優柔不断な父親の成長過程日記

日常の気になった事をブログに書いています。気になる事を書いていたら、自然と「ヴィッセル神戸」が中心になってきています…。当初、目指していたのは「子育てパパお役立ちブログ」です。今後も、「サッカー」を中心に「子育て」「便利アイテム」などを書いていきたいと思っています。

【今治新スタジアム】郊外型サッカースタジアムを導く「里山スタジアムプロジェクト」

【本ページはプロモーションが含まれています】

 

こんにちは、おふと申します。

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サッカー文化がどのように発展していくのか?

そんなテーマをスタジアムという観点から読み解いていきたい個人的な趣味の企画。

 

今回は2021年にFC今治が発表した新スタジアム計画「里山スタジアムプロジェクト」についてです。

 

 

 

 

郊外型サッカー専用スタジアムの今後を示す今治新スタジアム「里山スタジアムプロジェクト」

日本でサッカー文化がなかなか定着しなかった「四国地方」。

以前、これから盛り上がってくるのは「四国のサッカー」だというような記事を書いたことがあります。

 

www.titiseityou.work

 

その「四国サッカーの主人公」になると僕が予想していたクラブが「FC今治」。

元日本代表監督の岡田武史氏をオーナーに据える新興勢力のクラブです。

そのクラブが企む「里山スタジアムプロジェクト」があまりにも壮大な計画だったので、今回はこれを取り上げたいと思います。

 

「四国サッカー」の現状

これまでの「日本サッカー文化」において…(Jリーグスタート後)

サッカー文化が地域に定着する過程は大きく2つのケースに分かれると思われます。

 

  • クラブがチームが強化することで成績を出し、後からサッカー文化が定着する(鹿島・新潟など)
  • クラブがサッカー文化を地道に定着させることで、後からチームが強くなっていく(川崎・松本など)

 

四国サッカーにおいて、2021年の現在…とても面白い現象が起きています。

 

それは…

  • 徳島ヴォルティス クラブがチームが強化し成績を出す事で、サッカー文化が定着する過程の段階
  • FC今治 クラブがサッカー文化を地道に定着させていく過程の段階

 

という、2パターンのクラブが存在しているのです。

 

四国サッカーの主人公クラブ・徳島に関しては、今後の「チーム成績」がクラブの命運を左右するのだと思います。

そういう意味においても、今年の徳島にはとても注目していきたいです。

 

「郊外型サッカー専用スタジアム」の将来性を示す「FC今治」

四国サッカーのもう1つの主人公クラブ「FC今治」。

こちらは地道にサッカー文化をホームタウンに広げていっている段階です。

 

そんな「FC今治」とは面白いクラブで、とてもユニークかつ逆張り的思考を持ってクラブ経営されているのではないかなと思っています。

 

というのも、サッカー専用スタジアムについて、他のクラブとは一線を特異的な考え方を持っているからです。

 

2021年で主に新しい球技専用スタジアムの新設(改装)が決まっているのは

  • ヨドコウ桜スタジアム(セレッソ大阪) 着工済
  • ユニリーバスタジアム新富(テゲバジャーロ宮崎) 着工済
  • 里山スタジアム(FC今治) 着工前
  • 広島新スタジアム(サンフレッチェ広島) 着工前
  • 長崎新スタジアム(Vファーレン長崎) 着工前

 

確実に計画が進行しているのは、この5つの球技専用スタジアムです。

 

サッカー専用スタジアムの主流は「街中スタジアム」

この内の大阪・広島・長崎は都市のど真ん中に造った「街中スタジアム」。

 

「街中スタジアム」は「Jリーグの悲願」とも言える存在です。

 

と言うのも、「Jリーグがなかなか盛り上がらない理由」として「スタジアム問題」を重視していたからです。

 

Jリーグが長年追いかけている日本プロスポーツの王様「プロ野球」。

「人気」「歴史」「運営」とJリーグはプロ野球の後塵を拝してきたことは疑いようのない事実です。

 

その「プロ野球」をベンチマークした時、確実にJリーグが足りないピース。

それが「専用スタジアム」です。

 

従来、Jクラブの本拠地は「陸上競技場」「郊外」「交通が不便」。

対して、プロ野球球団の本拠地は「野球場」「街中」「アクセス良好」の三拍子が揃っています。

 

Jリーグが「街中にある球技専用スタジアム」を念願にしているのは、「プロ野球」をベンチマークにすれば、当然の結果なのだと思います。

 

「大阪」「広島」「長崎」の街中に「球技専用スタジアム」ができるのは、Jリーグが認められてきたひとつの結果なのかもしれません。

 

「365日賑わう郊外型サッカー専用スタジアム」を実現へ!

