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こんにちは、おふと申します。
待ちに待っていた「WEリーグ」初年度参入クラブが発表されましたね。
今回は「WEリーグ」のお話をしたいと思います。
「女子」らしいサッカークラブを追及するなら、「商業主義」を前面に出そう
今回は「WEリーグ」への僕なりの提言を中心したいと思います。
というのも、「女子サッカー」については長年、人気定着の機会を逃していると感じているからです。
「WEリーグ」開幕は「人気定着」の再チャンスです。
次が来るとは限らないので、今回こそ成功してほしいものです。
WEリーグ初年度参入クラブは「11」
参入クラブの発表はサプライズでした。
なんと「11」という奇数クラブ。
という事は、毎節お休みするクラブがでてくるという事です。
なにかリーグとしての狙いがあるのかな?
不思議な選択をしたものです。
地域バランスを無視した「初年度参入クラブ」
初年度参入クラブは
- マイナビ仙台レディース
- 大宮アルディージャ
- ちふれASエルフェン埼玉
- 浦和レッズレディース
- ジェフユナイテッド千葉レディース
- 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- ノジマステラ神奈川相模原
- AC長野パルセイロ・レディース
- アルビレックス新潟レディース
- INAC神戸レオネッサ
- サンフレッチェ広島
参入クラブの選定は7月末までに入会申請していた17クラブの中から、リーグ理念への共感や財務基準の他、「意思決定者のうち少なくとも1名は女性にすること」「運営法人の役職員のうち50%以上を女性とすること」といった独自の条件に沿って審査が行われた。
特に「財務基準」を重視したらしいです…
でも、地域バランスがめちゃくちゃ悪い。
- 北海道 0
- 東北 1
- 関東 6 (うち、埼玉3)
- 中部 2
- 関西 1
- 中四国 1
- 九州 0
- 沖縄 0
埼玉3…。
大阪と名古屋、福岡にクラブがない時点で、全国的な盛り上がりという面では、もう厳しそうな気がしています。
大衆が「女子スポーツ」に求められているニーズ
以前、「WEリーグ」をブログに取り上げた時に「アイドルサッカークラブ」というのはどうですか?と提言してみました。
今でもその考えは変わらなくて、その方針でクラブ運営してくれないかなと思っています。
その根拠となるのは「女子スポーツ」と「アイドル」に親和性が高いと感じるからです。
「スポ根」と「アイドルグループ」の親和性
批判を承知して書きますが…
みなさんは「女子スポーツ」になにを求めますか?
- 高い競技力
- 緻密な戦術
- 強靭なフィジカル
そういうのは「Jリーグ」があるので、
たぶん「女子スポーツ」にそれは求めていないのではないでしょうか?
僕が考えるに求められるのは「ストーリー」です。
「女子スポーツ」を題材にした代表的なアニメ「アタックナンバー1」のような「スポ根」。
男子でも良いのですが…
女子の方が「憧れの表舞台」と「日常の切磋琢磨」でもっと人間関係が激しそうな気がします。
この「スポ根」と親和性が高いのが「アイドルグループ」。
例えば、「AKB48」。
「総選挙」を筆頭にグループ内で切磋琢磨し、キャラを確立していく彼女たちのやり方を「WEリーグ参加クラブ」に置き換えたら、人気でそうじゃないですか?
彼女たちも「根性」で這い上がってきたアイドルグループです。
指原莉乃さんのような「下剋上上等」のキャラクターなら全国的な人気も狙えるかもしれません。(プロレス的な映し方で!)
そのような日常のポジション争いをフォーカスして、毎週「DAZN」で特番を組んでもらう。
バレーボールの二の舞にはなるな!
一応、釘を刺しておくと、
「WEリーグ」の選手をアイドルに仕立てることが重要です。
「スポーツ」と「アイドル」というのが親和性が高い事は以前からわかっていて、コラボ企画が多く実施されてきました。
その中でも悪名高いのが「バレーボール日本代表」と「ジャニーズ」のコラボです。
「ジャニーズ」の有望株グループを「バレーボールワールドカップ」のサポータに起用していたコラボ企画
- バレーボール日本代表にとっては「観客動員数」を確保できる
- ジャニーズにとっては「有望株クループ」のお披露目会として使える
という「win-winの関係」が当初は築けていました。
でも、改めて考えてみると、バレーボール日本代表にとっては「一時しのぎの観客動員数」なんですよね。
長期的に視たら、全く意味のないコラボです。
それなら、「バレーボールの選手」自身がアイドルになった方が良いのではないでしょうか?
そんな機運はあったのですが…一部の選手のみでうまくいきませんでした。
「アスリート」としての矜持がそれを許さなかったのかもしれません…。
見本にしたいのは、ラグビーニュージーランド代表の「ハカ」
「ストーリー」で世界中のラグビーファンを魅了するのは「ニュージーランド代表」。
ヨーロッパのチームに対抗し圧倒してきた代表の歴史という魅力もありますが、今回紹介したいのは「ハカ」。
ニュージーランドのハカをV字ラインで取り囲むイングランド代表|ラグビーワールドカップ2019
去年のワールドカップでも、「ハカ」を踊るニュージーランド代表をV字体形で取り囲むイングランド代表というハイライトシーンがありました。
「WEリーグ」の参加クラブには、ぜひ、この「ハカ」を取り入れて欲しいのです。
もちろん、「ハカ」自体を取り入れるのではなく、試合前にホームチームが「クラブ独自のダンスを躍る」という儀式を取り入れてはどうでしょうか?
歌の上手い選手が在籍しているのなら、アイドルのように歌ってもいいと思いますし、「ハカ」のように相手チームを挑発するようなダンスでもいいですし、ファンを喜ばすようなあざといダンスでもいいと思います。
それが「クラブのカラー」になれば、キャラが立ちます。
「女子サッカー」の文化が日本に定着してないなら、今なら好きなことができると思うのです。
(Jリーグで「ハカ」をやると、非難を浴びるだろうなぁ…浦和レッズみたいな硬派なクラブがやればカッコいいのになぁ)
ヨーロッパの女子サッカーが強くなり、なでしこジャパン優勝時みたいな「女子サッカー」人気を定着させれる偶発的チャンスは今後訪れないと思います。
だからこそ、「WEリーグ開幕」というチャンスを…「商業主義」に徹したファンのニーズを意識したクラブ運営でモノにしてほしいと思います。
※「WEリーグ」にアイドル商業主義を導入したらどうかというのは、僕の妄想です…言いたかったのは「ファンのニーズ」が競技性にあるのかをしっかりと考えて運営してほしいという事です。
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