される可能性があるのではないかと……。
もともと、「セレッソ大阪」の母体は「ヤンマーディーゼルサッカー部」。
「ガンバ大阪」の母体は「松下電器産業サッカー部」です。
更に時代を遡ると…「ヤンマーディーゼルサッカー部」のセカンドチーム。
つまり、クラブの源流はひとつなのです。
「ガンバ大阪」と「セレッソ大阪」……
サポーター自体は「俺たちが大阪だ〜♫」とか歌いながらバチバチとしていますが、
実はクラブの中の人達は同窓生のようにとても仲良くしているのです。
関西では「サッカー界の阪神タイガース」が必要であり、それをなくして関西でサッカーが盛り上がるはずがないという人がよく現れました。そんな亡霊をまた姿を現したように感じます。
東京では、テレビ放映によって「サッカー界における読売ジャイアンツ」を…
大阪では、クラブ規模において「サッカー界における阪神タイガース」を目指す方向に進めば、良い意味・悪い意味で興味深いと言えます。
大阪のこんな妄想話が現実にならないことを願っています。
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