「FC今治」新スタジアム計画の面白さは、「街中スタジアム」と逆の発想でサッカー文化を広げようとしている点です。

 

と言っても、これは非常に難しい。

これまで「郊外型スタジアム」は「エディオンスタジアム(広島)」を代表例にして、上手くいった試しがないからです。

 

そんな「郊外型スタジアム」の成功例を作り出そうとしているのが…

「里山スタジアムプロジェクト」

 

satoyamastadium.com

 


2021方針発表会 里山スタジアムプロジェクトについて

(FC今治ホームページより引用)

 

流行りの「街中」ではなく、「郊外」の自然豊かな「里山」をコンセプトにする奇抜さ。

その上で、「集まってくる人」ではなく「人を集める」ことを目的にしているのがキーポイントになります。

 

まるで、数十年前に「駅前商店街」からお客を奪っていた「郊外型ロードサイド店舗」のように…。

 

この計画は郊外ロードサイド都市における「サッカー専用スタジアムで町おこし」と言えるでしょう。

 計画が成功すれば、まさに「新しい形のサッカー文化」。

 

つまり、「郊外型サッカー専用スタジアムの成功」は日本において「新しいサッカー文化の創成」を意味すると考えます。

 

「郊外型都市造り」に「サッカースタジアム」をプラスすると…

今治新スタジアム「里山スタジアム」が計画されている立地は、「今治新都市」と言われる愛媛県今治市の丘陵地。

ここは今治市によって、現在新規開拓されている土地です。

 

「郊外型都市造り」の下地はもうできていて、

  • ショッピング(イオンモール今治新都市)
  • スポーツパーク(ありがとうサービス夢スタジアム・クラブハウス)
  • 温泉(清正乃湯)

が稼働しています。

 

FC今治がJ3に昇格し、ある程度のファンを作り出しているので「村おこし」としては現段階である程度の成功と言えるのですが…

ここにスタンド増設可能な「里山スタジアム」を建設し、さらなる発展を推し進める予定なのです。

 

「里山プロジェクト」の魅力

「里山スタジアムプロジェクト」の大きな魅力は…「郊外型サッカー専用スタジアム」の利点を活かすプロジェクトである事です。

 

岡田オーナーが「スタジアム周辺を家庭農園にする」など、スタジアム周辺の土地が余っているので、そこを有効活用していきたいとおっしゃっていました。

 

これは「郊外型スタジアム」の大きな利点なのだと思います。

 

スタジアム拡張に合わせて、「大きな駐車場」をつくれるでしょうし…

僕が個人的に思い浮かべれる「里山」でできること。

  • 野外ライブ場
  • バーベキュー場
  • キャンプ場
  • 釣り堀
  • スーパー銭湯
  • アスレチック遊技場

など、スタジアムを中心にして、家族でアウトドアを楽しめる一大レジャー施設を運営することも可能でしょう?

 

そのレジャー施設の管理を「里山スタジアム」が行えばいいのです。

 

人が集まるなら、屋台を毎日出すのもありでしょう。

今人気の「道の駅」のように屋台の内容によっては、「地域性」を全面に出してこれるでしょう。

 

これは「365日賑わうサッカースタジアム」が郊外にできる事は、決して夢幻ではないと思わせてくれます。

 

日本には「里山」という原風景がどの地域にもあると思います。

「里山スタジアム」が成功すれば、往年の「郊外型ロードサイド店舗」のように「郊外型サッカー専用スタジアム」が流行りになる可能性もあるのではないでしょうか。

 

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