優柔不断な父親の成長過程日記

日常の気になった事をブログに書いています。気になる事を書いていたら、自然と「ヴィッセル神戸」が中心になってきています…。当初、目指していたのは「子育てパパお役立ちブログ」です。今後も、「サッカー」を中心に「子育て」「便利アイテム」などを書いていきたいと思っています。

【秋田新サッカースタジアム構想】最も実現性が乏しいプロジェクト…

【本ページはプロモーションが含まれています】

 

こんにちは、おふと申します。

 

f:id:offside0051:20190226125432p:plain

 

Jクラブは、Jリーグ基準に沿ったホームスタジアムを指定しなければなりません。

Jリーグ基準に沿ったホームスタジアムがない場合…

Jリーグのクラブライセンスを取り消される可能性があります。

 

なぜ、クラブライセンスが取り消されるのか?

異論はありますが、プロスポーツとしての興行を担保するため。

J3だと収容5000人以上のスタジアム。

J2だと10000人以上、J1だと15000人以上。

あと、屋根をつけろとかトイレは洋式とかいろいろと規定されてます。

 

Jクラブはホームタウンにある地方自治体にスタジアム整備を求めるのは、クラブライセンスを取り消されないためなのです。

 

ただ、スタジアム整備はお金のかかる話です。

 

もしもスタジアム整備ができなくて、クラブライセンスが取り消される場合、

最初のクラブは………おそらく「ブラウブリッツ秋田」なのだろうと僕は思っています。

 

off00.hateblo.jp

 

【PR】

↑↑↑↑「DAZN」の詳しい内容はこちらから!↑↑↑↑

 

 

【アフェリエイト】

 

実現性が乏しい?秋田新サッカースタジアムは「民設民営」が基本方針

「ブラウブリッツ秋田」は新サッカースタジアム構想において、蚊帳の外にいる。

僕が抱いている感想がこれです。

 

www3.nhk.or.jp

 

なぜ、クラブが蚊帳の外なのか?

 

「サッカースタジアム計画」で重要なのは「地方自治体の協力」です。

地方自治体の協力が得る事ができたら、その他の条件である「土地」「資金」などが決まってきて…

ケースによっては、全て自治体主体でプロジェクトが進んできます。

 

「秋田」では、ファーストステップである「地方自治体との協力」に難を抱えているのです。

 

秋田県・秋田市からの「サッカースタジアム構想」への協力が空手形になっているようにみえるので…蚊帳の外にいると感じてしまうのです。

 


www.youtube.com

 

「秋田新サッカースタジアム構想」のスタートが問題

そもそも、「スタジアム構想」の始まり方が悪い。

 

サッカースタジアムが欲しい理由は、チームがクラブの想定を超えて強くなってしまったから…。

チームがJ2までとんとん拍子に昇格してしまったので、クラブの成長が間に合わなくなってしまった。

 

インフラにせよ、地方自治体もJ1規格スタジアムまで想定していなかった。

 

「サッカースタジアム構想」の全ては、関係各位の想定外からのスタートだったのです。

 

www.titiseityou.work

 

「秋田新サッカースタジアム構想」は、安定した秋田政治がネック

「秋田新サッカースタジアム構想」は、地方自治体的にちょっと特殊。

 

甲府などと違い、安定した県政・市政の上で進められてきました。

だからこそ、政治家がクラブを選挙の出汁にする必要もない…

その為に地方自治体のクラブに対する考え方が劇的に変わらない。

 

政治に変化が見えないことが、他の自治体にはない秋田の特殊なポイント。

 

そんな政治状況下で地方自治体がやる気を感じられない理由は…

秋田県の「面子」を潰してしまった事と秋田市が「お金」の工面をできていない事。

 

構想の経緯を辿れば、まずは秋田県の「面子」を秋田市が潰してしまった事。

これが秋田県のやる気が感じられなくなった大きな要因です。

 

つまり、計画を推進するエンジンとなる地方自治体の協力が乏しい状況なのです。

 

 

ja.wikipedia.org

 

