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こんにちは、おふと申します。
「ヴィッセル神戸」の魅力を発信していきたいという、いちファンが勝手にクラブの魅力を綴っていきます。
今回は「2020年のヴィッセル神戸に対する感想」です。
飛躍しなければならない年に飛躍できなかった「ヴィッセル神戸」
2020年もあと数日ですね。
今年はとくに短く感じました。
みなさんにとってはどんな年だったでしょうか?
今回は僕の応援しているクラブ「ヴィッセル神戸」の2020年について、感想を述べていきたいと思います。
「ホップ→ステップ→ジャンプ」できなかったヴィッセル神戸
2019年のヴィッセル神戸は「天皇杯」という初タイトルを獲得。
クラブとして「ホップ」の態勢に入っていました。
2020年は「ステップ」。
タイトルを獲ったクラブとして、次のステージに向かって戦っていく年になるはずでした…。
結果は見事に「大コケ」。
タイトルを獲った「フィンク体制」も崩壊してしまい、もう一度やり直しを余儀なくされるシーズンでした。
最後に全てを賭けて臨んだ「アジアチャンピオンズリーグ(ACL)」においても、準決勝で敗退。
ヴィッセル神戸において、「飛躍すべき年に飛躍できなかった」と言えるのが2020年のシーズンであったと思います。
「ヴィッセル神戸」2020年の成績
まずは、2020年における成績からです。
J1リーグ 14位
- 勝ち点 36
- 勝数 9
- 引き分け数 9
- 敗数 16
- 得点 50
- 失点 59
- 得失点差 -9
14位。
すべてはこの順位が語っているのに、苦しいシーズンでした。
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2020年の敗因…「チーム編成」
クラブには予算があるので、予算内で「チーム編成」を行ったのだと思います。
ただ、2020年の敗因でまず思いつくのが「チーム編成」。
27人…少数精鋭のチーム編成でした。
GK 4人
CB 6人
SB 4人
DMF 2人
OMF 4人
WG 3人
CF 4人
コロナ禍のなかでの過密日程…。
「少数精鋭」は本当に正しかったのでしょうか?
スタメンを張っている選手たちのコンディション調整に苦しんだシーズンだったのではないかと思います。
コロナ禍がなくても、東京オリンピックの影響で2020年の過密日程は決まっていたので…「少数精鋭」で臨んだチーム編成が問題だった。
減らなかった「失点数」
去年も「失点数」が多いと指摘されているヴィッセル神戸ですが…
今年も多かった「失点数」。
- 2018年 52失点
- 2019年 59失点
- 2020年 59失点
神戸のファンだと…失点するのも…慣れてしまっています…。
試合数が「34」なので………一試合あたり1.73失点。
ちなみに、神戸は失点数リーグワースト4位(横浜FMと同数)でした。
これでは上位にはいけない。
守備の改善には、必ず「サンペール問題」が上がるのですが…
ここの改善は「チームの命題」となります。
減った「得点数」
ヴィッセル神戸の魅力…それは「得点」。
イニエスタ選手のワールドクラスなプレーに象徴されるように、リーグでも有数の得点力を持っています。
- 2018年 45得点
- 2019年 61得点
- 2020年 50得点
試合数が「34」なので………一試合あたり1.47得点。
神戸のファンとして、1試合にゴールを見られる可能性が高いのは試合を見るモチベーションになります。
J1リーグの中でもリーグベスト5位。
順位が14位なので、悪くない場所にいます。
でも、冷静に数字をみてみると…
去年よりは得点数が減ってしまっているのです。
これが「飛躍できなかった理由」のひとつだと思います。
選手別得点ランキングの前年比較
得点力に関して、深堀りすると「チーム編成」が失敗していた事がもう少し見えてきます。
(データはフットボールラボさんを参考にさせてもらいました)
2020年得点ランキング
- 古橋 亨梧選手 12得点 (シュート成功率 16.4%)
- ドゥグラス選手 7得点 (シュート成功率 9.5%)
- 山口 蛍選手 6得点 (シュート成功率 17.6%)
- 藤本 憲明選手 6得点 (シュート成功率 17.6%)
- 郷家 友太選手 5得点 (シュート成功率 18.5%)
2019年得点ランキング
- ダビド ビジャ選手 13得点 (シュート成功率 12.3%)
- 古橋 亨梧選手 10得点 (シュート成功率 12.3%)
- 田中 順也選手 6得点 (シュート成功率 18.2%)
- アンドレス イニエスタ選手 6得点 (シュート成功率 14.6%)
- ウェリントン選手 6得点 (シュート成功率 13.0%)
ゴールの数字だけ見れば…
残念ながら、「ドゥグラス選手」が期待以下であった事。
「ビジャ選手」と「ウェリントン選手」の穴を埋める事ができませんでした。
この部分においても「チーム編成」に失敗したと言えるでしょう。
特にドゥグラス選手のシュート成功率が9.5%はつらい数字です。
清水エスパルスにおけるドゥグラス選手の成績が
- 2019年 11得点 (シュート成功率 20.8%)
- 2020年 14得点 (シュート成功率 15.4%)
決定力のあるストライカーというイメージがあっただけに、今年は本領発揮とはいきませんでした。
来年に向けては、ドゥグラス選手が神戸で本領を発揮できなかった原因探しが必要だと思います。
ひとつ、ヒントとなりそうな記事がありました。
古橋選手の得点がペナルティーエリア外で5ゴールを記録していて…それがペナルティーエリア外得点王らしいのです。
つまり、CFのドゥグラス選手が関与していないペナルティーエリア外で古橋選手は得点を量産したという事です。
そこでわかるのが…
ドゥグラス選手をチームとしてうまく機能させることができなかったという事です。
チーム得点王の古橋選手とドゥグラス選手の連携はいまいちだったのが、得点力低下にそのままつながっていたような気がします。
ヴィッセル神戸が2020年に飛躍できなかった理由
ここ数年の課題である「守備の改善」とともに、「得点力の低下」。「ドゥグラス選手の使い方」…さらに「チーム編成」に問題があったというのが、2020年ヴィッセル神戸が飛躍できなかった理由であると思います。
最後に2020年ヴィッセル神戸に関する僕の感想を述べようと思います。
コロナ禍のなか、J1リーグ・ACLを戦い抜き、傷だらけの中、準決勝までがんばってくれた選手・スタッフ・クラブ。
その姿を見て、僕は深い感動をしました。
ありがとうございます。
成績は残念でしたが、楽しいシーズンでした。
残念なシーズンを過ごす事…ヴィッセル神戸のファンなら慣れてしまっています。
勝てる試合もあれば、負ける試合もあるのがスポーツ。
そのなかで、どれだけ楽しめるのか?
そんなヴィッセルファンの原点に戻れた2020年でした。
そんな気持ちで来年の開幕を楽しみに待とうと思います。
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