ブラウブリッツのスタジアム問題に対し、秋田県は2017年度に新たなサッカースタジアム整備を念頭に置いた検討委員会を設置、2018年1月に「多機能・複合型スタジアムを新設する必要がある」「建設場所は秋田市の中心市街地エリア」「全天候対応の開閉式ドームが望ましい」といった趣旨の提言をまとめた[33]。ただし、秋田県知事の佐竹敬久は2018年1月の定例記者会見で、費用面や技術面の課題を指摘してこの提言に難色を示し[34]、さらに3月の定例記者会見では、商業施設などを備えた複合型施設とする案について「地方では成功しない」と述べ、否定的な見方を示している[35]

この状況を受け、秋田県では2018年5月にブラウブリッツ秋田のホームタウンである秋田市、男鹿市、由利本荘市及びにかほ市と秋田商工会議所で構成する「新スタジアム整備構想策定協議会」を新たに設置。八橋運動公園のほか、ブラウブリッツが主導する『「スポーツモールAKITA」を核とした街づくり構想協議会』が候補地に挙げた秋田プライウッド本社・工場跡地(秋田市川尻)、および大学法人側から申し出のあった秋田大学敷地(秋田市手形住吉町)の3か所を候補地として検討を行う。建設主体については「基本的には行政、とりわけ秋田県と秋田市が中心となって進めるべき」との意見でまとめられたが、建設場所については八橋運動公園を適地と推す声が最も多かったものの、利用者の多い第2球技場(スペースプロジェクト・ドリームフィールド)と健康広場が使用できなくなることから管理する秋田市の賛同が得られず、浸水想定区域内にある秋田プライウッド跡地、敷地が狭い秋田大学敷地を含めていずれの候補地にも問題があるとして、最終候補地を取りまとめることができなかった[36]

秋田県は秋田市と共同で、協議会で挙げられた問題解決のための調査研究を実施。八橋運動公園への整備に難色を示す秋田市に対し、秋田県はスペースプロジェクトドリームフィールド(第2球技場)と健康広場付近にスタジアムを建設した際の代替施設として、「県立向浜運動広場野球広場(秋田市新屋町こまちスタジアム隣接)に両施設を一体的に移転する」、「移転が予定されている秋田市文化会館敷地(八橋運動公園向かい)に健康広場を、県立新屋運動広場(秋田市豊岩、旧東北電力新屋ラグビー場)に第2球技場をそれぞれ移転する」という2案を示した[37]が、市は代替施設候補地の要件として「サッカーのピッチが確保可能な広さと形状であること」「八橋運動公園との一体性、利便性が確保できること」「津波浸水想定区域外であること」「敷地所有者らの同意が得られること」の4要件を提示、秋田市は秋田県の提案がいずれも「要件を満たさない」として提案を拒否する意向を示している[38]

2019年12月3日、新球技場をスペースプロジェクトドリームフィールドと健康広場付近に建設して、かつその人工芝競技場を八橋運動公園に移設した場合の既存施設の移転先の候補地として、スペースプロジェクトドリームフィールドを天然芝競技場に転嫁したうえで、あきぎんスタジアムを人工芝に張り替えて整備するか、秋田県スポーツ科学センターを解体・整備したうえで新たな球技場を建設する案を秋田県が提案したことが分かった[39]。しかし、秋田市長の穂積志は2020年1月10日の記者会見で「(協議会が想定した)3カ所とも課題を抱え困難だ」と話し、協議会の提案を否定した上で、老朽化に伴い移転・建て替えが検討されている秋田市卸売市場(秋田市外旭川)の跡地を「有力な候補地の一つと思っている」と述べた[40]

2020年5月、秋田県は新型コロナウイルス感染症による影響で税収減少が見込まれることを理由にスタジアム建設を先送りすべきとの見解を示した[41]

2021年1月5日、秋田市長の穂積志は新年祝賀会の席上、秋田市卸売市場(外旭川)を規模を縮小して建て替えた上で、余剰となった土地にスタジアム等を併設したいとする方針を示した[42]。県が資金拠出に消極的姿勢を示す中、秋田市は2021年11月定例市議会に市卸売市場の建て替えとスタジアム整備や先端技術を活用したまちづくり事業として、事業パートナーとなる民間事業者の公募に関する経費を計上した予算案を提出した[43]。卸売市場の再整備は市事業で行うものの、スタジアム整備等は民設民営で行うことを想定している[44]

しかし、2023年になってもスタジアム建設について具体的な整備計画が進んでいないとして、Jリーグはスタジアム新設を前提とした特例2を利用して交付しているJ2以上のライセンスを2024年シーズン以後は交付しない可能性があることを示唆している[45]

 

単純な流れは

・クラブ主導のスタジアム構想など3案を提案 → 秋田市が拒否

・秋田県がさらに2案を提案 → 秋田市が拒否

・秋田市が「秋田卸売市場跡地」を提案 → 民設民営を前提にしているために整備計画を塩漬け

・Jリーグからクラブライセンス見直しを通達 → 来季はライセンス承認したが、クラブと地方自治体に危機感を煽る

・秋田市が「秋田卸売市場跡地」を見直し示唆 → 11月頃基本計画策定(今ここ)

 

まず、「地方自治体の面子」。

秋田県としては何度もスタジアム構想を提案し、秋田市に拒否された経緯があります。

秋田市が進める「秋田卸売市場跡地案」に対して、秋田県はやれることを提案したし、後は秋田市でどうぞって感じになっています。

有り体に言うと、秋田県にやる気が感じられません。

 

そして、「お金」。

秋田市には「お金」がない。

秋田県にも協力してほしいけど、もうスタジアムに関しては消極的。

だから、秋田市はスタジアム建設を民間企業に任せたい。

そこを担保してくれる企業が探したけどいない。秋田市としては整備計画を進められない。

この状態で塩漬け…。

 

さらに、秋田市が基本路線であった「秋田卸売市場跡地」の立地自体を見直し示唆。

これは秋田県と秋田市のいざこざが原因。佐竹県知事が「秋田卸売市場跡地」の地盤の脆さを指摘。これを秋田市が認めて、立地見直しを示唆。

 

Jリーグはクラブライセンス見直しを示唆して危機感を煽ったけど、11月の話し合い次第では「白紙」もあり得るじゃないかな?

 

これで県政や市政が安定してないなら、スタジアム構想を選挙の対抗候補者に売り込む事もできるのですが…。

 

この状況で、どうやってサッカースタジアム構想を推進できるのかな?

「沖縄」と同じくらい無理筋じゃないかと…。

 

この流れであれば、「ブラウブリッツ秋田」がリーダーシップをとって、資金を用意してくれる企業を引っ張ってくる感じなんだろうけど…その気配はないし…。

 

いろいろと書いてきましたが…

構想をぶち上げてながら、どこもやる気がないように思えてくるから不思議。

 

今の状況で「ブラウブリッツ秋田」が将来的にJ2に残るためには、スタジアム要件の緩和しかないような気が…。

 

www.titiseityou.work

 

【2023年11月追記】スタジアム建設着工目処は2032年!?

予想通りと言うか…

新スタジアム構想は迷走しそうです。

 

www.akt.co.jp

 

素案では、新スタジアムは卸売市場再整備の「余剰地」への建設が検討されているが、使用できるのが2032年とされている。 安井誠悦委員は「2026年に着工すると言っているが、これが10年後につくり始めることになれば、来年ライセンスが剥奪される。スケジュールをもっと縮める考えはあるのか」と市の考えをただした。 これに対し市は、工期の短縮の可能性を探りながら、今後もライセンスが交付されるよう新スタジアムの整備を進める考えを強調した。

 

9年後はさすがにJリーグも許してくれないよな…。

 

**************************************

ヴィッセル神戸に関するブログはこちらに沢山あります!

ぜひ、他のブログもチェックしてみてください。

 

にほんブログ村 サッカーブログ ヴィッセル神戸へ
にほんブログ村


ヴィッセル神戸ランキング